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建築士会全国大会 京都大会

12月8日から京都で行われた表記大会に行ってきました。翌日は桂離宮や修学院離宮、詩仙堂、西本願寺など、翌々日は宇治平等院と伏見稲荷大社を見てきました。
また伏見の料亭で食事や、祇園の散策や食事を楽しみました。

やっぱり京都はいいですね。

桂離宮
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平等院
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寺田屋
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祇園 白川沿い
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富岡製糸場

1日から草津温泉や軽井沢、そして世界遺産の富岡製糸場を旅行してきました。その中で一番印象に残ったのが富岡製糸場の修復現場。国宝の西置繭所が現在保存修復中で見学コースがあって見ることができます。

世界遺産で国宝の修復工事ともなるとここまでやるんだという驚きがいっぱいありました。
そのひとつが仮設足場の養生シート。工事は大きな建物をすっぽりと覆う、鉄骨でできた素屋根がかかっていて建物周囲には足場がかかっています。なので工事中は建物の外観は見えないはずなのに、見えてます。
最初全然気づきませんでした。

見学コースへ向かう途中から。正面に見えているのが修復現場です。
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当たり前に綺麗に外観が見えてます。その隣のガラスが入ったところが見学スペースらしいです。この作りもすごくカッコイイ。まるでモダン建築です。とても仮設の見学用施設に見えません。

でも近づくにつれてなんか変な感じがしてきました。何が変なのかはわからないけど、なんか変なんです。
で結構近づいてからわかりました。

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なんと外観だと思っていたのは足場にかけられた養生シートだったのです。養生シートに外観をプリントしてぴっちり張っているのです。上の写真をよ〜く見てください。

ほんと驚きました。ここまでやるんだという。

見学施設内部には色々展示もあっていちいち感心してきましたが、内部は写真撮影禁止なので写真を撮れなかったのと、日曜日だったので工事が行われていなかったのが残念でした。

男鹿水族館 GAO

もう一つのブログ、アトリエ105のブログに秋田県の新築住宅に対する補助金「ウッドファースト」についてアップしました。
こちらもご覧ください。

五社堂の後友人が行きたいというので男鹿の水族館にも行ってきました。友人は家で金魚を飼っていて、魚類好きなんですね。

ゴールデンウィークで晴れてたので多くの人が家族連れで来てました。60過ぎのオヤジ二人で水族館というのもなんだか・・・笑

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男鹿赤神神社 五社堂

長いゴールデンウィーク終わりましたね。今回はめずらしく暦通り5連休しました。さあ今日からまた頑張ろう!

男鹿半島の赤神神社 五社堂へ行ってきました。まえまえから行きたいと思ってましたが、麓の駐車場までは行っても、そこから山を登るのに今まで躊躇していけませんでした。今回は秋田市の古くからの友人を誘って、ようやく行ってきました。

まずは鬼が積んだという石段。いままではこれ見て登るの辞めてた。(軟弱)
結構な勾配と、石が荒々しく、まさに鬼が積んだようなラフさに息を切らしながら登りました。

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そして、国の重要文化財に指定されている五社堂。五棟の入母屋造りの社殿が並んで建ってます。屋根は板葺き。
資料によると現在の社殿は江戸中期の1710年に建てられ、平成10年に平成の大修理がされたようです。
柱には繋いだ跡がありました。

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山形県金山町

9月26日、27日と私が事務局を務める「近くの山の気で家をつくる会・大館」のメンバーで山形県金山町の視察に行きました。金山町は今から30年も前に金山スギを使った金山型住宅で街づくりを始め、その姿勢が現在も続いているという非常に稀有な町です。私は今から20数年前にも大館市の市役所の方や建築士会のメンバーで行ったことがあり、その時に金山型住宅で100年かけて街づくりをすると聞いていましたが、その後どうなったかなあと思っていました。そして昨年仙台からの帰りに通ってみて、未だ続いていることにびっくりして、ぜひいろんな方に知ってもらいたいと思い、今回「近山の会」の研修旅行として計画しました。

ただ見るだけでなく、当時から現在までの状況を聞きたくて、少ないメンバーでしたが町役場の産業課の方にお願いして説明を受けました。

以下はその時にパワポの資料から。
現在の人口は6,200人(人口ピークは昭和25年 約10,300人)農林業を主要産業とする典型的な中山間地の農山村。
昭和59年に街並みづくり100年運動
昭和61年街並み景観条例制定
現在の交流人口(観光者数)約17万人

産業課の丹さんは金山は決して観光地ではないと話してました。確かにこれといった観光施設等があるわけではありません。にもかかわらず年間17万人もの人が来るという事実。

金山型住宅は、金山スギをを使った家づくりですが、伝統的な素材を使用した昔ながらの家づくりを提唱しています。外部に今風なサイディングなどは用いないで、スギと漆喰で仕上げることを基本としています。サイディングボードに塗装でそれ風に仕上げるのはダメかとの話もあるそうですが、ブレーンとなっている東京芸大の先生たちに絶対ダメだと言われているそうです。
つまり、現在の一般的な住宅はそれを形づくる材料のほとんどが中央のメーカーに依存しているのを、左官屋さんや建具屋さんといった地元の業者でつくることによって、一般的なハウスメーカー住宅では町内に落ちるお金は2割程度と予想されるが、金山型住宅では8割5分ほどが町内の業者に落ちると予想されるそうです。

その結果、昭和61年から平成27年までに景観助成金の支出状況を見ると、助成件数の累計が1,584件、助成金の累計が238,823千円、事業費の累計が93億を超えるとのこと。金山型住宅を作り続けてきた結果その93億の85%程度が地元に還元されたと思われるそうで、これこそが街づくりによる産業の活性化に結びついているそうです。

産業の活性化と街並みづくりが同時にできてしまう仕組みです。
現実的には現代の家づくりの気密性や断熱性なども考慮に入れないといけないので大変そうですが、町民の理解を得ながら進んで行っているようです。

はじめに町役場で産業課の丹さんから説明を受ける。
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典型的な金山型住宅の景観
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林寛治さんなどの建築家も関わっての街づくりなので、金山型でありながら素晴らしいデザインの建物も点在する。
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通りの整備も素晴らしい。町内を縦横無尽に流れる水路も景観に取り入れている。
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ホキ美術館と海岸美術館を見て

もう4月。年度の切り替えの月ですね。我が娘も千葉で働き始めました。新入生に新入社員、それぞれ不安と期待のなか過ごしているのでしょうね。

こんどは美術館の展示を見ての話ですが、ホキ美術館は写実主義の絵画です。まるで写真のごとく・・いや写真以上にリアルかもしれません。ちかよってディテールを見ると筆の跡もあり明らかに絵画ですが。
いや〜凄いもんだと思って、次の日浅井慎平さんの海岸美術館です。

こちらは写真が絵画のように扱われています。娘曰く、わけわかんなくなった。・・・しかり!

札幌雪祭り

4日から6日まで札幌に行ってきました。目的は札幌の高性能住宅の見学などの研修でしたが、ちょうど雪祭りが始まった日だったので、ちょっとだけ見てきました。

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