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完成見学会

上町の家の完成見学会

 10月7日・8日 の予定で    

  行ないます。

詳しい案内は詳細が決まりましたらまた、このブログで
お知らせします。

(ホームページは当分の間更新出来なくなりましたので、当面お知らせ等は
このブログでおこないます。)

*なぜ更新出来なくなったかと言うと、今このブログを書いてるのは事務所にあるPowerMac(PM)。ホームページは普段家で使ってたPowerBook(PB)。それこそソファに座って膝の上で書いてました。PMはOSがMacOS9でPBがMacOS10.2.8。使ってたホームページ作成ソフトはMacOS10以降のOSでしか動かないのです。PBは今トラブルでデータ取り出しを依頼した東京の専門業者に行ってます。
なので、ホームページはいじれないのです。おれにはHTMLの知識もないし。
余談でした。
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上町の家塗装

今日は「上町の家」の内部、杉板張りの壁のワックス塗を、太田君と二人でやった。なぜ設計事務所で施工までやることになったかと言うと、新しい材料について塗装屋さんから難色を示されたからだ。塗装屋さんは一般的に刷毛で塗料を塗る。これに対して自然系のワックス等は布で拭き、再度拭き取りしなくてはならないものが多い。それが面倒だと言う。
今回内部壁に指定した塗料は秋田県角館のそのだ工芸で造っている昇華オイルという植物系ワックスだ。だいたい自然系の塗料というとオスモカラー、リボス、プラネットカラーなどドイツの製品ばっかり目につく。どうもそれが気になってた。で、昇華ワックスはなんと秋田県で造っているという。以前、我家のテーブルに塗ってみた塗料だ。あの時はサンプルを取り寄せてやってみた。サンプルといえどタップリの量を送っていただいた。
え~いそんなごちゃごちゃ言うなら、オレ達がやってやる。シロウトがやっても簡単なところを見せれば、次回からあれこれ言わないだろうと。そんな気持ちでやることになった。
二人で、午前中1時間半。午後3時間てとこか。作業はいたって簡単。ウエス(ボロ布)で拭くだけ。ただ目地が凹んでいるため、そこが少々面倒だったし、塗料も多くくいこんだらしい。平面的な面積は25平方メートルもないが目地分で1.5倍ぐらい塗った感じだった。

塗った昇華ワックス 500ml
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作業する太田君。
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パソコン2

奇跡は起きませんでした。PowerbookG4はうんともすんとも言ってくれません。まいった!
みなさんもバックアップは頻繁に。ある日突然死はやってきます。あ~あ、ふ~、ため息ばっかり。

パソコン

ホームページを作ったり、このブログを書いているノートパソコン(PowerBookG4)が起動出来なくなった。もしかしたら内蔵HDDがクラッシュしたかも。
今は普段仕事で使っているPowerMacG4でこのブログを書いてる。
どちらももう古い型で多少の不安はあった。でも使用頻度から行って最初に壊れるのはPowerMacG4の方だと思っていた。
最近異常に遅くなってなんかヤバいな-と思っていたし、普段使用している図面を書くソフト(CAD:VectorWorks)でフォントの切り替えが出来なくなって、今日仕方なくソフトの再インストールしようとして、一時的にファイルをPowerBookに保存した直後、再起動してしまい起動し終わる前に蓋を閉じてスリープ状態にしてしまった。この作業途中での再起動やスリープといったことが引き金になってしまったようで、その後は?マークのアイコンが出るだけ。OSの再インストールを試みたり、修復ソフトをつかってやってみたりしても、まったくダメ。
大変なことになったみたい。バックアップはここ半年以上とってなかった。なにしろ古い型なもので書込みスピードが恐ろしく遅い。だから面倒になって普段バックアップを取っていなかった。
ホームページや、膨大な量の写真(亡き妻の写真や子供達の写真、仕事の等数千枚)のデータ類がすべてなくなったかもしれない。ショックで寝込みそう。
しばらくはホームページの書き換えが出来なくなりました。明日奇跡的に復活しますように!

明日からは大館最大のお祭り「神明社祭」が始まる。各町内から山車や神輿が出て市内を巡行する。山車は主に旧商店街の町内から、神輿は主に子供神輿で住宅地の町内が多いが、やはり山車が魅力的なので、住宅地の町内でも次第に山車を出すようになってきた。僕の住む「南が丘町内」は子供神輿だけど、でも盛り上がりは山車には負けていない。毎年子供会が中心になって準備を進めるが、今年ももう十日も前から毎夜大人たちが社務所に集まり、いろいろ準備しながら、飲み会である。僕も子供が小学生の時には子供会の会長になった時もあり毎夜いっていたが、妻が逝ってからはお祭り当日に参加するだけにした。
子供神輿といっても重い神輿をかついで市内をぐるぐる巡り歩くのでかなり大変だ。神輿を担ぐのは子供は中学生が主体になる。小学生ではちょっと大変。そして大人。どっちかというと、大人の方が多く担がなくてはならない。大人は各区町内の社務所を通るたびに酒をふるまわれるので、暑さと重さと疲れと酔いでふらふらになる。

姉歯元建築士

の公判が始まりましたが、以前この問題が出た05年12月ごろ、このブログで姉歯元建築士は誰かにしつこく鉄筋量を減らせと言われて始めたんじゃないのかなと書きましたが、違ってましたね。まったくひどい話です。金欲しさだけであんなこと出来るんでしょうか。
まったく信じられません。いったいどうやって償わせるんでしょうか。死んだって償えません。マンションの住人やホテルのオーナーなどハラワタ煮えくり返ってるでしょう。
おかげで建築士法の改正等も出てきて、なんの関係もないおれたちにまで影響は及んでます。
こっちは良い建物、お客様に喜ばれる建物を造りたくて、いただいた設計監理料そっちのけで時間を掛け、あれこれ悩んで、スケッチしまくって、そうやって一つづつ作り上げていくのに、姉歯のような人間のために、建築士全体がおかしな目でみられるようで、なんとも腹立たしいです。

悲しいことに、悪いヤツ、ロクデモナイヤツほど儲かるようにできてる世の中です。

階段

「上町の家」の階段造りが始まった。おそらくこの住宅で最もめんどうな部分だ。階段の段の巾に合わせて、厚さ6cm巾30cmの丸い穴を開けた無垢の杉の板が取りつくのだけど、この丸い穴の開いた6cm板がその上の2階の廊下部分の床も支えていて、階段の下ではその巾にあわせて収納の扉も付くため、精度と構造的な頑丈さも要求されるやっかいさだ。この穴の開いた板は無垢の杉板の為、多少反っていたり、節があったりして、穴を開けるだけでも相当大変だったらしい。設計する方は絵に描くだけだから簡単だろうが、作る方は大変だぞといつも言われる。でも、相当なお金を掛けて造られる、世界でただ一つの家のためにデザインされた世界でただ一つの階段があってもいいじゃない。
いままでも、いろいろ大工さんには面倒をかけてきた。苦労しても出来たものがよければ、造った大工さんも「いいな!」と言ってくれる。
この家は生活が2階で行われる。疲れて家に帰ってきて、薄暗い普通の階段だったらやれやれどっこいしょと上がらなければいけない。そこをなんとかしたかった。

下げ振りで通りをキッチリして。
段板はタモ集成材。蹴込み板(縦板)は杉
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段板と蹴込み板の取りつく部分を掘り込み。大工さんはナガタさん。
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何度も合わせては微調整する、アキラさん
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だんだん上がって行く。この階段はナガタさんとアキラさん二人で造って行く。
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