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秋田まち育て塾

今日は今年で第三回目になる秋田まち育て塾が大館中央公民館を会場に行われた。朝の10:15から16時過ぎまで、ほとんど一日中の塾で、けっこうハードだ。一昨年の秋田市、昨年の横手につづく三回目となるそうだ。午前中は塾長の北原先生の講演で、午後からワークショップというスケジュールだった。
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午前中の講演では「まちづくり」ではなく「まち育て」である理由、目的などが話された。
公共の公は行政などではなく個人のことであるとか、バブルのころのようにまちとはなんの関係もない資本力で新たなものが出来ても、撤退するとなんにもなくなる。みんなでそのまちの誇れるところ、こだわるところを見つけて、与えられるのではなく市民からアイディアや素材を提供しなければならないと言うことを事例を挙げながら話された。
その事例として青森県黒石の「こみせ」とその裏の「かくじ」を利用したまちづくりついて話されたが、黒石には昨年行って見ている。こちら
ただ正直なところ、がんばっているなとは持ったが、活気はあまり感じなかった。やはり観光目的なように思った。市民がそのこみせにつどって、にぎわいを見せているふうではなかった。なにしろこみせ通りにはスーパーもなかったから。やはりまち育てもまちづくりもとても難しいものだと、さらに実感させられた一日だった。

塾はこれから来年まで毎月続く。今日のはまだまださわり部分で、だんだん面白くなっていくことだろう。
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昨日の続き

悪戦苦闘中と言ってた住宅の新プランが固まって平面図も出来た。う~んけっこういいんじゃねえ(自己満足)。全く均等な柱配列にプランが支配されていながら、多様性と遊びがあります。頭の中では完全に空間が出来ていて、頭の中で家のあっちこっちを見て歩いて細部をどうするかを考えてます。で、問題はこれをどう伝えるかです。実現したいという気持ちが強いので、こんな家に是非住んでみたいと思わせるプレゼンが必要です。

現在この世にないものを伝えるのは簡単ではありません。ハウスメーカーのようにカタログもありません。現在ではなんでもカタログからセレクトするばかりになってしまって、住宅もセレクトするものと思っている方が多いと思いますが、本当は想像力でもって自由に創ることが出来るものです。北京の鳥の巣、すごいでしょう。あれも自由な発想で生まれたものです。まああそこまで行くと金なんぼかかるのやとなりますが・・・話が飛びすぎた。
とにかく、頭の中でイメージしているものを伝えるのに、時間と労力が結構かかります。しかもとても難しい。外観はCGでもある程度表現出来るけど、出来るなら内部の空気感までを伝えたい。しかも限られた時間で。悪戦苦闘は続く。

悪戦苦闘中

住宅の基本プラン、1ヶ月ほど前から時間を見ては考えていたが他の仕事もいろいろ重なって集中出来ず、17日午後から集中して向かっていた。その日の内にまあまあ方向が見えて、昨日は細部を大いに悩みながら、まあまだたたき台だからこんなところかとパソコンで図面化をしていた。
で、今日になって大きな間違いに気づいた。敷地の読みを間違っていた。これじゃあダメだと白紙に戻し、考え直し。

よくちょっと間取り考えてみて言われるが、考えてみてもらいたい。そのちょっとに千万円以上のお金がかかっているのだ。だから(だけではないが・・)考える方は一発目から真剣勝負だ。いや別に誰かと戦っているわけじゃないけど・・・しいていえば、自分との戦いだ・・・・ って、カッコいい!

最近どうも年とったせいか、オトナシ過ぎの気がして。もっとアグレッシブにと思ってる今日この頃。

お盆休み

13日から17日までお盆休みした。13日、実家へ行って墓参り。そのままお泊まり。14日夕方から高校の同期会。オリンピックの年つまり4年ごとに行われている。だんだん参加者が少なくなって来た。15日午前中、以前スタッフだったO君が顔を出しにきた。1年ぶりぐらいか。北鹿の大吟醸雪中貯蔵を持参。なかなか気のきくヤツだ。午後亡き妻の実家へ。

16日(土)プレオープンしたゼロダテを見てくる。地元作家の展示スペースの金沢家具はそれなりに見るものもあったが、その他はほどんど見るものが無いに等しかった。あるとすれば、昨年よりさらに強烈になった感のある展示スペースの廃墟感。

大館食品の3階に行ってみる。昨年も雨漏れに悩まされたが、今年もやっぱり水がたまってた。そのなかに作品??が。

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近づいてみると
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北東北各地のサビだそうな。
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ある店舗の屋内駐車場の奥に・・・・・・
ここが展示スペースへの入口。 さすがゼロダテ。恐れを知らないアート!
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登って見ると。おお、建築もアーティスティックだ。一瞬、エッシャーかと思った。
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これも登って見ると
巨大な写真が2枚
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さらに別の展示スペースへ。
おおこれは少しはアートしてる・・・・・の・・か・な・・
登って見ると、2階は美容院だった。
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展示はさらにその上
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もうかなりあやしい気配がただよって・・・
行ってみると
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なんもなかった。

ついでに年壊し寸前の旧市営住宅へ。昨年の展示の名残が
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ますますあやしい気配を増幅させてる。これもサビコレに加えたら、石山さん。

まあ、まだ作家さんも大館に来たばっかしだし、これから9月までいい空気をすって、いい作品、たのむよ!
期待してるからね。
ゼロダテ/大館展2008についてはこちら

17日(日)は午後から住宅のプランに悪戦苦闘。

鳥潟会館

お盆で実家に行っていて、ついでに建物の写真をとってくる課題がある娘をつれて実家のすぐ近くの鳥潟会館へ行ってきた。
鳥潟会館についてくわしくはこちら

鳥潟会館については以前もこのブログで紹介したが、あのときは夕方だったのと時間がなかったので写真も良く撮れていない。こんどこそいい写真が撮れたかというと、こんどはなにしろ娘の課題なので、写真は主に娘が撮った。そのなかからいくつか紹介する。

門前にある説明板。・・・う~ん・・・これ見ただけで、いいかげんに扱われているようで見るのやめる人もいるんじゃないだろうか。もう少しちゃんとしてほしいもんだ。常時無料見学が出来て案内もしてくれる人もいるんだから、もったいない。

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庭に入ってすぐに向かえてくれる「待ち合い」
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曲がった自然の丸太を上手に使って、昔の大工さんの技術感性がすばらしい。だけど、地面が赤いモルタルなのはなぜ???

庭をぐるっと回って茶室。2年前のときと屋根の形がちょっと変わってます。修理したみたい。説明してくれた人によると、茅葺き職人にも流派があって、以前と違った形になったそうな。・・・それでいいのかな? まあいいか。
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ちなみに以前のブログ
見比べるために同じアングルから撮った写真。
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屋根がモッコリと大きくなった感じ。

以前撮れなかった内部
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暗かったのでブレてます。

築役400年の重みがあります。ここで生まれ京都大学の名誉教授になった鳥潟隆三博士が増築したのは昭和で、この部分はそれ以前の古い部分。

柱などもちょうな掛けです。
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話は突然変わりますが、よく聞かれるのが私とこの鳥潟会館の関係。名字が同じで同じ地域出身ですので、実は  子孫ですと  言いたいところですが、そうではありません。まったく関わりないかというとほんの少しはありそうですが、実のところよく分かりません。まあ直系でないことは確かです。

鳥潟という名字は非常にめずらしいと思いますが、この鳥潟会館のある地域ではそこら中鳥潟です。大館いるとなんとも思いませんが、他へ行くとまず読めませんね。トリガタとは。

ゼロダテ/大館展2008

今年も大館ではゼロダテ開催です。今年はアーティストインレジデンスという形式で、廃校になった小学校に作家が滞在してアートの制作にあたり、その制作過程も楽しんでもらおうというモノらしいです。・・今年は私はいままで全く参加していないので、新聞やゼロダテの石山さんからの話から、そういうことらしい。

参加出来なかったのは、一番の理由は珍しく4月頃からずっと仕事が忙しかったのと、ゼロダテ/大館展のスタッフがグッと若返って、少々近寄りがたくなったのもある。でもまあ、なんとか出来るだけ応援はしたいと思っている。・・でも仕事はまだまだたまっている。だいぶヤバイ状況で、お盆ものんびりしていられそうもないので、陰ながら応援・・てことになりそう。

チラシができたそうな。こちら↓↓↓↓↓↓(読み込みに時間がかかります)
ゼロダテ/大館展2008 チラシ

アーティストインレジデンスは青森市の国際芸術センター青森でも行われていて、昨年ゼロダテの中村さんについていって見て来たけど、あんな立派な建物(設計安藤忠雄)を建てなくても、つまりお金をかけなくても、やってしまおうという発想が、さすがゼロダテはスゴイと思う。しかも、レジデンス場所は市内からちょっと離れた、はっきり言って相当の田舎。このロケーションがとっても良さそう。移動が大変だろうけど、田舎の暖かいもてなしなどもありそうで、きっと滞在する作家にとってもいい体験になると思う。

ゼロダテのHPはこちら↓↓↓↓↓↓
http://www.zero-date.com/

吹奏楽コンクール秋田県大会

の高校の部が8月2日(土曜日)にあり、二女の通う大館高校がみごと金賞に輝き、次のステップ東北大会へ行くことになりました。今年は行けそうな予感はありましたが、なにしろシロウトには理解出来ない審査員の評価で決まるので、発表されるまではどうなるか皆目検討もつかず、ドキドキものです。イヤハヤ良かった良かった。
金賞でも東北大会へ行けない学校もあり(それをダメ金と言う)昨年はダメ金だった。今年こそはと相当頑張ったのだと思う。東北大会へ行けないと三年生の二女はその時点で中学からやって来たクラブ活動ともおさらばとなっていたが、首がつながってはしゃいでいる。

中学高校の吹奏楽の大会は50名までの部と25名までの小編成の部があり、大館高校は小編成の部での受賞だ。小編成の部は全日本大会まではなく東日本大会が最高の大会で、大館高校は2005年に東日本大会に出場している。こんどもまた東日本大会まで行けるといいけど、それは難しそう。

それにしても、地元の新聞には記事すら載っていない。野球だと1回戦で負けても記事に載るのに、なんか腑に落ちない。

話は変わるが、秋田県民会館のある千秋公園のお堀の蓮がとっても綺麗だった。
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