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しばれた~

今朝の我が家のルーフウインドウです。

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凍ってます。もちろんペアガラスの外側です。(昔は窓の内側がこんなふうに凍ったものでした。結露水が。)

今朝の外気は-13°でした。木々の枝もみんな白く凍り、朝日が当たってピンク色に染まって、ちょっと山桜が咲いたような華やいだ雰囲気もありました。

ちょっとここで建築的考察。このルーフウインドウは吹抜けの上にあって、下から暖かい空気が上がって来ます。室内温度は20°ぐらいで、上昇してくる空気の温度はもう少し高いのではないでしょうか。それでも全く解けずにガラスに張り付いているということは、もちろんそれだけ外気温が低いこともあるでしょうが、このガラスが優秀で熱を外側にあまり伝えていないからということも言えそうです。

この家は平成7年に建てていますので、14年程前ということになります。当時からガラスは変わっていません。このペアガラス、たしかアルゴンガス入で空気層の厚みが19mmだったと記憶しています。(現在のこのメーカーの仕様は違っています。記憶違いだったらお許しを)
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美術館

昨日土曜日、朝食時どっか美術館に行きたいねと子供と話しててなった。この場合美術館に行く一番の目的はその建物を見てくる、あるいはその場に身を置いて設計した建築家の感性をあじわう、もしくは作家なりがぴりぴりした感性を発揮した空間をあじわうことで、どっちかというと作品は二の次なのだ(不謹慎かもしれないけど…)。だから、建物やそれを取り巻く空間が行きたいと思わせるものでなければいけない。
で、どこかと思いを馳せてみるが、なにしろ遅い朝食だったので近場でなければならなく、そうなるとほとんど思い当たる美術館がない。自分が知らないだけだと思ってネットで調べてみたけど、 ・・見当たらない。
その時間から行けるとして思いつくのは十和田市現代美術館と青森県立美術館。十和田現代美術館のあのガラスの通路、寒い十和田でいったいどうなっているか興味があったけど、冬道十和田湖を超えていくにはかなり大変で、結局青森県立美術館に行ってきた。

青森県立美術館はこれで3回目で、そのうち一回は開館前の見学会で内部も写真に撮って来ている
そしたら、企画展で小島一郎展をやってた。さっき作品は二の次と言ったが、これは思わずいい時に来たと思った。そして、キュレーターの力量というか展示が青森県立美術館の個性を使い切っているように感じ、双方を十分に味わってこれた。

そして今日は、以前買っていた藤森照信の本「美術館三昧」を読み返した。

美術館に取り憑いているのは、今取りかかっている仕事に関係してるのだが、でも美術館ではなく、もしかしたらその対局にある建物のために手がかりを求めてのことだと思う。
本当は現代的なモダン建築でなく古かったり小さかったりしても精神が洗われるような建築に(碌山美術館のような)接したかったんだけど。

美術館と言えば、秋田の新しい美術館は世界のアンドーさんが設計しているんですってね。

1.8mと2m

なにかって? 住まいの建具の高さです。昔は茶室や特別なことがない限り、室内の建具の高さは1.76mぐらいでした。いわゆる五尺八寸。でもそれだと現代人には低過ぎて頭をぶつける人が多いため、(ちなみに私はぎりぎりセーフです(1.745m。1.5cm余裕?があります)最近は2mの建具が主流です。ですが、和室の建具の高さは2mにすると、どうにも室内のバランスが悪くて、個人的は2mをさけて、でも1.76mだと自分が気持ち悪いので(頭をぶつけそうで)1.8mにしています。よほど広い和室で天井高さもたっぷりとれれば2mでもいいのでしょうが、一般的な住宅ではいまどきそんな和室を造るお宅はありません。

で、この1.8mと2mがときどき隣り合ったりすると、これが悩みの種になります。建具のラインがデコボコしてかっこわるいのです。さらに和室は真壁(柱が見える壁)だったりして、大壁(柱が見えない壁)との取り合いなどでさらに悩みは深まります。

ぜんぶ真壁だと1.8mと2mが隣り合っても間に柱が入るのでなんとかゆるせるし納まりもいいんですけど、これもいまどきの家ではなかなか造れません。(アトリエ105ではときどきありますけどね。こことかこことか)

べつに悩んだってしょうがないじゃんとお思いでしょうが、なんとかスッキリしたいと悶々としてしまう性格なのでしょうがありません。・・・・いま悩んでます。

敷地にて

17日午前中、携わることになった計画の敷地に手がかりを求めて行った。すでに雪で埋まっていて、深い雪を踏みしめながらその敷地をうろついて、写真に収め、なにかポイントになるものを探す・・・・・。
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幻想的な風景        ・・・だった

阿仁合から鷹ノ巣へ向かって走って来て、夕暮れになってきたころ、地表近くが靄で包まれた。日中気温が上がって急激に気温が下がったせいだろうか。そして米代川にさしかかった時ちょうど夕日が米代川の向こうの山へ沈むところだった。橋は坂道になっていて下っているので、川とその周辺の農地などが少し高い位置から見下せる。
夕日の赤と川と、その周辺の木々回りに点在する家々などが靄の中に浮いていてとても幻想的で美しい景色だった。
写真に撮りたいと思ったが、まさか橋の上で車を止めるわけにも行かず、しかもその道はずっと停車スペースがなくて、相当しばらく走ってからUターンして戻ってカメラを構えたけど、残念。夕日は沈み、あの光景は見れなかった。

で、残念な写真。(この写真ではあの幻想的な光景は想像できないな)
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夕日と反対側。まだ靄がかかっていた。
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まち育て塾

土曜日10日は「まち育て塾」の最終回でした。8月30日から始まって、今日で6回目。オレはそのうちの2回用事があって欠席してしまったけど、4回以上の出席で修了証がもらえた。
昨日はこれまで班ごとに街を歩いたりした結果を踏まえどう街づくりに活かすかをストーリーをつくってパワーポイントを使ってプレゼンするというものだった。

これが我が班。地図を広げて活発に議論中。
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今回はオレの出る幕はほとんどなかった。若い人達がパワーポイントやワードなどのソフトを使いこなしあっという間にちゃんと作り上げてしまった。あっというまといってもあさ9:30から始まってほとんど昼食もとらず3:30まで6時間ぶっとうし。その後すべての班の発表があって、終わったのが5;30。

その後は懇親会があって、二次会まであって、帰ったの深夜12時すぎ。・・・・疲れた。


仕事始め

あっっっというまに今日は7日。

1日から今日まで
1日 31日から車で30分ほどの実家へお泊まり。
2日 そのまま実家へお泊まり。そして夕方から亡き妻の実家へ行って親戚達と会食。
3日 洗濯や買い物、そして読書とホームページのネタづくり。これはまだ未完成でアップ出来ない。
4日 子供達を連れて仙台、泉のアウトレットモールへ。朝早くから行って、10時にはむこうに着いてそれから夕方の6時近くまでそこで過ごす。いやはや子供達は強い。オレは疲れてほとんどベンチで過ごす。深夜帰宅。
5日から仕事初め。事務所の1階(打合せスペース)の片付け。いろんなカタログや木の切れ端(サンプルとしてとってたもの)古い雑誌などが一杯になって見苦しくなってたのを、思い切って一気に捨てました。すこし建築作品の写真でも飾って設計事務所らしくしようと。いや、実はこのアトリエを建てた時からそのつもりだったのが、なんと十数年もほったらかしのままだったのです。
(・・・残念、ビフォーアフターを見せたいところが、ビフォーの写真撮ってなかった)

で、昨日6日はメールやホームページの設定にほとんど一日費やして、実働は今日から。

さあ!不況に負けないよう知恵をしぼっていこうっと・・・

今年もアトリエ105をよろしくお願い致します。