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私の街の素敵な家コンクール

新住協の住宅コンクールで優秀賞をいただきました。ありがたいことに第2回のコンクールから連続4回目の優秀賞受賞です。
受賞したのは昨年10月に完成した「上町の家」。一発勝負でこの一軒だけ応募していました。

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この家はたっぷりとした2台分の車庫をビルトインし、生活空間が2階の家です。特徴的なのは上下に配置された風除室とベランダで、格子戸で囲まれ開けたり閉めたりして生活を楽し装置として、また季節によって室内気候のコントロールにも役立つヒートチムニーになっていることです。

今回のコンクールでは最優秀賞、優秀賞共受賞者が増やされ、おかげで何とか受賞出来たように思います。それでも評価して頂き本当にうれしい。

秋田「家」倶楽部の西方さんは最優秀賞、嶋崎さんも優秀賞を受賞してました。みんな強力でそして良きライバルです。

このようなコンクールは実は設計者の力量だけでなく、建築主の要求条件や予算、立地条件そして設計に対する理解などで大きく左右される。だから本当は建築主にも賞を与えるべきだと思うのだけど、そこまでのコンクールにはお目にかかったことがありません。
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誕生日

昨日27日長女の誕生日をお祝いしました。本当は25日が誕生日ですが部活などの関係で昨日にしました。今日の料理は実家でマグロの中トロを持ってきてくれたので、それにあわせて、和風仕立て。娘たち二人でお寿司を作りました。(おにぎりではありません)
お寿司といっても普通の鮨酢ではなく、ロゼワインとレモン汁であえたワイン入り鮨飯をつくり、それにローストビーフやスモークサーモン、蒸し鳥とキュウリのあえものなどを乗せて、ちょっぴり洋風。

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子供達は楽しんでいろいろ工夫して作ってました。下の子が影でこそこそ何か作ってました。よく見ると、海苔で何か書いてます。「父の☆」とか「ははの」とかあります。

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普段とても明るく振る舞ってる下の子ですが、いつもお母さんのことを忘れないでいることを思い知らされ、ちょっぴりジンときます。19年前の長女が生まれた時のことを思い出してしまいました。

それにしてもこのマグロの中トロは美味かった。まさにトロけるようでした。

秋田「家」倶楽部セミナー

今日は「家」倶楽部の第1回目のセミナーでした。予想を大きく上回る人が来てくれて、大成功だったと思います。メンバーとメンバーのスタッフを除いて18人の方が来ていた。この中には今回のセミナーのスポンサーになってくれた企業の方も数人いましたが、それにしても会場となったギャラリーにびっしりでした。

まずは自己紹介。右から今井さん、木曽さん、西方さん、嶋崎さん。加藤さんは今日は所要があって欠席。
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今日は建築家、設計事務所とハウスメーカー、工務店との家づくりの違いなど、担当の今井さん、木曽さんが講師を務めました。

今日は僕は夕方から下の子の定期演奏会(吹奏楽部)があって、途中で帰ってきてしまいました。

次回は6月23日(土)に開催します。内容は「プランニングのあれこれ」。担当は加藤さんと木曽さんです。

ぜひお越しください。

体験学習

昨日24日は当アトリエへかわいい訪問者があった。比内中学校から体験学習で4人の生徒が来てくれた。我がアトリエへが毎年どこかの中学校や時には小学校の児童まで体験学習にやってくる。みんな建築のことなどに興味を持ったから来ようと思ったはずなので、こちらも真剣に対応しなければならない。将来の建築家がこの中から出るかもしれない・・・建築家でなくとも建築に携わるきっかけになるかもしれない。だから精いっぱいお相手をする。
昨日来た子供達の中には設計に興味を持ったからと言ってた子もいた。

体験学習の内容としては家の間取りについておおよその大きさなど学びその次に、自分の夢の家の間取りづくりをしてもらった。
作業に励む生徒たち
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ところで明日26日は秋田「家」倶楽部の第1回目のセミナーです。申し込んでなくともいいですから時間と興味があったらどうぞ。
担当は今井さんと木曽さんです。その他のメンバーも集ります。
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建築関連法改正

昨日は建築士法をおよび建築基準法の改正に関する説明会があった。一昨年世間を騒がせた姉歯元建築士の耐震偽装に始まってその後も何人かの不正が発覚し、今回の改正へつながった。
この改正は我々建築士には大変重大な改正である。いままで法律にのっとってまじめにやってきたつもりだが、しかし、なにしろ厚い法令集の隅から隅まで完全に理解している訳でもなく、また法の解釈の違いなどから、建築確認申請を提出してから訂正を求められる事はたびたびあった。これはおそらくほとんどすべての建築士にいえるのではないだろうか。建築は自由な形態であって、法の解釈のしやすいものばかりではない。だから設計する側と審査する側とで解釈が異なる事はたびたびである。
いままでは解釈が異なったりした場合は、その図面なり書類を訂正すればコトはすんだ。
しかし、今回の改正では原則訂正は認めないという。違った場合は最初から申請を提出し直しとなるとのこと。申請には審査する側におさめる申請手数料がかかる。これが、提出し直しのたびにかかることになる。この負担は誰がするのだろうか。建築主は建築士を信頼して任せたというかもしれない。いや間違いなくそう言うだろう。そうなるとその負担は建築士が請け負わないといけないのか。
確認申請は建築主が提出するものである。しかし、建築基準法などに詳しくない建築主に代わって建築士が代理人となって提出するのが一般的である。こうなると代理人にはなりたくないなあというのが正直な感想である。
確認申請の審査は審査する機関や人によってもさまざまで、ある人が審査した時は良くて、全く同じ内容でも違う人が審査するとだめだったりした。これからはそんな事がなくなるのだろうか。

この他にも確認申請手数料の値上げや、期間の延長といったことなども今回改正された。
いずれすべて建築主への負担となって行く事は間違いない。建築士だけの問題ではないのだ。

マウス

もちろん パソコンのマウスのことです。新しいiMacを使い始めてからもう2ヶ月ほど経つけど、マウスが居心地がわるい。マウスは無線のMighty Mouseを選んだのだけれど、ズシズシと滑りが悪く、思ったところにポインタがいかない。なにしろ図面をマウスで描いているので、かなり微妙にマウスを動かす。これが狙ったとことにぴたりといかないのだから、苛つく。
今このブログはソファに座ってひざの上にノートパソコンのPowerbookをのせて書いてるけど、ノートのトラックパッドのほうがまだポインタを自由に操れる。
Mighty Mouseがうまく動かない理由はきっと重いから。中に無線のための単三電池が2本も入っているので重い。ボタン電池とかに出来なかったのかよと悪態をつきたくなる。でもきっとそれなりの理由があるのだろうけど。
Powerbookで使うためにある別の小さなマウスもあるにはあるけど、スクロールが縦方向にしか行かない。Mighty Mouseは上下左右斜めでも全方向にスクロール出来るので、これは捨てがたい。特に図面を描いてる時にはあっちこっちマウスが移動して歩くので、このスクロールは一度体験したらやめられない。まったくなんでも一長一短があるものだ。
マウスパッドを変えたりしたけど、やっぱりだめ。

キーボードもワイヤレスにしたけどこっちは快適。邪魔な時は線がないからどこへでもほっぽっておける。
あと、iMac自体もまあ快適。場所を取らないのと、無音なのが最高にいい。

「家」倶楽部の記事

秋田県内6人の建築家でつくる 秋田「家」倶楽部のセミナーが5月26日から始まります。
その記事が秋田さきがけ新報に掲載されました。(4面)

セミナーは毎月第四土曜日 午後1:30から各建築家が持ち回りで行います。
場所は  秋田「家」倶楽部 GALLERY
第1回目は 5/26 建築家と家づくりの流れ  担当 今井、木曽
第2回目は 6/23 プランニングのあれこれ  担当 嶋崎 木曽
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と続きます。

ギャラリーとセミナーのパンフレットです。(クリックすると拡大します)
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横手の家地鎮祭

今日は早朝5時に家を出て横手の家の地鎮祭へ行ってきました。やっとここまで来たという感じ。本当は昨年のうちに出来るはずが、設計が遅れて実施設計がほぼ終わったのが昨年8月になってしまい、そのまま着工しても完成が冬になってしまうため、今春着工することになったのです。がいろいろ予定が合わず、結局今になってしまいました。設計が遅れた事は本当に申し訳なかったのだけど、やさしい建て主さんのおかげでここまでこれた。お金の事や権利ばかり主張する最近の世の中にあって、逆にこのような家族のためには良いものをつくらなくちゃと、気持ちが入ります。
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地鎮祭が終わって地縄張りで建物位置確認。
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映画 不都合な真実

連休最後の今日、秋田市のフォーラスで映画「不都合な真実」を見てきた。ようやく秋田にもやってきた。本は読んでいたが、実際アル・ゴアさんがどんな感じで講演をやっているか、また映像で見たほうがより分かりやすいのではと思ったから。やっぱり映像の方が印象に残る。

昨日の新聞によるIPCCの報告や今日の秋田さきがけ新報の社説でも温暖化対策について今こそ知恵が試されるとでていたが、結局アル・ゴアが6年も前から世界中で呼びかけてきたことがようやく今になって慌てふためいて取り上げられ出した感じがする。

それにしても、自分も含めてたったの11人しか人が入っていなかった。まあ娯楽映画じゃないのでしかたがないかもしれないが、それにしてもいかにみんな地球環境などには興味がないかあるいは自分とは関係がないと思っていると知らされた気がする。

この手の物は映画じゃなくてTVのドキュメンタリーで世界中に流したほうがもう少し影響力があるような気もするが、裏ではいろいろごちゃごちゃとした不都合なことがきっといっぱいあるんだろう。

でもみんなに見てほしい映画だと思う。そして、設計者としてずっとエコロジーな家づくりを目指してきたのは間違っていなかったと確信した。