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50th記念演奏会

秋田県吹奏楽連盟が発足して50年ということで、秋田県内3ヶ所で記念講演が行われている。今日はその県北地区の演奏会があり、二女も県北地区高校選抜の一員として参加しており、見に行ってきた。

演奏会には高校選抜の他にこの地区の大人の合同バンド、そして秋田市立商業高校のマーチングバンドと県立新屋高校も来て演奏した。秋田市立商業高校のマーチングの演奏は、この地区にはほとんどマーチングバンドがないのでマーチングを見る機会のない我々には実に新鮮でカッコよく、感動させられた。これを機会にこの地区でもマーチングを行うバンドが出てくれないもんだろうか。

二女が参加した県北地区高校選抜も全国的に活躍している加養浩幸さんを指揮者に迎え、ほんとうに素晴らしい演奏を見せてくれた。シロウト耳にはプロのオーケストラにも引けを取らない演奏だったように感じ、感動した。参加した二女も沢山の聴衆とすごい拍手に最高に気持ちよかったと言っていて、良い体験をしたようだ。
そして、地区の大人の合同バンドは普段中学や高校の吹奏楽の顧問で指導や指揮をしている先生方も沢山出演していて、普段と違った姿が見れてなかなか面白かった。ちゃんと演奏できるんだと感心しきり。

二女もこれが高校最後の演奏となった。普通だったらもうとっくに引退してるはずが、東北大会だ、50周年記念だと今まで延びてきた。最後にこんな素晴らしい演奏会に出れたことは良い思い出となったことだろう。
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サギ

知り合いの家にCatsの者と名乗る二人組が現れて、庭先に敷いてあったコンパネを起こし、そこに現れたモグラかネズミのような空洞や切り株の腐れを見せて、シロアリがいるからと家の中に入り込み床下に潜って、床下から木屑を拾ってきてシロアリに侵されているから、約60万円かかると言い、その家人が驚くと、いやいや心配するな大館地区一斉にやる時にやれば40万ですむからと言って帰ったそうだ。その家人は最初20万も安くなって少しほっとしたしたそうだが、やはりおかしいと感じ私のとことへ相談に来た。私はちょうど出かけていていなかったが、帰ってから電話でその話を聞き、絶対その話には乗らないように言って後日その家へ行って床下にもぐって見てみた。

私が見たところ異常はなさそうだったが、何しろ専門家ではない。そこで地元の信頼の置ける業者を連れて再度見てもらった。やはり結果は床下には全くシロアリはいない。確かに切り株の腐れにはいるが、それは家から離れているし自然のことで家とは全く関係がないとのこと。

聞くところによると、その二人組は一人が床下に潜って、その人間が床から出てくる前に電卓でなにやら計算して、出てくるや否や59万数千円ですと言ったそうだ。私がお願いした業者の人によれば通常シロアリが出て駆除する場合、床下に薬剤散布と土台などに薬剤注入で坪当たり6~8千円程度とのこと。なので1階の面積が30坪だとしても高くて24万ぐらいの勘定になる。
もちろん最初から騙し取るつもりで来ているだろうから金額など適当だろうが、とにかくひどい話だ。

とくに高齢者の独り住まいを狙っているようなので皆さんもくれぐれも気をつけてください。

基本は向こうから押し掛けてきたものはほとんどすべてあやしいと思ったほうがいいみたい。
私はそうしている。こちらから頼みもしないのにやってきたものはすべて即刻却下。

それにしても怖いのは、そうやって他人の家の床下に潜ってなにか細工をされたりしていないか。わざとシロアリが発生しやすい条件などをこしらえて、後に本当にシロアリが発生して、こんどは親切そうに駆除しますと高額な要求をするってこともありそうで、考えただけでも恐ろしい。

決して信頼できない人間を家の中にいれないように。

模型

ひさびさに模型を作った。最近はスタッフか、学生がインターシップで来た時や、オープンディスクで来た時に作ってもらってたので、7~8年ぶりぐらい。日曜日の夕方からの打ち合わせにその日の午後から作り始めたので6時間ほどで外観だけなんとか作った。

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なんか壁が曲がったり、ちょっとひどいけど・・・・けどまあ、クライアントに説明するには十分機能した。この写真には敷地がないが、ちゃんと敷地もあって、お隣の建物位置も表現しているので、実際の敷地に建物が建った時にお隣との関係も理解していただいた。
CGをカッコよく作るのもいいが、やっぱり模型の方がよ敷地の条件や空間が理解しやすい。逆に模型では外壁などの質感は表現が苦手でその点はCGの方が勝っている。

しかし、この模型じゃちと・・・いや実際出来ればもうちょっとましなものになると思うけど。

大館神明社祭典

昨日今日は大館市の秋のお祭り神明社祭典だ。我が南ヶ丘町内でも例年子供神輿をだしている。昨日は神事などに参加し今日は神輿を担いで市内を練り歩く。神明社の祭典は山車と子供神輿があり、山車ばかり注目されるが子供神輿だって頑張っている。最近の神輿は担ぎ手が少なくなって、ほとんど車などに積んで担がないで運行するけど、我が町内は伝統的にずっと持って運行する。けどそうなると子供ではとても無理があるので、親父達が頑張ることになる。子供神輿と言えど重いのだ。

午前中市内を練り歩いて、午後から日頃練習して来たパフォーマンスを披露する。
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そしてまた他の町内へ繰り出して行く。
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持っているのは、ちょっとあぶなそうな親父達。
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いやいやみんな子供達のためにがんばっているいい人達ばかりなんですよ。9月になるともう毎晩準備のために集まって、酒盛りして、気合いをいれているんです。

例年なら、僕もこの中に入って神輿を担いでいるんだけど、今年は・・・・仕事が・・・

で残念ながらずっと仕事してました。

ゲッ 表示が

下の記事レイアウトがおかしいです。なんで?  直しかた分かりません。読みにくくてすみません。
ブラウザによってはちゃんと見えるのかな。Safari(Mac標準のブラウザ)で書き込んでるせいでしょうか?

ゼロダテ2008/大館展

今年のゼロダテ、最終日の今日行って来ました。最初にちょっと驚いたのが車を止めようとした駐車場が満車だったこと。普段の大町では絶対にあり得ないこと。ゼロダテに人が来ている証拠。通りにはそれほど人が歩いている風ではないけど、でもやっぱりパンフ片手に歩いている人と行き会う。

サイサク駐車場の2階、渡辺寛さんの作品。大館のある風景の超大型写真。
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よく見ると、このでかい写真、A4の小さなプリントをピンで止めて繋げてる。
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そのお隣は板野充学さんの作品はレジデンスしてた山田の獅子踊りからヒントを得た、というより獅子踊りの練習のときの半端じゃない酒にたまげたからだろう、きっと。家のような獅子の頭の下が酒飲み場になってる。
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武藤智佳子さんの作品。自身のこれまでの作品(木版画など)が床一面にあって、ビニールがしいてあるので裸足で作品の上を歩いて見るという、なんとも思い切った展示方法。作品はどれもすばらしかった。恐れ多くて最初歩くのに抵抗感があった。
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栗原良安彰+森本嶺さんの作品。この作品、写真をひっくり返してみると、床においた沢山のリュックサックで全く違和感がない。
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その奥の熊谷周三さんの作品。ここは展示スペースそのものが作品と言った感じ。行灯の下に浮かぶ人、全体を包む色、みごとにこの空間を読み取った作品。
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作品ではないけど、上の部屋にあった押入の扉。象眼細工みたい。
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旧市営住宅の入口。これも作品。この奥にもまだ作品があるけど、もう危険がいっぱいのスリリングなゼロダテ作品展示。
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階段を上がってみると、
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その奥の元の市営住宅内に展示された、さっきも出た熊谷さんの作品。ここでは真っ暗な二つの部屋の行灯の下に人形が映し出されてた。
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千葉雄さんと福田千恵美さんの作品。大館の飲み屋の過去と今の展示。
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なんと大館でもちょっと有名なナポリのマスターの若かりし時の写真が。何十年前だろう。
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街中で風車を製作販売している、後藤仁さん。風車は街の隠れたところに仕組まれているとのことで、
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探したらすぐ足下にありました。
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大曽根朝美さんの人形、ワイフさん。癒し系の作品で貸し出されてます。そういえば首などに巻き付けて歩いている人いました。
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大館近郊の作家さんの集合体、旧金沢家具店。いっぱいの人。
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この旧金沢家具店の2階3階がすごい。つい建築をみてしまうけど、一体何層になっているの?フロアの床の高さがずれていて複雑な空間になっている。このまま美術館としてリッパに成り立ちそう。超反バリアフリー。でもいいのだ。
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ズミスロブスカ・アンナさんの作品。3.6Mx3.6MX2.7Mの箱の中が作品。
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大館市内にある記号を描いたとのこと。・・・・・よく分からなかったけど綺麗な作品。
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秋田県内には鉱山が沢山あるが、その鉱山をプロットした國森麻衣佳さんの作品。
159箇所もあったの?ビックリ。
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今年は参加ではなく完全見る側だったが、年に一度こういう異空間アートが大町に出現するのはとても面白い。是非来年以降も頑張ってまた新たな刺激を与えてほしい。なんか作家として参加出来ればと、不遜な考えも頭にちらついた。紹介しなかったけど意外な人が作家だったりしたので、これは皆が作家になれるんだというテーゼでもあったのか。

あつい!

今、9月6日午後21:20。遊食を終え・・・う~んそうかもしんないけど夕食。Macらしい変換かなー・・・後片付けも終わって、事務所に入ったら(寝室から扉1枚開ければ事務所!)・・・あち~~~~~・・・温度計は31度を指してます。もう9月だよな。もう大館ではお祭りの季節だというのに、なにこの熱さ。結局エアコンつけて、今日もこれからまだまだ仕事です。

関善賑わい屋敷での講演会

昨日8月31日は鹿角市の関善賑わい屋敷で金沢工業大学名誉教授の鈴木有先生の講演会があり、行ってきた。鈴木先生は数年前まで秋田県立大学木材高度加工研究所におられたが退職され現在は故郷の滋賀県にお住まいだ。わざわざ遠い鹿角まで来られたのは、なにしろ関善の今があるのは鈴木先生があってのことで、その後が気がかりだったに違いないからだと思う。

今からちょうど10年前に鈴木先生がこの関善を見て、これは残さなければいけないと、市や県やその他関係官庁などに掛け合ったが、当時は県は市が動かないものは県としてもなにもできないと、公的な援助は全く得られずに結局志あるわずかな民間人だけで、募金活動などによって関善を買い入れNPO法人を立ち上げ、現在に至っている。

先生の講演は「最近の大地震による民家の被害状況から、伝統民家に学ぶ共生の思想」と題して、能登の地震被害の写真などを通して、伝統民家が地震に対しても非常にすぐれた思想で造られていること、そしてまさに持続可能な資源でみごとにエコである点などについて判りやすく話された。
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伝統構法については、鈴木先生の他に増田一眞先生からも教えていただいた経緯があり、それなりに理解しているつもりだ。ただ鈴木先生も講演で話されていたが、伝統工法や地場産材を使った家づくりが数年前はちょろちょろした小さな小さな流れだったのが、今少しづつ小川へとなりつつあるが、市場全体がその方向へ向かわないとなかなか一般には理解してもらえない。

私は8年ぐらい前にこの関善を見て、その後調査活動などに参加したりして、当時何度か足を運んだ。その後は傍観者に成り下がって、ただ見ていただけだった。
ほんの数人のボランテアによって運営されている関善だが、少しずつ観光バスも来るようになってきたそうだ。(8月の入場料を支払って見学した方が300人。その他の利用を含めるとその10倍位の3000人にもなるとのこと)ほんとうによくやっていると思う。
観光バスがズラッとならぶようにして、見向きもしなかった市や街の人達の鼻を明かしてやりたいと・・・キット思ってるだろうなボランティアスタッフは。