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疲れて帰ったらうれしいことが

今朝起きたらなんと雪が積もっていた。今日は所用があって仙台に行く予定だったので、なんでよりによって今日雪が降るの!もうすぐ4月だっつのうに、と思ってしまった。7時15分に家を出て、十和田インターから高速に乗ったが路面はシャーベット状。そしてなんと安代から花巻まで雪のため高速が通行止めになっていた。
安代から一般道に降りたが、ず~~~~~~~と渋滞。その上事故も2件あって、1件は安比を過ぎた下り坂で乗用車が大型トラックに正面衝突していた。乗用車の前部は大破していた。
花巻から再度高速に乗れたのは12時過ぎ。途中お昼とトイレで30分ほど休憩して、仙台に着いたのは2時過ぎ。なんと大館から7時間もかかってしまった。
仙台で2時間ほど打ち合わせをして、帰ってきた。帰りは雪もなく順調にこれた。

そして、家に帰ってみると、東京の建築家 石田信男さんから本が届いていた。
2ヶ月ほど前に石田さんから、今本を書いているんだけど、トリガタさんのやった住宅の写真と木組みの絵をよかったら使わせてもらえないかと言われ、どんな本かも考えず、喜んでデータを送っていた。その本である。

びっくりした。そして超うれしかった。
本の題名「家を保つ」 くうにるところにすむところ のシリーズで有名建築家が様々な視点から子供の目線で語る本で、今回の石田さんのでNo25になっている。

表紙(画像はクリックすると拡大します)
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この本の12、13ページに「家がすべて分解できた」と題する部分に一昨年出来た「白沢の家」の外部と内部の写真とその木組み3次元の絵が乗っている。この絵も白沢の家の設計のときに大工さんにわかっていただくためアトリエ105で作成したものだ。
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このシリーズは家について子供でも理解できるように平易な言葉と文章で書かれているが、それぞれの建築家の思想の根っこの部分と、家や建物の芯の部分が描き出されている、すばらしい本です。値が少々張る(1600円と1800円)のが玉にきずで、実は僕はあとNo 07の野沢正光さんの「地球と生きる家」しか持ってませんが、子供だけでなくぜひ多くの人に読んでいただきたい本です。
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GALLERY秋田「家」倶楽部

秋田市泉中央一丁目に秋田「家」倶楽部待望のギャラリーが今月31日オープンします。

土曜日の魁新聞に掲載予定の広告



秋田県の家が得意な建築家7人の常設ギャラリーです。
広告にもありますが、秋田の住宅コンクールの優秀賞、最優秀賞常連の集まりです。
今回はオープンにあわせほとんど全員が31日(土)4月1日(日)参加しますが、その後は人がいるのは土曜日だけになります。
でも連絡してもらえば平日でも案内できます。打ち合わせスペースもあります。

残念ながら、僕は31日はすま研の市民住宅セミナーがあって、秋田に行けません。4月1日(日)は朝から行きます。

大館の方はなかなか行けないでしょうけど、秋田市近郊の方どうぞ来て見てください。
今後は毎週土曜日各建築家が交代でギャラリーにつきます。
詳しくは秋田「家」倶楽部http://www.h3.dion.ne.jp/~ie-club/

すまいる研究会大館の第10回市民住宅セミナー

31日土曜日、私たちのすまいる研究会大館の春の恒例行事「市民住宅セミナー」が行われます。今回は10回目を記念して、新住協の鎌田教授に来ていただき講演してもらいます。

3月31日 PM1:00開場 1:30開演 大館市中央公民館
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新住協では一昨年よりQ値1の住宅を北海道から押し進めてきました。昨年よりここ大館にも出来始めています。当アトリエ105の「上町の家」もそうです。

講演ではきっとどうやったら地球環境にやさしい家作りが出来るかが話されると思います。
ぜひ来て聞いてください。

新住協岐阜支部研修会

3月19、20日と岐阜県の恵那市に行ってきた。新住協の岐阜支部の研修会の講師を仰せつかって、僕の設計した住宅の話をしてきた。そんなことでわざわざ岐阜まで?と自分でもかな~りびっくりだったけど、事務局の会沢さんからの依頼で、それじゃ断れない‥‥ので‥‥というより、はっきりいって喜び勇んで完ぺき観光気分でOKした。会沢さんからは岐阜の方々はとてもまじめでいい建物を造っているが、すこし設計事務所のデザインというのも見たらと言うことで、僕を推薦したとのこと。

研修会には25人ほどの人が集まってくれた。岐阜支部はテリトリーが広く、なんと山梨県や、三重県、静岡県からも来ていてこれまたびっくり。

話は新住協で数年ごとに行なわれる「私の街のすてきな家コンクール」の2回から4回までの優秀賞をいただいた住宅などと、最近のQ1(Q値1)住宅などを図面と写真を使って説明した。

終わってから懇親会をしていただいたが、そこで出された料理が、こちら大館では絶対食べない「へぼ」というもの。
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地中に巣をつくる「くろすづめばち」の幼虫だそうだ。そう聞くと え!と思うが、美味しかった。

次の日は岐阜支部の事務局をしている金子さんに恵那近くの観光地などいろいろ案内してもらった。金子さんは木KeyPOINT http://www.keypoint.or.jp/という木材市場やカネコという建設会社の社長さんで、大変意欲的にいろいろなことを実践されていて、車でいろいろお話を聞いたが、大変刺激を受けた。
車で回ったところ。

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妻籠
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妻籠脇本陣内部(いろりを炊いて、そこで説明してくれる。いろりの煙で格子から光が美しく射す)
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妻籠脇本陣3階(ここは、なんども来ている金子さんも初めてとのこと。左が金子さん)
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途中で金子さんのところで現在工事中の家も見せていただいた。
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そして最後に新しくできた金子さんの自宅。(居間)
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金子さんの自宅はQ値1ぐらいで、ほとんどゼロエネルギーハウスだ。床面にダイレクトゲインを受けるタイルを敷いていたりと、かなり実験的住宅でもある。

岐阜県東濃地区を車で走って案内していただいたが、風景がいかにも日本的といったらいいのか、現代的な変なデザインの住宅は少なく、伝統的なデザインを受け継いだ外観が多いのが印象的だった。ここではこれがデザインだと主張する住宅はないほうがいいように思った。
駆け足で巡った東濃でした。
それにしても、忙しい中金子さんにはなにからなにまで本当にお世話になりました。

シクラメンが咲いた

べつに今どきシクラメンが咲くのは珍しいことではないと思うでしょうが、このシクラメンはなんと、約10年ぶりに花をつけたのです。(画僧はクリックすると拡大します)

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いま花を開いたのは一つですが、下から一杯花芽を出してきています。

頂いた花ですが、数年は花をつけていましたが、ここ約10年は葉っぱばかりつけていました。葉っぱをだすのでずっと水やりだけはしてきましたが、あまりかまってやってませんでした。それが昨年11月と12月にシクラメンをもらったので一緒に水やりを頻繁にして、液体肥料をやっていたら、花を突けました。いままで水と肥料が足りなかったのでしょう。それにしても丈夫なものです。

我家の窓辺です。
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ゼラニウムなどは季節関係なく花をつけてます(シクラメンの奥に見える赤いのがゼラニウム)。ほんとうは休ませたほうがいいんでしょうが、なにしろ室内温度が冬でも17~8度から21~2度なので冬でも夏の花が咲いてしまいます。外は冬景色なのに。

今日は一日暴風雪が吹き荒れました。隣町の鷹ノ巣町へ行く途中の坂道でスリップしてもう少しで前の車に追突するところでした。かなりの数の車が数珠繋ぎになって走っていて急に一斉にブレーキを掛けたのですが、重い我がステップワゴンは止まりきれず、対向車側にはみ出して何とかしのぎました。前の方でスリップしてガードレールに突っ込んだ車がいたのです。お~~コワ!

雪です

今ごろになって真冬です。今年は1月2月も雪がほとんどなく、こんな状態にまっしろになったことはあまりありませんでした。

今朝の我家
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よく見ると雪は真っ白ではなく少し黄ばんでいます。黄砂でもまじっているんでしょうか。
それにしても、いまごろになってこんなにならなくてもいいじゃありませんか。体がすでに春バージョンになってたのに、寒さが染みます。

住宅の射程

タイトルの本を買った。なにしろ本の帯に 磯崎新 安藤忠雄 藤森照信 伊東豊雄 とあったから。あまりの豪華キャスト、このそうそうたるメンバーが住宅について語ってる? え ほんと? イソザキアラタが住宅?? そんな感じでよく見ないで買っちまった。

帰ってから見たら本の裏には「日本建築界をリードする4氏が贈る建築家を志す人への熱いメッセージ」とあった。 あらっ て ちょっとがっかりした。だってまさか52になっていまさら建築家を志すでもないし。

これはギャラリー・間の20周年を記念して行われた「日本の現代住宅1985-2005」展にあわせて行われたそれぞれの講演の内容が記されたものだが、それぞれの個性というかスタンスみたいなものがよく出ていて、面白かった。

詳しくはこちらhttp://www.toto.co.jp/gallerma/ex051201/space3.htm

それにしても建築ってなに?建築家ってなに と今さらながら思う。町の設計屋にはちょっとついていけない世界がある。

おれも一応建築を目指しているんだが、なかなか建築になっていないのは解ってる。でも彼らの言う建築もすさまじすぎて、なにか不安を感じてしまうのはおれだけだろうか。

3月58日

ジャン・プルーヴェについて調べていたらこんなのを見つけた。ここ
日時をよ~く見てください。


間違いはどこにでも、誰にでもあるのです。

で! いったいいつなの。

ホームページ

本家のホームページが更新できなくなって6ヶ月になる。以前にも書いたがデータをすべて失って、更新するには全て一から作り直さなければならないので、この際だからソフトも別のを使って全く違ったホームページにしようと目論んではいるが、なかなか出来ない。

実は理由はもう一つある。使ってるMacのOSが古くて、新しいソフトを買っても使えないのだ。でもってOSを新しくしようにも、ハード的には新しいOSを動かすには少々無理がある。つまり、ハードようするにパソコンも新しくしなくてはならないってこと。

このことはさらに、仕事で使ってるCAD(VectorWorks 簡単に言うと製図ソフト)もバージョンアップをもう何年もやってなくて、今使ってるのはVer9.5で今回Ver12.5へのアップの案内が来たが、これもバージョンアップするには、やっぱりパソコンも新しくしなくてはならない。

経済的にはと~ってもキビシイガ、そんなこんなで悩みにナヤンデ、iMacの20インチを買うことにした。

それにしても同程度の能力のパソコンだったらWindowsのは半分以下の値段ですむ。仕事で使うにはWinのほうが圧倒的に有利だ。その他どう考えてもMacにする決定的な理由は見つからない。

ああそれなのにそれなのに、やっぱりMacにしてしまった。だって、子供達もMacでなきゃいやだって言うし~ ‥‥理由になっとらん‥‥ま 気持ちがあうとしか言えないね。