12日は家の故あって本荘市へ行ってきた。帰りは日本海沿いの国道7号を北上し陽春輝く日本海を見ながらのいいドライブとなった。そして昨日13日は仕事の故あって仙台市へ。二日間で1000Kmほど走った事になるが、年のせいか今日は疲れた。
で、以前から見てみたいと思っていた岩出山中学校を見てきた。と言っても時間がなくて外観だけ覗いた程度だったが。
岩出山中学は竣工が1996年となっているのでもう10年以上前の建物だ。設計は山本理顕。
風の翼と名付けられた大きな壁面が強烈な特徴となっている。
古川で高速をおりて岩出山へ向かう。
遠くからも巨大なウイングが見えてもう気分はわくわく。

校内に入ってみる。風の翼のウイングは思っていた以上に巨大だ。ウイングのこちら側が体育館で、ウイングの向こう側が教室棟らしい。

見学の許可をもらいたく玄関を探すがよくわからない。まさかこの階段を上がったところ?
階段を上ってみると見学の方はあらかじめ教育委員会を通して学校とスケジュールを合わせてと張り紙がしてあった。今日は20分ほどしか時間が取れないので今から教育委員会まで行ってられないので、事務室を探すが、わからない。まあ、建築家の作品にはよくあることだ。いかにも玄関ですというのは建築家は嫌う。
事務室を探しつつ、ウイングと教室棟らしき建物の間のガレリアのような空間へ入ってみる。人の気配がほとんど感じられず、もしかしたら休み?と思ってしまう。でも平日だし、まだ春休みでもないだろうし、変だなと思いつつ、どんどん中へ。
ウイングと校舎の間の上は開いている。雨や雪、風はまともに入ってくる。


教室棟の中を外から写真に撮ってみる

広々として壁からも屋根からも光が入ってきて気持ちよさそう。入ってみたいが、まずは事務室か教員室を探さなくては。
ガレリアの中にこんな水飲み場が。さすが、こんなものまでしっかりデザインされていて手抜かりはない。

ガレリア(勝手に名前をつけてしまったが)の中程に昇降口らしきものが。・・・ちいさい。しかも、これ下足箱?? だとしたら、・・・・よくぞ使いこなしている。

でも事務室も教員室もわからない。
裏に回ってみると

このまるいのはなんだろう。でも玄関はない。
そうこうしているうちにもう仙台へ行かなければならない時間となった。
帰ろうとしたら、職員の方がやってきて、・・・・おこられた! 場合によっては警察を呼ばなければなどと大目玉を食ってしまった。もう平謝り。
内部を見れなかったのは残念だったが、でも外観だけでも見れてよかった。
それにしても大館同様結構な田舎だ。そこに実現しただけで驚嘆だが、これだけぶっ飛んだ校舎が生徒や先生、地域住民にどのように受け入れられているのか、そこが知りたい。
仙台の仕事の用件のあと、もう一つ見たかったもの。MacBookAir。
1番町のAppleStoreへ行ってみた。あった!
想像以上にうすい。そして軽い。これでパソコンとしてのフル機能があるなんて、信じがたい。
大きなトラックパッドのマルチタッチも簡単に使えた。二本指でのズームや三本指でのページのめくりも。いまいち動きがぎこちなかったけど。
とにかく、細部までこだわりのデザインで、さすがApple。・・・・ほしい!・・・先立つものが・・・