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ASJイベント

27日28日とASJのイベントへ参加してきました。
沢山の方が見に来てくださいました。とはいえ、まあ雑誌などのメディアで有名な納谷さん兄弟が目当ての方が沢山いたようで、僕のブースは少し寂しいものもありましたが、でもいろんな方と知りあえて、刺激を受けて、いい勉強になりました。

会場の様子はこんな感じ。

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住宅建築展

明日と明後日は秋田市の拠点センターアルベでASJの建築展だ。前に秋田からはおれ一人だけと書いたけど、いつの間にか三人増えて秋田から四人になってた。秋田「家」倶楽部の今井さんと木曽さんも参加で、なんかホ!。
詳しくはこちら

大学で一緒に学んだ(遊んだ?)秋田の友人からチラシにお前の顔が出てビックリしたと電話があった。大館じゃチラシは入ってないのでいったいどんなチラシなのやら。

秋田市の皆さんよろしく。他の方々のばっかりじゃなくおれのも見てよ!

でもまあ、いつものことだけど結局全く準備が出来てない。どうせ建築展に参加するんだったら、もっとちゃんとしたのをださないとな。

おっといつの間にか12時過ぎてた。明日明後日じゃなくて今日と明日でした。

iMac

知り合いの工務店がiMacの24インチを使っていると聞いたので見てきた。

でかい!
 
A3の用紙が原寸で見れる。イメージとしてはA2の用紙サイズぐらいある感じ。
だいたい図面は住宅に限らず最低A3用紙で、ついこの間まではA2サイズが標準だったと思う。最近はプリンタの手軽さから住宅だったらA3サイズも多いようだけど、アトリエ105では今でもA2サイズで描いている。当然パソコンの画面では原寸では見れないので出力時には原寸だが画面の表示は縮小して見て描いている。だから図面全体を見ると細部が見えなくて、何度も拡大して描いては全体表示に戻すということを繰り返す。
これがいちいち拡大しなくても全体がそのまま見れるんだから、24インチ スゴイ!

でもマウスと目の動きは格段に大きくなるだろうな。ちょっと疲れてしまいそうな気もする。使ってる本人はそんなことないと言ったけど。

もう一つ、最近のMacはインテルプロセッサになったが、なんとMacでWindowsが動く。これも起動して見せてくれたが、マウスが動かなかった。WinだとMac用マウスを認識出来ないのかな。あとキーボードも配列が違うのでWindows用のキーボードも買ったと言ってた。
MacとWinのいいとこどりすればパソコン的には一番いいのだろうけど、キーボードやマウスをその都度とっかえるっつうのもなんだか面倒そう。

なんでおれがMacを使い続けるかは実はキーボードにあったりして。テンキーにコンマや=がないのがどうにも納得がいかないのだ。‥‥どうでもいいことだけど!

歴史に学ぶ

昨日秋田県建築士会北秋支部女性部会のセミナーがあり、大館市立博物館館長の板橋範芳さんの、大館市域における集落の変遷についての講演がありました。

いや~面白かった。話は古代の遺跡から見て、大館地域に何時ごろどこへどんな集落が作られていったかといった話だったけど、氷河期からの地球の気候の変異と密接に結びついての、縄文期の人の生活や、弥生から古代、近世にいたる集落が形成されていった過程が絵のように想像できて、実に楽しい講演でした。

歴史といえば年号を暗記する学問でちっとも面白くなかった。だからまったくだめだったのですが、歴史を学ぶ最初にこんな話を聞いていれば、もっと歴史に親しみを持って学べたんじゃないかと思いました。

展示会

秋田市で行われるイベントに参加することになりました。
ASJ(アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社)によるイベントです。
日時、開催場所は
1月27日・28日 秋田市拠点センターアルヴェ(多目的ホール)です。
詳細はこちら

時間がある方、ぜひどうぞいらしてください。

でも参加する建築家は、僕を除いて県外の方々になってます。なぜ?
納谷さん兄弟は今年度の秋田の住宅コンクール最優秀賞をとった中央で活躍する建築家。
その他神奈川県と大阪から1名、宮城県から2名、青森県から1名になってます。
なんかさみしいです。正直 なんか 出る場じゃなかったかな と。

まあいいや。田舎もんは田舎の建築を見せるだけさ。田舎の建築だってデザインばっかりじゃなくていろいろ考えてるんだヨ。地域経済のこととか、山のこととか、雪国の建築とか。‥‥‥とはいえ、世の中見た目99%だかんな。プレゼンがムズカシイ!。

1月9日

今日は亡き妻の誕生日。生きていれば48才です。下の子がケーキを買ってきました。もちらろんお母さんの分も含めて4個。子供たちにとっても忘れられない日なのだということを改めて知らされます。普段は屈託なく明るく過ごす子供達ですが、やっぱりいつも思ってるんでしょうね。
ところで、僕も花を買ってきましたが、生花だと思って買ってきて家でよく見たらなんと、造花でした。
生花と一緒の場所に全く同じようにセロハンでカバーをしてたので店では気がつきませんでした。
見たことのない珍しい花だなとは思ったのですが、可愛かったのでよく見ないで買ってきてしまいました。
長女には「気がつけよ!」と言われてしまいましたが、あれじゃあ皆絶対間違うって。
はっきり言って造花は好きではありません。だから仏壇にはいつも生花を飾ってます。でももったいないので買ってきた造花も飾りました。

暖かいお正月

昨年とは打って変わって暖かい正月です。外にも屋根にも雪が在りません。昨年の今日は大雪が降りました。昨年1月4日のブログと 昨年1月5日のブログ

今日の我家の南側(写真はクリックすると拡大します)
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どう考えても異常です。ただおかげで灯油代は少なく済んで助かります。

この日差しが家の中にガンガン入ってきて暑いぐらいです。我家には南の開口部に面してブロックの壁がありますが、その壁に日が当たります。
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このブロックの壁は、日射や地下にあるストーブの熱を蓄熱させるためのものです。
このブロックの表面温度を小さな温度計で測ってみました。なんと32度もありました。
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ちなみに外気温は+3度でした。
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ブロックやコンクリートのような材料は蓄熱性が高いため、外気温とともに室温が低下してもすぐには温度が下がりません。このタイムラグが室内の温熱環境をゆるやかなものにして、暖房の灯油消費を抑えてくれます。

ただ室温が完全に下がってしまった場合は逆に冷蓄熱材となりますから、室温がなかなか上がらないことになります。

31日から2日まで実家で過ごしたため、まる二日家を空けました。二日の夜に帰ってみると室内の温度は15度になっていました。我家の暖房は地下のFFストーブ一台ですが、そのストーブを焚いてもなかなか暖まらず、結局その夜は16度ぐらいまでしかなりませんでした。次の日また朝からストーブを焚いてもなかなか暖かくならず、20度を越したのは夕方になってからでした。我家の場合年に一度、お正月だけこういうことになります。
でもまあ、15~6度あれば寒くてどうしようもないわけでもないし、床も冷たいわけでもないので、全く生活に支障はありませんが。

蓄熱性は何もコンクリートブロックなどに限ったことではなくて、家全体のモノに蓄熱されます。ただ直ぐに熱くなったり冷めたりしやすいものとゆっくりなものがあって、コンクリートブロックなどはゆっくりでそういったものを蓄熱性が高いと表現します。

それにしてもこの気候はなんでしょうか。昨年は大雪今年は今のところ暖冬。なにか
地球が人間に警告を発しているようです
真剣に環境のことを考えないといけないのではないでしょうか。

07年お正月

一年の計は元旦にあり ということで紅白見てから近くの神社に、娘たちと初詣でに行ってきた。で、祈願は家族皆の健康と仕事がたくさん来ますように でした。
今年は事務所開設15年目。節目だ。自分の建築の方向性をはっきり定めて進むべきだろうと思う一方で、分かりやすく直線的な一方向の考えだけではないはずで、複雑で多様な思想を受け入れていくべきだとの思いもある。

一日付けの秋田魁新聞の年始評論に姜尚中さんが今年を虚から実への転換の年にと書いていたが、その中に国の在り方を美醜の情緒的な判断で割り切るような物言いでは、世界も日本もますます貧しくなっていくだけだ。むしろ、世界の複雑な仕組みを受け入れ、その多様性に応じて具体的な交渉や妥協を粘り強く展開し、極端に走らないような自制心や中庸のバランス感覚が働くような世界であってほしい。とあった。

これは建築にもいえることのような気がする。例えば住宅ではオール電化の住宅は暖かいといったような、わかりやすい言葉は実に虚であって、実態はもっと複雑で考えるべき問題を含んでいる。それを家や建物を建てる方たちに粘り強く説明して納得してもらわないと、本当の意味で環境にも人間にもやさしい家や建物にはならない。
少しでも実践していきたい。