昨年とは打って変わって暖かい正月です。外にも屋根にも雪が在りません。昨年の今日は大雪が降りました。
昨年1月4日のブログと
昨年1月5日のブログ今日の我家の南側
(写真はクリックすると拡大します)
どう考えても異常です。ただおかげで灯油代は少なく済んで助かります。
この日差しが家の中にガンガン入ってきて暑いぐらいです。我家には南の開口部に面してブロックの壁がありますが、その壁に日が当たります。

このブロックの壁は、日射や地下にあるストーブの熱を蓄熱させるためのものです。
このブロックの表面温度を小さな温度計で測ってみました。なんと32度もありました。

ちなみに外気温は+3度でした。

ブロックやコンクリートのような材料は蓄熱性が高いため、外気温とともに室温が低下してもすぐには温度が下がりません。このタイムラグが室内の温熱環境をゆるやかなものにして、暖房の灯油消費を抑えてくれます。
ただ室温が完全に下がってしまった場合は逆に冷蓄熱材となりますから、室温がなかなか上がらないことになります。
31日から2日まで実家で過ごしたため、まる二日家を空けました。二日の夜に帰ってみると室内の温度は15度になっていました。我家の暖房は地下のFFストーブ一台ですが、そのストーブを焚いてもなかなか暖まらず、結局その夜は16度ぐらいまでしかなりませんでした。次の日また朝からストーブを焚いてもなかなか暖かくならず、20度を越したのは夕方になってからでした。我家の場合年に一度、お正月だけこういうことになります。
でもまあ、15~6度あれば寒くてどうしようもないわけでもないし、床も冷たいわけでもないので、全く生活に支障はありませんが。
蓄熱性は何もコンクリートブロックなどに限ったことではなくて、家全体のモノに蓄熱されます。ただ直ぐに熱くなったり冷めたりしやすいものとゆっくりなものがあって、コンクリートブロックなどはゆっくりでそういったものを蓄熱性が高いと表現します。
それにしてもこの気候はなんでしょうか。昨年は大雪今年は今のところ暖冬。なにか
地球が人間に警告を発しているようです真剣に環境のことを考えないといけないのではないでしょうか。