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大館圏域産業祭2007

27、28日の両日大館樹海ドームで大館圏域産業祭があり、ことしも「近くの山の木で家をつくる会大館」では地元の秋田スギを使った3坪ハウスの組み立てと親と子の木工教室を行いました。

28日は快晴でドームも輝いてました。多くの人が詰めかけました。
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27日午前10時頃から組み立て開始。興味深そうに多くの人だかりが。
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そして、完成。大工さんが軒桁をダンダンダンとたたいて、
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餅まきにならぬ菓子まきを行いました。昨年同様沢山の人が。
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27日午後と、28日午前中(といっても2時過ぎまでになりましたが)「親と子の木工教室」を行い、これまた沢山の人が。こちら側のスタッフが足りず、てんてこ舞い。
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小学生の男の子達は自由工作で想像力豊かになにやらがんばって造ってました。
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出来てから記念撮影。将来大工さんや家具作家か、あるいはゲイジュツ家か。
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こんなかわいらしい作品も(かわいらしいのは作品より本人)
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それにしても昼ご飯も食べる暇もなく、作業台がないのでしゃがんでの体勢で数時間。いやはや疲れました。年よりにはきつい!
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国際芸術センター青森

今日はゼロダテの仕掛人中村政人さんにご一緒させていただいて青森芸術センターへ行ってきた。安藤忠雄の設計のこの施設はまだ見ていなかったし、なにより中村さんと行くと絶対に普通では体験出来ないなにかがあるはずと思いっていたが、その期待通りたっぷり3時間ほどかけてすべてキュレーターの方に案内していただいた。普通では絶対写真を写せないようなものまで堂々と写真を撮れたのも、中村さんと行ったおかげ。

エントランス部分
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すでに安藤建築である。右脇にわずかに見える飛び出しているのも野外作品。

RCのゲートをくぐると見えてくるのは木の格子で造られた「四季のアーケード」
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いくつかの野外作品を過ぎて林の中に展示棟が。いよいよ安藤建築との対面。
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エントランスの左右にギャラリーがあってそれを過ぎると円形の野外ステージと水のテラス。
エントランス側を見返す。
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現在「裏糸」の展示が行われているギャラリーA。
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ラウンジには沢山の芸術関係の本が。
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展示棟を過ぎて、創作棟へ。長い列柱が続きいかにも安藤建築だ。右側に見える屋根は宿泊棟。
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内部のワークショップスタジオ。ここで作品づくりが出来る。
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宿泊棟のダイニングルーム。ここで宿泊者は食事をする。食事は自炊で、右側の棚の奥にキッチンがある。
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ここはツインルーム。これで1泊?3,000ですと。安い。もちろんただの旅行者は泊まれないけど。
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なんとも贅沢な至れり尽くせりの施設で、こんな事業が出来る青森市はすごい。

大茂内の家

21日は秋田県振興局のスギ体験ツアーがあって、午前中はスギの枝打ち体験を矢立峠付近で行い、午後からスギを使用した家の見学会ということで、アトリエ105で設計監理した「大茂内の家」の見学に30人ほどが訪れた。この家は昨年3月に完成してもう1年以上も住まいとして使われているので、全部をお見せすることは出来なかったけれど、メインの黒々とした大黒柱や差し鴨居のある居間や板張りの座敷などを見ていただいた。みんな一様にすごいねーと感心して見てくれ、スギの床に関して隙間が空きませんかとか、吹抜けで暖房は大丈夫かと行った質問があった。
この家はちょっとデカ過ぎてあまり参考にならなかったかもしれないが、でもこのような民家を簡単に潰して今風な家を建てるばかりでなく、こんな方法もあるんだということが少しでも分かってもらえればいいんだけど。

横手の家

13日土曜日横手の家の現場へ行ってきた。現在軸組と外側付加断熱の工事中。
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構造的な柱や梁との接合部の金物の使用状況や、使用材料が設計通りかなど詳しくチェック。
柱1本1本チェック。ホールダウン金物。これはTANAKAの15kN用の製品で認定品なのでOK。
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その他の柱も引き寄せ金物が必要な柱を上下とも確認。結構下には金物があるけど上になかったりする。
これ柱の上の引き寄せ金物
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下の引き寄せ金物
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この住宅の断熱は柱の間に120mm充填の他に外側に45mmの付加断熱がある。Q値は1.37で最近の新住協のQ1住宅からは少し劣る。換気が3種なので、換気を熱交換型にするとQ値1近くまでなるが、あえて3種の換気にした。理由はあるが言わない。
黄色いのが付加断熱。
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大工さんは地元の方で、このような高断熱住宅は慣れていないようだけど、指示したことにはキチンと対応してくれる。いろいろ細かいこと言うけどよろしくお願いします。

ドアの塗装

今日事務所のドアの塗装をした。築12年以上過ぎ外部の色がすっかり落ちてグレーになっていた。
これが塗装前。
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これはこれで悪くないと思うのだが、一般的には薄汚れてみっともないと見られてしまうかなと、塗装してみた。
下の方にわずかに前の塗装が残っている。前はサドリンという塗料。
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内部はいまだにキレイ。
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塗料は木地が見えるはずのものなので、このまま塗ったんでは下のグレーが出てしまって塗った意味があまりないので、サンダーを掛けてみた。もとの木の色が出てきた。だけど手で掛けてみたがあまりに大変なので、ディスクグラインターで研磨をしてみた。これが失敗。
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こんなにまだらになってしまった。
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でも時間がなかったし、めんどうなのでこのまま塗装した。
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う~~~む、やっぱし、ムラが。しかもグラインダーで削れてしまった後がみごとに見える。
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漂白剤かなにかで洗って、少し濃いめの色を塗るのが良かったんだろうな。でもこの塗料、ドイツの自然塗料で値段も結構する。設計事務所の役得でただで貰ってしまったので塗ってみたが、やっぱなんかそういうのって・・・うまくいかない。塗る前の方がまだ良かったような。まあ馴れるけどね。

AM3時30分

サイモントガーファンクルの歌に水曜の午前3時というのがあったが、それとは何の関係もないけど、今午前3時半になろうとしている。仕事?そう確かに仕事だ。頼まれた図面が思うようにはかどらず、出来たのが12時過ぎになってしまった。それはまあ、そんなに珍しいことでもない。問題はその後のプリントだ。A1サイズの大版での出力なのだが、これがつまずいた。最初の1枚めの最後カッターが入るときに(ロール紙なので、プリンターが用紙を切る)紙を引き裂いてしまった。これが悪戦苦闘の始まりだった。どうしたわけか同じ図面が何枚も出力され、リセットしてもまた同じ図面が出てきてしまう。同じ図面を3部ずつ出力するようにプリンターの設定をしたのだけれど、延々と同じ図面が出てくる。なにしろA1という大きな紙なので1枚出力だけでも結構な時間がかかる。3枚の図面3部ずづのたったの9枚出力するのになんと2時間以上もかかってしまった。あ・今ようやく終わった!
ふう~  ・・・紙は大量に無駄にしてしまったし、睡眠時間がなくなるし、・・まいった。
寝よう・・・・ 明日は6時に起きなくちゃ。睡眠時間たったの2時間ちょい。

国体ソフトテニス会場

大館の高館テニスコートで国体のソフトテニスが今日まで行われている。その管理棟などが大館市の設計事務所によるプロポーザルが行われ、当方のグループが選ばれ2005年2月に完成した。その使用状況などを見に行ってみた。コートの中間にあるシェルターはガラス面全面に真っ青な紙が内側から張られ閉じられていた。見えないようにしてあるってことは内部が物置状態になっているのだろうと思うが、設計時には雨が降ったり風の強い時の退避場所とのことだったので、サッシを全部外して使えるようにとか、いろいろ考えて造ったので、まさか本番で物置とは全くの想定外で残念な気持ちがした。また、管理棟も設計時にいろいろな机の配置など何度も検討しスペースを造り出したのに、役員控え室として少し使われているだけで、これもなんだかガッカリ。結局必要な部屋はみんなプレハブのコンテナを外にならべて使用していた。
まあ、これだけの大会ではもともと設備が足りないのはわかっていたので、仕方がないけど。
それより、天気も良く選手が気持ちよくプレー出来てなによりです。高校生や一般の人のボランティアの方も沢山いて、ほんとご苦労様です。知り合い二人も審判として手伝っているのに出くわし、びっくり。

熱戦が繰り広げられているコート。
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公園内にはでっかいテントが処狭しと造られ、選手控え室などになっていた。
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コートにすぐ近くにはテント村が出来て、休憩室や地元の物産、テニス用品など売っていた。
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休憩室の超大型テント。
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曲げワッパや地元の特産品も販売されていた。
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中心にどっかとありながら、人影まばらな管理棟
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プロポーザル時にはなかったが、市からの要求で2階の展望室をつけた。皇太子様が来るとかなんとか言われていたけど、階段に立ち入り禁止の文字があり使用されていなかった。2階からの眺めは最高なのに。
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この東屋が一番使用されていたかな。この設計はプロポ時の設計グループ「人まちデザインCLUB」
の中のやがわらさん。東屋というよりきのこですな。
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