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時間

長女は明日卒業式です。娘曰く「あっという間だったな~」二女もそうだよなと言う。とにかくあっという間に時間が過ぎていくようだと。二人して高校で青春生活送ったような気がしねえと言う。自分の時はそんなに早い早いと感じなかったような気がする。もう少し時間があったような・・・もう35年も前のことなので忘れてしまったが。この年になると時間が早く過ぎていくというのは分かる。でもまだ高校生でそんなに早い早いと感じるなんて、どこか変だ。

もしかして実は時間が早くなっていたりして。地球が太陽の周りを一周するのが、地球が一回転するのが早くなってるなんてことはないか。30年前の24時間が今は当時の時間からすると23時間ぐらいしかないとか。だから、平均寿命がのびているというのは、実は生きている長さは昔からほとんど同じで単に時間というモノがだんだん早くなって来て誕生日の数だけが増えたとか・・・・ね、あると思わない? だってホント時間経つのが早すぎるヨ
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昨日の記事の続き

昨日26日に行った「第三回ちかやまスキルアップセミナー」の様子をアップしようとしてタイトルを書いた後に別の仕事に取りかかったら、うっかりタイトルだけで送信してしまったようだ。
で続き。
こんかいの「ちかやまスキルアップセミナー」は秋田県立大学の板垣先生に来ていただいて、「秋田スギを使った永く住める家づくり」の話をしてもらった。

過去から現在そして将来の山の資源特にスギの状況から、なぜスギを使った家づくりを進めるのか、そしてなぜ中断面集成材を用いた「木ダボ」による半剛接架構のスケルトンーインフィル型の住宅なのかを丁寧に詳しく、そして解りやすく解説していただいた。
かいつまんで紹介すると

マサチューセッツ工科大学(MIT)がコンピューターモデルを用いて人類社会の未来を予測。1972年に「成長の限界」として発表。地球の資源と環境の有限性を強く警告。
1992年には「限界を超えて」として、持続可能性の限界を超えた現状を指摘した。

それによるとこのまま現在の成長を続けると2020年頃に限界を迎える。地球資源・環境を踏まえた技術開発、生産活動が必要。

社会のあり方を大量生産・大量消費から循環型社会へ変換しなければいけない。

建築生産のあり方も利便性追求とスクラップ&ビルドから省資源・省エネルギー、環境負荷物質の排出抑制、長期耐用型にしなければならない。

現在の我国の建築の現状は30年前後で建替えとなっている。これは欧米の半分以下。
寿命を100年まで延長し資源消費量を20%~40%削減すればCO2排出量を10%削減出来る。と紹介。

その後森林資源の有効活用について、じゃあ日本の木材資源はどうなっているのか、どう利用されているのかといったこと。そして長寿命化のために現在研究が進められ、実際に建てられている「木ダボ」構法によるスケルトンーインフィル型の住宅について、そしてスギの内装材を室内に使用した場合の効果、印象といった話があった。それについてはいずれお伝えしたい。

講演される板垣先生
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予想以上の30人ほどの方が聴講に来てくださった。少々固い話なので人が来なかったらどうしよう、あるいは会場が狭かったので入りきらなかったらどうしようと心配していたが、混み合った感じでちょうどいい人数でした。
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来てくださった方、ありがとうございました。

第6回東北ポテクニックビジョン

昨日と今日当事務所の近くの秋田職業能力開発短期大学校で東北にある職業系大学が一堂に会してこれまでの研究成果などが行なわれている。その記念式典で東大阪の(株)アオキの代表取締役 青木氏が講演を行った。青木氏は東大阪の決して大きはない町工場の社長さんだがチャレンジ精神旺盛でなんと同社をボーイング社の認定工場へ育てた人である。ボーイング社の認定工場では世界一小さな会社だそうだ。そして東大阪の町工場を盛り上げようと、メイドイン東大阪の人工衛星「まいど1号」の発起人でもあり、年内に打ち上げるそうだ。

演題は「ものづくり、この熱き思いを共に」であったが、まさに熱い思いのある方でそして人情味もたっぷりの人だった。大阪河内弁で面白おかしく話されたが、最後の方に紹介した人生を変えた本の紹介では思いがこもって涙しながらの話になった。そして若い人に自分の地域と学校に誇りを持たなければならないと訴えていた。

儲けるという字は信じ合う者ということ。信じ合う者同士が協力すればお金はついてくる。魂という字は心を鬼にして言うことと自説を訴える青木さん
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この講演の後にはロボット競技会があり、人間のリモコンで動くのではなく高度な制御方法によって自立して動きCDを運ぶのを競うものだったが、なかなか思うように動いてはくれなく、TVで見るより地味だけど難しそうだった。

そして研究発表では以前当事務所にオープンディスクで来ていた長内くんもランドマークシアターの設計について発表していた。

ちかやま第三回スキルアップセミナー

昨年に引き続き「近くの山の木で家をつくる会・大館」ではスキルアップセミナーを開催します。
今回は秋田県立大学 准教授の板垣先生をお呼びして「秋田スギを使った長く使える家づくりの話」として、半剛接架構をもちいたスケルトンーインフィル型木造軸組構法についてと秋田スギを用いた内装仕上材の特性と室内空間に与えるイメージについての講義です。
その他、もしかしたら秋田県立大学木高研の飯島教授も見えて、スギ談義に花が咲くかもしれません。
半剛接架構の話は西方設計さんのブログでもときどき取り上げられていた、湯沢の木曽善元建築工房で設計し現在工事中の住宅で採用されていると思います。実際の工事例として話が聞ければ嬉しいなと思っています。

スキルアップセミナーには一般の方も参加出来ます。無料ですので興味のある方は是非来てください。ただし、会場の都合により30人までとなっております。ご了承ください。
お問い合わせは アトリエ105 鳥潟まで(TEL 0186-43-5065)
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ホームページ

現在のアトリエ105のホームページトップはプロバイダー側で用意したもので、やっぱりこれはなんとかせねばと思い、昨日からあわててあたらしいHPをいろいろ練っているけど、いざとなるとトップは事務所の印象を作るものなのでいろいろ考えてしまい、進まない。そもそもずいぶん以前からいろいろ練っては来ていたが決めかねているのと、ホームページ作成ソフトのGoLiveを使いこなせないのが今まで更新出来ないでいた理由で、ここに来ていきなり作ろうったってすぐに出来ないのは当たり前なのだ。
だいたい高望みしすぎる(自分が)。最近のホームページをみてあんなのもいいなこんなのもいいなと思ったて、良いなと思うのは皆おそらくその道のプロが作ったものだろう。それと同じようなのをシロウトが出来るわけがない。最近はいろいろ簡単にプロ並みのホームページが出来るようなソフトも出ているが、まず、金をかけたくない。それとこれまでの経験から、簡単に出来るのは自由も利かないことが解っているから。
それで、前から持っているGoLiveを使おうとしているのだが、これがさっぱり解らん・・というか面倒だ。けっして簡単ではない。最近のMacにはiWebというHP作成ソフトが付いて来ているけど、これなんかまあじつに簡単だ。そしてなぜかそこそこかっこ良く感じる。ほんとうはこのソフトで十分なんだけど、最大の欠点は.Mac(ドッドマック)専用だという事。.Macはいわばレンタルサーバみたいなもので、料金も結構安い。AppleのHPでコマーシャルしているように確かに.Macへはあきれるぐらい簡単にHPをだせる。設定も何もない。

で、たった今作ってみた。.Macの60日間フリートライアルを利用して60日間だけ無料で使える。
これがいきなり使って数時間で出来た。どうだろう。

こちらをクリック 暫定アトリエ105HP

あろうことか!二題

あろうことか一つめ
このブログのホーームページとでもいえるアトリエ105のホームページが見れなくなっている。なんとプロバイダーのHDDがクラッシュしてデータを失ったとのこと 
~ そんあなことってあるの!もうビックリ。このブログでも何度か書いてきたけど、実はHPの更新H17年9月から出来ていない。作ったホームページのデータがこちらのパソコンのHDDがクラッシュして全部失ったからだ。それがこんどはデータの残っていたプロバイダーのデータまでなくなったとは。これで結局スッカラカンになったわけだ。とにかくHPを作り直さなくては。・・・・いつのことやら。
当面はブログで・・・っていままでもそうだったので、でもやはり残念だ。

あろうことか二つめ
大館の人は皆知っているでしょうが、つい先日ボヤを出した大館市役所のボイラー室でこんどは爆発だって。北鹿新聞
しかも、先日のボヤで点検整備してこれで大丈夫と運転再開したその日にまたとは。大丈夫か大館市役所。まあ今回もけが人もなく良かったですが・・・・

夢の美術館 世界の名建築100選後編

今朝はとてもいい天気だった。7時頃 朝日がサーっと差し、我が家の周りの雑木林が赤く輝いてとても綺麗だった。
080217朝 居間から見た景色


子供達が起き出して 食事時には明るさもずっと増してくる。我が家では毎日この風景を見ながら生活している。冬は寒くて嫌だけど、この景色は好きだ。

食事時 僕の位置から撮った写真
080217朝食時


ところで、昨日も先週に続いて世界の建築100選が放送された。昨日は出かけていたのでビデオに撮って昨夜と今朝見た。といっても夕べは女子スケートを見たのでほどんど今朝見たのだけど。安藤美姫の4回転見たかったね。残念。でも日本勢すごい。男女アベック優勝なんて。それにしてもスケートの放送はひどいね。男子も見たいのに全く放送されない。これって秋田だけなの?異常と言えるぐらい真央ちゃんだけ、しかも同じ映像をしつこく流している。くど過ぎて見たくなくなる・・・って話しがズレた。

で、建築100選の話しだけど、ここで取り上げられた建築はまさしくどれもすばらしいものばかり。その中で個人的にはやはり住宅に興味がわく。今回取り上げられたのは、リートフェルトのシュレーダー邸、コルビジェのサボア邸、ミースのファンズワース邸そしてライトの落水荘。ほんとにどれも近代建築の超有名建築だ。建築の設計に携わる者だったらほとんど誰でも知っているだろう。でも実はこうして映像で見るのは初めてだった。写真では見ていて知っているつもりだったけど、こうして映像で見るとさらに理解が得れてじつに良かった。

今から30年も昔、まだ学生だった頃、なんにも解らずファンズワースがすごいだの皆で話し合っていた。でも実は僕自身は密かにシューダー邸がカッコいいと思っていたのだ。でもシュレーダー邸の資料はあまりなく、課題の模型では別のを造った記憶がある。そう言えばあの時、提出期限をはるかオーバーして落水荘の1/20ぐらいのバカでかい模型を造ったやつがいたな。懐かしい思い出だ。

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外壁防火構造

の前に、またしても大館市で火事です。しかも、なんと、続く火災のため火災多発対策本部を設置したその源の市役所でボヤとは、なんて言っていいのやら・・・とにかく大事にならずにすんで良かったですね。
みなさん本当に火事には気をつけましょう。

今日のお題は外壁の防火構造についてです。
住宅など建物の外壁は地域によっていろいろなランクの防火性能を義務づけられています。準防火構造、防火構造、45分耐火構造、1時間耐火構造 などです。後の方がより火災時に強くなっています。町の中ではほとんどの場所で準防火構造以上が求められます。ただ敷地境界線から離れればそのような基準の防火性能を必要としない場合もあります。その他様々に事細かく建築基準法で定められています。

で、本題にはいりますが、当地大館では最近(というより相当以前からだと思うが)鉄板の裏に断熱材を貼付けた外壁材がよく使われます。(ギョウカイでは鉄板サイディングなどど言われています)値段も割とリーズナブルなのと凍害など起こさない、今はやりのデザインがあるなどが採用される理由だと思います。
その鉄板サイディングの大手2社の防火性能についてカタログをよーく見てみると、違いがある事が分かりました。業界では昔から非常によく耳にするメーカーです。
現在の建築基準法では外壁はそれ単体では防火構造の認定になっていません。外壁の材料とその下の材料、断熱材、室内側の材料などがセットで認定になっています。
これが相当ややこしい。カタログをじっくり目を皿にして読み込まないと分かりません。
どうややこしいかというと・・・とても説明しきれるものじゃないのですが、一端だけ。

例えば下地によって木造と枠組工法と不燃に分かれていて、木造でも断熱材充填の場合と外断熱にわかれ、さらに充填断熱でも通気工法と直張工法に分かれる。
そしてそれぞれが外壁材が単体でいいものもあれば、石膏ボードを追加しなければならないものもあり、断熱材もグラスウールでなければならないものもあれば、発泡系の断熱材も使えるものもある。そして屋内側は石膏ボード9.5mmのものもあれば石膏ボード12.5mmでなければならないものもあるし、合板4mmで良いものもある。
これらが商品一つ一つに組み合わせが異なって認定されているのだ。

これだけ複雑怪奇なものがまともに基準通り運用されているとは思えない。しかし、これだけの法律を国がつくったのならキチンと運用してくれないと、真面目に取り組んだものが損をする結果にならないとも限らない。

先ほどの大手2社、A社とT社。ほとんど似たような製品を出しているが、カタログ上だけで言うとA社は割と防火認定が取れている。T社は通気工法で充填断熱の場合ほとんどがグラスウールで認定をとっている。つまり内側からウレタンなどを吹き付ける工法では使えない事になる。
その通りに使われているんだろうか。少々疑問だ。

どんどん複雑怪奇になる建築基準法、一体誰が間違いなく正確に運用出来るんだろうか。確認申請を審査する建築主事は、こんな細かな認定までしっかりチェックしているんだろうか。

夢の美術館 世界の名建築100選

NHKBS2の午後1時からの表記番組を見た。全編8時間に及ぶ前半4時間、ぶっ通し4時間もTVを見るのは初めてじゃないだろうか。こんな題名の番組だったら建築に携わる者として見ないわけにはいかない。
古代の遺跡的な建物から近代まで幅広く紹介していたが、一つ一つはサラーっと流している感じでもう一つ突っ込みが欲しい気がしたけど、まあ時間の制約で沢山の建築を紹介するためには仕様がないね。
中には名建築だか謎建築だかわからないもの(以前このブログでもちょっと触れたシュバルの理想宮)も結構な時間を裂いて紹介していて、笑えたと言うか・・・のもあったけど。
それにしても人間の想像力や技術力ってすごいものだと感じた。今日のはほとんど相当過去のものだったが、現代では絶対出来ないものばかり。
番組で藤森照信さんも言っていたけど、名建築はその時代の盛り上がりが頂点に達した時にしか出来ない。その時代で何かが頂点に達した時にちょうど良く何かの才能も頂点に達するという幸運をものにしたものだけが創り得るものだろう。
現代日本建築では丹下健三さんの代々木体育館や東京カテドラルがそういう感じがする。安藤忠雄さんもそう言う意味で感じるものもあるが、どの作品かと考えてみるとあまりに造りすぎて突出したものが出てこない。住吉の長屋?・・六甲の集合住宅1がまあ・・かな。六甲の集合住宅2.3はあまり・・・光の教会も・・なんて見たこともなく、解りもしないで勝手な事を言ってますが、勝手ついで言うと、こうやって考えると安藤さんは未来に残る名建築は、もしかしたらないかもと思ったりしますね。
磯崎さん・・・? 伊東豊雄さん・・・その他たくさんのすばらしい建築家が日本にはいますが、この番組で紹介したような時代を象徴する名建築として後世に残る建築はと考えると、なかなかないですね。って偉そうに言える立場じゃないですね。

それにしても一緒に映る世界の街並が綺麗だった。特にフランスなど。気候が違うというものじゃなくて人の感性の問題のような気がした。日本人もかつては街並などに対してすばらしい感性を持っていたと思うが、今の日本の街並を見ると悲しくなる。

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火事2

火事とビニールクロスと死亡の因果関係が気になって、ネットで調べてみましたが、公的機関による明確な因果関係については確認出来ませんでした。自然素材を売りにしているハウスメーカーなどのホームページやブログにはビニールクロスは火災時に有害ガスを発生するので危険というような記述がみられます。実際のところはどうなんでしょうか。
いろいろなところで検証はされているんでしょうが、公には出せないのかもしれませんし、はっきりとした因果関係は見いだされないのかもしれません。
ただ、石膏ボードについては表面のビニールクロスは燃えてもボードは残るので有効だとの記述はありました。 →→→マンション火災の調査と復旧

大館で起きた昨日の火災も、6日の火災もどちらも近年増築が行われたようです。ということは壁や天井に石膏ボードにビニールクロスが使われていた可能性はあります。ただ昨日の家ではお年寄りの方が亡くなっていますので、そこが増築された部分かは不明ですので、なんとも言えませんが。

石膏ボードにビニールクロスが日本でこれほど使われるようになったのはやはり、便利で安価だからでしょう。それに建築基準法もかなり影響していると思います。
例えば外壁材の防火構造を得るのに内部に石膏ボードを使うように規定されている場合が多いのです。不燃材や準不燃材という記述ではなく石膏ボードと記述されています。石膏ボードを壁に使ったらそのままというわけにもいかず(アトリエ105で設計した住宅ではそのままというのもありましたが)必ず何らかの化粧をほどこします。それには壁紙が一番手っ取り早いのです。塗装だと下地のボードを相当キチンと施工しなければなりませんし、例えば何かの補強のために合板などを一部に使うと、そこのテクスチャーが変わってしまったりで全部同じようにするのに大変な手間がかかってしまいます。壁紙だと表面を覆い隠すので多少下地が悪くてもなんとかなります。そして、壁紙の中で圧倒的にビニールクロスが普及しているので(紙壁紙などもありますが)今家を建てたり、増築する場合には石膏ボードにビニールクロスとなるわけです。

別にビニールクロスが悪いと言う話しではないです。ただ、最近の火災では死者が多いように感じ、もし万が一自分の設計した建物で火災になってもせめて死者を出さない設計にしたいと思い調べてみました。

いづれ、現在の消防法では火災報知器の設置が義務づけられています。電池式で簡単の取り付けられそれほど高価な物でもありませんので是非設置することと、ストーブの上には洗濯物を干したり、近くに可燃性の物を置かないように気をつけることが必要だと思います。

アトリエ105ではこれまでも出来るだけビニールクロスは使わないような設計をしてきました。ただ、やはり予算などで使わざるを得ない場合もあります。それに自然素材系や塗装系は汚れなどに弱い場合もあり、将来改装する場合を考えてもクロス類は対応しやすいということもあります。今後も使用場所などを考えながら適材適所に材料を選定し火災にも強い建物づくりをしたいと思います。

火事

大館では1月末からたて続けに火災で人が亡くなっています。1月28日に一人、2月6日に幼い子を含む三人そして今日2月8日も二人の方が犠牲になっています。まことに痛ましいことです。いずれも深夜から未明にかけての火災で、そのために逃げ遅れたのだと思いますが、なにか最近の火災は死亡につながる率が高いような気がします。住宅の構造や仕上材に問題があるのでしょうか。

昔の住宅は壁がほとんどなく木の建具だらけでした。壁等の仕上材も木だったり、塗壁だったりです。それに比べて今の住宅はアルミサッシや樹脂サッシで窓の大きさも小さくなっています。引き違い窓でない場合もあります。壁の仕上は石膏ボードにビニールクロスがかなり多くなっています。今回火災に会った住宅がどういう造りだったのかは分かりませんが、死亡につながった原因を明らかにしてほしいところです。

現在の建築基準法では室内の壁に石膏ボードを使うように定められている部分が多々あります。石膏ボードは不燃性の壁下地材です。その上に貼るビニールクロスも不燃生のものがほとんどです。もし仮にこの壁がすぐに燃え出さないとすると、逃げ出す余裕もないほど燃える物はなんでしょうか。6日の火災は石油ストーブの上に干してあった洗濯物が燃えたのではないかと報道されていますが、それだけで死亡につながるほどの火災になるのでしょうか。あとはカーテンなどに引火したか。
いずれにしても、なにか現在の住宅の仕上材や、密閉した構造等になにか問題がありそうな気がしてしょうがありません。
消防でもその辺の解明をして指針などをだしていただきたいものです。

6日の火災の新聞報道や写真を見ると、2階が寝室や居間になっていて、2階は二間だけのようです。どちらの部屋にいても窓があるようでしたので、けがをするとしても2階から飛び出せば命だけは助かったような気もしますが、気も動転していたでしょうし、煙にまかれたのかもしれません。写真では窓に落下防止の手摺がついていたらしく無惨に壊れて映っていました。あそこから飛び出せば  残念でなりません。
ただただご冥福を祈ります。幼い子供達、どんなに苦しかったか、かわいそうでなりません。

↑上のタイトル変です

ちょっとタイトル部分変えようと思って環境設定を少しいじったら、変になってしまいました。
治し方がわからん! ・・どうしよ
しかたないのでしばらくこのまま。

MacBookAir

少し前に書いたが、APPLEの新しいノートパソコン「MacBookAir」には光学式ドライブもついていなくて、とにかく薄くて軽い・・・・そうだ。(まだ実物を見た事も触った事もない) 

思うのだけれど、これからもっと通信が発達して、いつでもどこでも携帯のようにネットにつながるようになってしかも超高速でデータのやり取りが出来るようになったら、ノートパソコンは端末としてキーボードとデスプレイだけみたいになって、あとはすべて自宅のパソコンにあるアプリケーションやデータを呼び出して使う。ソフトもそれぞれのパソコンに入れる必要もないし、データもどのパソコンにいれたか悩む必要もなくなるんじゃないか。MacBookAirはそんな時代を予感させるパソコンに感じる。
今このブログは居間のソファに座ってPowerBookG4を膝の上に乗っけて書いている。いつも思うけど、事務所のiMacとPowerBookはまったく同期していてほしい。というか全く同じ状態であるのが理想だ。そして、データは必ずiMacと外付けHDDに保存されている。そうすれば、突然死にも対応出来るし、なにより居間でもちょっとした時間で仕事の続きが出来るようになる。
遠からずそんな時代が来ると思うが。

それにしてもAPPLEは製品に対して理想をとことん追求する。・・MicroSoftの独占欲丸出し(Yahoo買収の話もあるし)とはえらい違いだ。
早く、実物見たいな。といっても買えないけど。とほほ   すごい完成されたデザインであることは間違いない。

前日のブログで機械に頼り、便利すぎる生活を非難してたけど、なんたる矛盾。言ってる事が全くあっていないなあ。

新住協全国一斉見学会

2日(土)と3日(日)は新住協の全国一斉見学会の日だった。  詳しくはこちら→新住協
大館でも新住協会員の工務店さんが見学会を行った。アトリエ105では展示場など持っていないので、まさかもう住んでいるお家の方にお願いして見学会をする訳にもいかないので、このイベントには参加しなかった。
このイベントは今新住協で進めているQ1ハウス(断熱性能が従来の約2倍の家)をアピールするもので、だからそれを最も実感出来る真冬に行うものだ。
で、同じ新住協会員がどんな家づくりをしているか、買い物がてら見学に行ってきた。
ふだんハウスメーカーや工務店の見学会などは行かないので、最近の工務店はどんなのを作っているかにも興味があったのだ。
でもって、やっぱりというか、驚いたと言うか・・・ まず、見学会だからかトイレのドアを開けてあったけど、そのおかげでトイレの前の廊下を通っただけで便器のふたがパカッと開くのだ。(知ってる?最近のトイレは近寄っただけで自動で便器の蓋が開くんだヨ。 )
もう一つ、引き戸が閉める時枠にバンとぶつからないで、戸が枠にあたる寸前でピタッと止まってそれからゆっくり自動ドアのように閉じる。だから、戸に指を挟まないし、バタンと音もしなくて「たいした評判がいい」そうだ。
トイレの蓋のことは知っていた。TOTOやINAXにもあるので。見学会場についていたのは松下電工のだったが、「アラウーノ」というやつだと思う。トイレ自体が洗ってくれるので掃除が簡単とのうたい文句の製品だ。
正直なところ、僕自身はこういう製品を使うのはかなり抵抗がある。そんなこと言うとお客さんが来なくなるかもしれないけど、・・・・なんか違うような気がする。
そこまで、機械にお世話にならないと行けないか? 戸を閉める音だって、人間がちょっと気をつければ済む事じゃあないの? 逆にそういった心配りが一つ家に住むのには必要じゃないの?
便利すぎる生活を創り出すにもほどがある。と思うんだけど。

グルグルスケッチアップ2

今日もしばし遊んでしまった。スケッチアップで。
参考書もなく簡単にこんなものは出来てしまう。
すごいぞ!スケッチアップ。
まさにこれは「三次元スケッチだ~」
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ちなみにこの絵の中央の外壁が茶色で一番小さいのは高校生の娘が作ったもの。いきなりでも出来る簡単さ。

もっとも細かい所はまだ造れないし、スケールも相当いい加減だけど、これがCADだとすべて寸法をいれていかなければならないので、図面が無いと描けない。その点このソフトはいい加減でも描けるので、ほんとうにスケッチするように三次元空間を作れる。
難点は、他のソフトに書き出せないこと。他のソフトでレンダリングするために、DXFなどで書き出すためにはSketchUp Pro を買わないといけないようだし、JPEGなどに書き出すことも出来ないようだ。・・・まだくわしくは解らないけど。
お客様は平面ではなかなか解りづらいと思うが、こんな絵だったらなんとなく理解出来ると思う。これが頭の中で考えながらあっという間に出来るんだから、どうせだったら、それをお客様のプレゼンに使えれば良いんだけど、・・・もうすこし勉強すれば方法があるのかな? いずれ 面白いソフトだ。

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グルグルスケッチアップ

仕事そっちのけで Google SketchUpにはまってます。困った。
うちではVectorWoksで3Dを作っていたのでそっちに慣れているので、以前から気になっていたんですが横目で見ていました。でもすごそう!これがタダで利用出来るってんですから、Googleはどうなってんでしょう。前もグルグルアースに縛られた期間がありました。



ああ 頭の中がグルグルだ。

首がまわらん3

いや~今日はだいぶ改善しました。首。まだ少し傷みはありますが、だいぶ曲がるようになって昨日とはまったく違います。昨日がピークだったんですね。首の痛み一つで気持ちが全く違います。たった一日でこれだけ違うんだから薬が効いたんでしょうね。医学は偉大だ。・・・はたして建築は偉大だろうか?意味不明

ところで(とまた全く別の話しへ持っていく)殺虫剤入ギョウザ、うちではギョウザは冷食食べてませんが、弁当のおかずに冷食を多用してます。今日のニュースを見たら、なんとロールキャベツが該当しているようです。すでに中身2個食べてます。今んとこ大丈夫なので、多分残りの2個も大丈夫とは思いますが、JTに送り返した方がいいんでしょうかね。
なんか全部安心出来なくなって、結局一番良いのは自分で栽培してそれを自分で作ることですが、それは・・やっぱり不可能。
食の安全は人類生きていくことの基本ですから、いいかげんに取り扱ってもらっては困ります。
でも、もう少し冷食に頼らない弁当にしなくては。ラクチンするために安易に弁当を考えていたことへの警告かもしれない。asamiさんをみならわなくては http://blog.livedoor.jp/asami122/