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総会

4月はいろんな総会があり飲む機会も増えます。21日は建築士会の総会。そして昨日29日は私が事務局を勤める 近くの山の木で家をつくる会・大館 の総会でした。といってもこちらはたったの16業者の集まりですので、形式張ったものではなく単純に昨年の会計報告などを披露して今年は何をやろうかと皆で話あうとてもフレンドリーな会です。ただ、今年は経済対策の一環とCO2削減を目的とした地域型住宅や長期住宅などの補助金がらみの話しがあって、我々近山の会でもなにか補助金をもらって活動を活発化させようとたくらんでいますので、昨日の会でも活発な議論がありました。
それにしても最近の国などの動きはほんとお金のばらまきじゃないのと思いたくなるほどいろんな補助金の話が聞こえて来ますが、どれもいざというとなかなかちょうどよく合致せず使えなかったり、なにしろ時間的に余裕がなさ過ぎます。とにかくスピードがないとついていけませんが、我々のような零細企業の集まりでは、本職の仕事をしながら企画を練らなければならないのでなかなか難しいのが現状です。お役所人にはその辺のところ理解がないなと思います。・・・・とぐちってもしようがありませんね。

ところで、実はこっそりと建築士ブログというサイトにもブログを開設して投稿していました。建築士ブログのほうは毎週土曜日更新を目標にして、内容はこれまでの作品の開設にして、このブログ「ソファに座って」とは差別化しています。どうぞこちらもご覧ください。
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地盤調査報告書

先日地盤調査した家の調査報告書が届きました。
やはり、1.25m~1.5m程度まで柔らかい粘土質で、それが家の揺れの原因だろうと結論づけられています。

これが、調査した各地点の荷重と回転数を表したものです。
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この緑に塗った部分から下は回転数が100回にもなって堅い地盤を表しています。
その上は100kgの荷重をかけただけか、あるいは数回回転をかけただけで25cm沈んだ様子があらわれ、柔らかい地盤の層であることが判ります。

もし、現在この土地に家を建てるのだったらなんらかの地盤改良を施すでしょう。
以前谷地町の家では砕石を柱状に入れてやる改良を行ないました。

地盤調査

大型のバスやトラックが通ると家が揺れるんだけどと相談の電話があり、地盤が弱いための場合も考えられるので調査してみたらいかがでしょうかと応えておいたところ、数日前に地盤調査をお願いされました。

そこで、現地を見させていただき、現在の家の状況をざっと観察したとろ、明らかな不動沈下は見られませんでしたが、場所的に相当以前はリンゴ畑だったことを知っていましたので、やはり地盤のやわらかい層の上に家が建っていることが予想されたので、実施することにしました。

いつもお願いしている秋田市の業者さんに来ていただいて、調査しました。
調査はスエーディング式サウンディングという方式で、細いロッドを地中に重しを乗せて貫入させてその回転数から地盤の固さを推定するというものです。
その結果、地面から1M程度まで100kgの重しを乗せただけでするりと入っていってしまいます。
こちらに動画を付けました。よく見てほしいのは開始直後、重しだけですっと下がっていきます。この時点でやく1M程度下がっています。その後、再度重しを乗せていき、最後の25Kg(1個25kg)を載せた時点で少し下がって、そのあとに手で回していきますが、まわすたびにズルッズルッと下がっていきます。

地盤調査

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このお宅は建って30年程だとのことです。地盤調査が一般的になったのはつい最近のことです。もとろんこのお宅を建てる時も地盤調査はしていなかったと思います。また、深く掘削して堅い層まで掘り下げて基礎を作ったとも思えません。したがって、やわらかい地盤の上に家が建っている可能性大です。

なぜやわらかい地盤の上に家が建っていると揺れるかというと、それはまな板の上に2cm位にスライスした豆腐の上に家が建っているのを想像すると判りやすいと思います。まな板を脇からトンと叩くと豆腐はプルンプルン揺れるでしょう。まな板を揺すったより大きめに揺れると思います。まな板は堅い層です。大型の自動車が走って道路のへこみ等で道路を叩くようにすると堅い層にその揺れが伝わり、それが回りの柔らかい層を揺らすと考えると、やはりこれが家の揺れる一番の原因ではないかと思いました。

雑木林とキノコ

我が家の南西側には雑木林が広がっています。

雑木林から見た我が家。
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ずっと入っていくと、こんな水たまりがあります。ここは不思議なことに、水が枯れることなくいつもたまっています。
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両側が高くなっていて沢状になっているので地下に浸透した水がゆっくりとここに湧き出ているのでしょうか。この水たまり近くにはスギが生えていますが、ほとんどコナラやクヌギ、クルミなどの落葉樹なので、腐葉土タップリで保水能力抜群の証しかもしれません。

今年の冬に山の仕事をしている友人から原木を少し譲ってもらっていたので、椎茸とナメコの栽培に挑戦してみました。
娘に手伝ってもらって、菌の植え付けです。
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簡単に考えていたんだけど結構大変で、まずはホダ木を置いておくスペースの確保のために、雑木林の一部を開墾(と言う程にはあまりの小さいスペースなので大げさですが)して、穴明けも持っていた充電式のドライバーでやったのですがすぐに充電切れになり、仕方なくコード式のを新たに買ったり、思っていた以上に菌が必要で途中で買い足しにいったりで、結局ほとんど一日費やしてしまいました。

立てかけてあるのが椎茸、奥に地べたに置いてあるのがナメコです。
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ちゃんと出来るかな。今から楽しみです。

角館

昨日30日は娘達と角館へ花見に行って来ました。桧木内川の桜は今が満開で最高でしたが武家屋敷通りのシダレザクラは盛りを過ぎた感じで・・・う~~んちょっと残念。でもまあ、天気も良くいい花見日和でした。
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いやあそれにしてもほんとに全国から観光客が来てるんですね。駐車場に車を止めて回りを見回すと、富山、岡山、水戸、京都、札幌、静岡・・・・その他ありとあらゆる所のナンバープレートに、家族一同唖然!すんげ~  弘前だったらもっとすごいことになってるんだろうな。本当は弘前に行った方が近いし、買い物も出来るし、紀伊国屋もあるし・・なのですが、絶対渋滞で、市内中心部には駐車場もないのは判っていたので、角館にしたわけです。
それから、日本語以外がそこら中で飛び交ってました。中国人か韓国人だと思うけど、どこへ行っても大きな声でわあわあ言ってて、やっぱり大陸に住んでると声もでかくなるのでしょうかね。