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お役所仕事

先月6月18日に宮城県のある市に提出した建築確認申請がようやく降りた。でも、実は事前審査のために5月30日には提出していた。提出した市では事前審査をして、そこで不備や追加の説明をださせてから正式な受理をするようなシステムになっていた。ただし、今回提出した建物は構造規模から構造適合判定(通称適判)の対象のため、構造についてはさらに別の機関で審査を行うので、適判部分は正式受理後から審査となる。その審査で細部にわたっていろいろな追加検討を求められ、そのため何度か仙台市のその審査機関へ足を運んで、ようやくOKをもらったのが、7月17日だった。
この建物の施主側は引越の日取りをもう決めていて、もう時間がなかった。だから何度も早い審査をお願いしていた。・・・なのに、
適判の審査も終えたのですぐに確認申請が降りると思ったが、そうではなかった。

私は17日に仙台市の適判審査機関へ追加説明の書類を全部持っていって、そこでOKの印鑑を貰って、その足で確認を提出した市へその書類を持っていったのだ。そこで、あと数日で確認はおりますよねと聞いたところ、 なんと、その書類を市の建築主事が確認してまた仙台の適半機関へ書類を送って、それが戻って来てから消防へ書類がまわって消防の同意を得て、その後に主事が最終的に確認して降りるとなるのでまだまだ降りないとのこと。

結局、お役所の書類のやりとりだけで2週間ももかかってしまった。
消防だって事前審査を行ってこれで良いと言われていたのだ。

まさにお役所仕事である。
施工会社は先週から杭打機を待機して、確認が降りるのを首を長くして待っていたらしい。
そうとう長いろくろ首になったことだろう。

実はほぼ同様の建物を少し遅れて岩手県にも出している。面積は400平方メートルほど違うが、構造的にも内容的にもほとんど同じものだ。こちらはまだ降りない。
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うなぎ

今日は土用の丑の日です。で、ウナギです。・・・そう今日が始まった午前〇時半ごろ、地震が来ました。ウナギが騒いだか! ・・・・あんまり商用ベースに乗っかってウナギの乱獲と輸入はヤメロ!ってウナギの抗議かも。

って言っておきながら、やっぱりウナギ買ってきました。(なんたる羞恥心・・・シュウチシン  シュウチシン オレタチハー・・・・・もう古いかも)
スーパーでは国産モノと中国産モノが置いてましたが、値段が倍以上違います。いや、数倍違ったりしてました。
しかし、ここはがんばって国産を買ってきました。(偽装はないだろうなと思いつつ)1枚1680円。
高いです! それでも中国産には手が伸びません。
味とかではないのです。中国産は危険かもというのでもないのです。ただただ国産であること、これだけで、3倍高い買い物をしました。(シツコク・・本当に国産だろうな・・・)

今、日本で初めてゴミウエイスト宣言をした徳島県上勝町の「上勝町の挑戦    持続可能なまちは小さく美しい」を読んでます。
実はこの本を読むまで上勝町のことを知りませんでした。スゴイ町です。スゴイ本です。小さな本ですが、一文一文に重みがあって、サラッとは読めません。
だからかもしれません。国産にこだわったのは。
この本のことはいずれまた書きます。建築にも大いに関係のあることばかりですから。

高校野球決勝

普段は野球には興味がないのですが、母校がもしかしたら甲子園に行けるかも・・・となれば話は別で、行ってきました。こまちスタジアムへ。
長女も昨年まで大館鳳鳴でブラバンをやっていたので、前日の準決勝を見て後輩達の演奏する応援に、決勝には自分も行って応援の仲間に加わりたいと切望され、それも後押ししました。

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やっぱりTVで見るのとでは気分の盛り上がりが全く違い、声を上げて応援して来ました。

結果は残念ながら負けてしまいましたが、ほんのひととき夢を見せてくれ選手達にはほんとよくがんばったとほめてやりたい。
なにしろ、決勝まで来たのも初めてなのだから。また来年以降に期待したい。

省エネ運転

今朝のテレビ番組で車を普通の人が意識して省エネ運転したのと省エネ運転アドバイザー(だったかな?そんな職業もあるんだ)とか言う人が運転したのと比べるのがあって、140Kmだか走った結果なんと1.5倍もリッター当たりの走行距離が違ったというのをやっていて、衝撃を受けた。シロウトが16k/Lぐらい、かたや玄人24k/Lぐらいだった。
もう一つ、今日仙台へ行くために朝ガソリンを入れたのだけど、いつものガソリンスタンドがキャンペーン中で満タンにするとリッター当たり5円値引きがあり、167円/Lでだったが、つい先日(月曜日)仙台で入れた時は181円で、こりゃどうあってもいつものがGSで入れなくちゃと思い、
で、今日の仙台行きでは省エネ運転に徹した。仙台までは約300Km。往復約600km。この前は途中でガソリンがなくなって、しかたなく仙台で入れた。我が愛車はステップワゴン。図体がでかいから食欲旺盛で、今のガソリン高で参っている。

朝の番組ではシロウトは高速を100kmで走り、玄人は80kmで走ったと確か行っていた。その時は高速を80kなんてあり得ないと思った。それがスタンドでの値段の差でコロッと気持ちが変わりった。

が~! 走ってみると、まず高速までの一般道で制限速度の60kで走るのが難しい。小心者のオレは後ろにピッタリつく車のプレッシャーを感じ、気がつくと70k以上になってしまってる。
しかし、高速に入ると東北道は空いていて二車線なのでゆっくり走るのはぜんぜんプレッシャーにならず、しかも警察を心配することもなく結構快適。速い車はどんどん追い越していくが、気がつくと結構80kから90kぐらいの速度で走る車も多い。特にトラックはほとんど80~90ぐらいだ。
まあ、仙台に着く時間の制限もあったのでオレは90~100で走ったが、やっぱり全然ガソリンの減り方が違う。帰りはほんとに80~90で走ってきた。おかげで朝入れたガソリンで往復することが出来た。
結果は走行距離590k、ガソリン45.89L。12.85k/Lだった。

もっと伸びそうな気がする。問題は一般道だ。もっとツラノカワを厚くしやくちゃ。

サンエース秋田・・・

今日の新聞に大館市の製材所の「サンエース秋田」や「小笠原木材」など関連企業4社が自己破産の手続きに入ったと報じられていた。朝早くから来客があったりでバタバタして新聞にも目を通していなく、別の製材所の方からケータイに入った電話で知った。つらく悲しい話だ。

サンエース秋田とは大変良くおつき合いしていただき、いろいろ協力もしていただいていた。「近くの山の木で家をつくる会・大館」にも積極的に参加し、また秋田スギの乾燥技術もすばらしく、無垢のスギの梁材も乾燥剤をストックしていただくなど、私にとってもなくてはならない貴重な製材所だった。残念でならない。

声をかける言葉も見つからず、今はただ見守るしかない。

共同設計

ゆえあって、ある建物を別の設計事務所と共同で設計をしている。(仮にAとしておこう) べつに大きい建物だからとかいうのではなく、まさにゆえあってのこと。そのAは大館では古い方の事務所で、以前はスタッフも数人いて大きな仕事もしていたが現在はお一人でやっておられる。

なぜか基本設計となる間取りなどこちらが知らないうちに描いていて、それで施主側の了解を取ってしまった。なので、当アトリエ105は実施設計担当と相成った。

その事務所と打ち合わせを進めるが、何せ年代が違いすぎる。向こうの考えは私には理解できる。私も昔Aと同年齢ぐらいの別の設計事務所に勤めていたことがあるので、この年代の趣味的なものや技術的なものはわかる。
が、向こうにはこちらの考えはどうにも理解してもらえないのだ。

最初は三次元的なパースを作ったり、いままでやった矩計(かなばかりと読む。詳細な断面図)を見せたりして、こちらの考えや今の技術を解ってもらおうといろいろやったが、結局理解してもらえず、時間と労力がもったいないので、Aの言う通りに図面作成している。

考えが全く違う事務所とは一緒に仕事するもんじゃないね。
(これでも設計したことになるんだろうか)

C-Point2008

6日土曜日に青森県鰺ヶ沢町で行われているC-Point2008へ行ってきた。以前弘前の大湯さんの作品展へ行った時にこのイベントを知り、その大湯さんがこのイベントでワークショップを開くというのも、ちょっと遠かったけど行った理由。
で、行って良かった!全国各地から150人もの木やガラスや鉄やいろんなジャンルの作家達が集まって、それぞれ小さなテントで店を出していて、とても見応えがあった。
会場にも沢山の人が来ていて、最初駐車場に入るのにずいぶん待たされた。

会場はこんな感じ。テントそれぞれが作家さんの店。
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鍋やお椀だってバリバリに作家モノで個性的です。ただしお値段がチト・・・
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ストーブまでありました。
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これはもう超欲しい代物ですが、やはりお値段が桁が違った。けどすごいいい!
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一緒に行った長女はやはりこう行ったモノに引かれるみたい。
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これは民族楽器のようないい音がしてました。衝動買いしそうになるのをひっしにこらえました。
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もちろん大湯さんもワークショップで大忙しそうでした。てんてこ舞いといった感じだったので、挨拶もせずに来てしまいました。

こんなにも沢山の作家さんの顔を一度に見るのも初めてですが、みんな優しい顔をしていて、みんなシャイなのか、さあ売るゾ!っていうずうずうしさみたいのがないので、気楽にお店を見れていい感じでした。

それにしても、青森県のはずれのこんあ辺鄙な(失礼)小さな町で、こんな大々的でスゴイイベントが毎年開かれていることが驚きです。

来年もぜひまた行って見たい。

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