勝った
ある自治体で行なわれた建築のプロポーザルに提出していたのが、今日我々のが採用されたと連絡がありました。
この年末のぎりぎりで、もう年内の発表はないと思っていたのですが。
いやほんと 超ウレシイ!

建築のプロポーザルとはいわばコンペみたいなもので、コンペはプランや外観などかなりシビアに検討して提出し、それはそのまま実施されることが前提だけど、それだとコンペ参加者に相当な負担をかけるために只というわけにいかず、参加者や勝者に対して報酬が出るのが普通だ。それだとコンペを行う側も出費が痛いので、もっと簡単に、これまでの似たような施設を設計した実績(これを同種実績という)などを提出させ、合わせて簡単な提案を出させて、まずは設計者を決めて、具体的には決まった設計者と煮詰めるというのが、プロポーザルというものです。

今回は内容がほとんどコンペでした。 まあそんなことはどうでもいい。
とにかく、来春に向けて幸先のいいスタートをきれそうです。
2008/12/26(Fri) | 建築のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
雪で・・・
とうとう降った雪で実は、困ってしまってます。工事中だった谷地町の家もうすぐ完成ですが、まだ完全ではありません。なので、写真が撮れていません。写真は天気もいい時に撮りたいし、と思ってももう引き渡しなのでこの雪が恨めしいです。

下の写真は数日前に撮った外壁の写真です。写真のグレーの部分はこの辺りでは多い屋根の立て平葺きというのを外壁に用いたものです。一般的にはこういった外壁を造った場合屋根との取り合い部分に破風などといったものがごちゃごちゃと付くんですが、それがいやでスッキリ納めるために少々工夫してます。まあ、誰も気づいてはくれないと思いますが、設計屋のちょっとしたこだわりです。
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ホームページのトップをクリスマス仕様にしました。
2008/12/22(Mon) | 建築のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
構造見学会のお知らせ
秋田県から無償提供を受けた梁桁を使った「谷地町の家」の構造見学会を行います。

日時 11月15日(土)16(日) 10:00〜16:00
   説明会 両日14:00〜14:30

場所は大館市谷地町
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谷地町の家の現在
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内部では断熱材も施工が進んでいます。
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2008/11/13(Thu) | 建築のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
谷地町の家の断熱
工事中の谷地町の家の断熱工事があっというまに進んだ。大工さんは昨日の日曜日も出て作業を進めていた。
アトリエ105の建築では断熱は基本的に新住協のやり方で、グラスウールを使用している。

谷地町の家の壁の断熱材
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屋根断熱にはこの下の写真の200mmのグラスウールにさらに100mmのグラスールを足して計300mmとなっている。
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その他、和室はどうしても真壁としたかったので、発泡系のネオマフォームの66mmを使用した。
少々壁と屋根の断熱のバランスが悪いけど、計算上はQ値1.6でまあいいか。本当は外壁の外側に付加断熱をすればいいんだけど、建築の良さは断熱性能だけでないので、これでよしとした。

2008/11/10(Mon) | 建築のこと | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
新・陰翳礼讚
陰翳礼讚は谷崎潤一郎の有名な(建築系には)日本の空間を描いたエッセイだが、こちら「新・陰翳礼讚」は日本の照明デザイナーのトップの石井幹子(いしいもとこ)さんのー美しい明かりを求めてーという石井さんのこれまでと、照明で出来ること、あかりのもつすばらしさを書いたものだ。

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照明デザイナーなる職種があるとは、もしかしたらご存じない方も多いと思う。なにしろ、その仕事が照明なので、夜の仕事とも言える(いや仕事するのは日中だろうけど)。とにかく暗くならないとその仕事の結果が現れないので、一般的にはなかなか認識されないかもしれない。でも、その照明の成し遂げる効果は大変なものがある。石井さんは各地でライトアップのプロジェクトをやっているが、ライトアップで事件をおこしているのだ。
本の中で紹介されている、東京タワーをライトアップして東京の新しい名所にまでしてしまったのも、石井さんだ。

本の中で、日本の伝統的なあかりのすばらしさ(家の中では障子から差す明かりや祭りのあかり)を再認識させ、今の日本の照明はピーカンに明るすぎると言っている。これは住宅の照明に限らず、事務所もレストランもだ。

確かにその通りだと思う。とくにレストランや飲食店で明る過ぎて興ざめなところが多い。
また、自分で設計する住宅の照明ではほんとに悩む。間接照明でやわらかく室内を照らして、本を読んだりするところにはフロアスタンドでなどと思うのだが、テレビを見るのが一家団欒という生活スタイルではテレビよりも明るくしなければならないし、そんな美しい生活シーンを望まれる建て主にもなかなか出会わない。アトリエ105で設計した住宅では上清水の家が割とうまくいったと思う。

大館で誰でも体験出来る間接照明の好例は樹海ドームのトイレだ。男子側では小便器の上の壁にグレア防止の板がついた簡単な蛍光灯と大便器ブースの建具の上に組み込まれた蛍光灯だけで、室内全体がちょうどいい明るさとなっている。今は省エネのために壁の蛍光灯は半分消されているが、それでも十分な明るさだ。アホみたいだけど、さすが伊東豊男事務所だとドームに行くたびに感心して見ている。

石井さんの名前は相当昔から知っていた。もしかしたら学生時代にはもう名前を聞いていたかもしれない。ということはもう30年以上前ということになるが、大阪万博のいくつかのパビリオンを担当したとのことだから、オレが学生時代にはもう日本の第一人者だっただろう。
東京芸大を卒業後北欧やドイツ、アメリカで修行をつんで日本に戻り、当時日本の建築で照明をデザインするという(いや照明でデザインするかな)ことがなかった時代にその分野を切り開いて来た方だ。大館を見てライトアップする気になるだろうか???。
2008/11/08(Sat) | 建築のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
建て方
谷地町の家の建て方が昨日から始まった。今日は2階の屋根の下地が出来ていた。手前側が南で軒が南へ1.2mと大きく出る。夏の日差しを室内に入れないためなのだが、多少の雨でも洗濯物が濡れずにすむ。
垂木(屋根の下地)は2x4用の材料で38mmx235mmある。そのままだと軒先の高さが大きくなってスッキリしないので、軒先部分を薄くするため、垂木を斜めにカットしてある。
2階の真ん中にある青いボードは構造用面材。

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以前も書いたけど、この家の柱や梁はすべて地元のスギ材だ。特に梁材は秋田県からプレゼントされたもの。その条件として見学会などして秋田スギの普及に努めなければならないので、いずれ構造の見学会をします。
その時はまたブログでお知らせします。
2008/10/30(Thu) | 建築のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
梁・桁検査
谷地町の家で使用する梁などは、秋田県の梁・桁プレゼント事業により45万円分秋田県からプレゼントされた物を使用する。21日はその梁材の検査だった。県から担当者が来て、製材所で全数乾燥度などチェックしてもらった。場所は大館北秋田森林組合の大館工場。

これが、プレゼントされた秋田スギの梁材。スギの梁材は一般の工務店などはいまだほとんどが米松を使っていると思う。当方で設計する住宅はほとんどが秋田スギだ。スギは木目が綺麗なので本当は表しで使いたいけど、そうなると柱も真壁で表しにしたくなるが、デザイン的に好まれない場合もあって、今回は梁を表しにはしていない。でもこの梁を見ると隠してしまうのがもったいないな〜と思ってしまう。

これが谷地町の家で使用される秋田スギの梁材。
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含水率計をあててみると、なんと11.3%。
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ちょっとほんとかいなという数値だけど、他をあたってもだいたいこんな感じ。まあ内部はもっとあるだろうけど。

以前はスギの人口乾燥は難しいと言われていたけど、最近は技術があがって、こんな大きな梁材でも人口乾燥するようになった。しかも高温で短時間ではなく減圧してゆっくりやるので色もあまり黒くならない。
環境を考えると天然乾燥が一番なのはわかるが、時間等のことを考えれば人口乾燥も致し方ないと思う。

このブログを見ている人も家を建てる時は地元の材料を使ってもらうよう工務店やハウスメーカーにお願いしたらどうでしょうか。そうやって環境に考慮したり地元業者を応援しましょうよ。

2008/10/22(Wed) | 建築のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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