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日本サムライブルー ガンバレ!

いよいよ今日、決勝トーナメント、対パラグアイですね。今まで以上に一致団結してて勢いがある感じで、もしかしたらもしかするかもと、期待してしまいます。にわかファンなのに!!
・・11時からか・・起きていれないかも・・・もう規則正しく11:30には眠くなる体質になってしまって。
でも、今まで日本が勝った試合どっちも全部は見てません。朝起きたら勝ってた。ってことは今回も・・・途中で寝るか!・・・
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見学会

23日に秋田県由利本荘市で建築士会の見学会がありました。見学したのは現在工事中の(仮)由利本荘複合施設。設計は新居千秋都市建築設計で施工が戸田建設。新居千秋さんの設計した者は大館にもあって、水門町の市営住宅。これはわりとスッキリした建物ですが、今回見学したのは、まあおどろおどろしいまでに複雑怪奇。どこの行政も予算削減で設計でもいかに工事費縮減出来るかが問われますが、そんな時代にあってよくもここまでのが設計出来たなというのが、素直な感想。まだ進捗率20%程度との事で完成は来年3月・・・え!出来るの?っと思ったら、杭工事で遅れて、従って工期も遅れそうですね。

現場内にある模型を見学しながら説明を聞く
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現在工事はこんな感じ。
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内部の壁のモックアップ。出目地が細かく入っていて、しかも壁が天井まで垂直でなく折れている。しかも、セパ(コンクリート型枠を止める金具)が四角の特殊な物で、それと同じ形状のLEDランプが打ち込み。・・
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LEDランプ部分。 出目地の感じ。このLEDランプは現在開発中との事。
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このプロジェクトに付いては新居千秋都市設計のHP こちら

現場の状況はこちら


散歩

10日程前から朝夕散歩をしています。なにしろ自宅から事務所までドア1枚の距離。仕事は一日パソコンとにらめっこ。たまに打合せやら、現場監理で出かけますが、足は車。歩くのは自宅&事務所の1階と2階の行ったり来たりと、買い物に行った時ぐらい。超運動不足なのは健康診断で歴然と現れ、身長174.5cmで体重56kgとかなり痩せているのにコレステロールたっぷりな数値が示され、さらに、なんだか最近座っていて腹が苦しいなと、ふと見ると、お腹廻りだけポッコリと・・・。やっぱりこりゃちょっとなんとかしたほうが・・・という事で、歩き始めました。

普段車で通り過ぎる景色も歩いて見ると、ご近所もなかなか素敵です。今日はカメラを持参で散歩コースの素敵なところ撮って来ました。
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お風呂の友

最近お風呂に入るときはいつもこれもって入ってます。

お風呂の窓に吊るしてます。
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裏はこうなってます。
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2月ごろだったか、下の娘がヴィレッジヴァンガードで買って来たもの。1500円ぐらいだったとのこと。
防水のiPod用スピーカー。メーカーは東南アジアのどっかの国。普通に聞けば音も全然良くないし、かなり怪しいシロモノですが、お風呂で聞くのには十分で重宝してます。
中身は単純。イヤホン用のジャックがあってそこにiPodを差し込み、電源をON。透明なふたを閉めてお風呂の中へ。正面の上の黒い部分で音量は調節できます。お風呂の中ではiPodを触ることが出来ないので、選曲などできません。我が家には長女のiPodmini、私のnano、下の子のtouchなどいろいろな世代のiPodがありますが、全部入りました。
まったりとしたジャズを聞きながらお風呂に入るってのもなかなかオツなもんです。

「秋田スギの家」設計コンペ

秋田県では現在表記コンペを実施中です。 県のホームページはこちら

このコンペは、今年の1月から3月まで秋田県が主催して行なわれた「木を学ぶ建築講座」をすべて受講した者に与えられた「秋田県木造建築アドバイザー」が設計する事が条件になっています。
かくいう私もそのアドバイザーの認定を受けています。
で昨日、このコンペを仕掛けた秋田県林業木材産業課の副主幹から「なんとかコンペに参加してくださいよ!」と電話がありました。

しか~し、悲しい事に、今年に入ってから住宅の設計の依頼1件もありません。つくづく情けなくなります。
こう経済が厳しいと、設計屋なんかに設計頼まないわな。ハウスメーカーや工務店だと設計料只らしいし・・と、愚痴ってみたり。
・・いや、今からでも遅くありません。住宅の新築を考えている方、私と一緒にこのコンペに挑戦してみませんか!・・と、露骨なコマーシャルでした。

ちなみに、このコンペでは来年2月末までに完成する住宅が対象で、その他の条件としては、構造材に乾燥秋田スギを70%以上使用している事や構造見学会及び完成見学会を実施出来るものとなっています。
県内で3作品が選ばれ、選ばれると、使用する県産材の1/2(100万円が限度)助成されます。
つまり、秋田県産の木材を一杯使えば100万円ぐらい秋田県から貰えるという、なんともお得なお話です。

でも、まあコンペ(設計競技)ですから、秋田県内の強者達のと戦いですので、必ず選ばれるというものでもありませんが。

この助成の他、秋田県では「住まいづくり応援事業」で利子に対して最大80万円までの助成 詳しくはこちら
もありますし、さらに長期優良住宅とあわせた木のいえ整備促進事業の最大120万円の補助 くわしくはこちら
そして、大館市の場合は市内の製材所からスギの柱を購入すると5万円から10万円の補助があります。

全部目一杯使えたとすると、なんと 300万円以上になるぞ! 設計料なんかなくなっちまうゾ!・・・・

住宅板エコポイント2

でもやっぱりそう簡単には通してくれませんでした。基礎と換気の熱損失の計算方法について問われました。

この2件の住宅の基礎は通常の布基礎とベタ基礎の違いがありました。QPexでは計算を形式を選び断熱材の種類や厚みを入れると自動で計算してくれますが、その基礎の形式を選定する時にベタ基礎を選択して計算させたのですが、その計算方法が不明で計算方法の文献などの根拠を提出するように求められました。

その基礎の桂城の選択場面です。
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この中の左下のベタ基礎1外断熱を選んだのですが、これがだめだった。これはベタ基礎であっても上の方の赤くなっているところのH11年基準あるいはH14年基準を選択しなければならなかったのです。

また、換気は熱交換タイプで設計していましたが、これも熱交換での換気回数の計算方法に付いてかなり突っ込んだ計算の根拠を問われ、これについては新住協の会沢本部長に電話で問い合わせましたが、その中身まで説明するには相当大変で難しいとの事でした。
結局計算上Q値が1.9以下であればいいので、実際は熱交換型換気を使用しても、Q値計算上は3種の換気で計算して出しました。

その他、日射侵入率を図面に描き入れるだの、日射遮蔽措置のレースのカーテンの位置を図面に全部描き入れたり、計算の為の面積等の根拠となる図を追加したりと、結構な時間を費やしてしまいました。

秋田県でもしQPexを使って新築エコポイントの対象住宅の証明をもらおうとするなら、こんな点気をつけたほうがよさそうです。

住宅板エコポイント

前回書いた2件の住宅は住宅板エコポイントを受ける予定です。そのためにエコポイント対象住宅の証明を秋田県建築住宅センターよりいただきました。実は両方とも昨年のうちに設計を終えていて、その当時はエコポイントの話はなかったのです。でも折角30ポイントもらえるなら、もらいたい、あるいはもらったらとなったわけです。

エコポイントの対象住宅である為には「トップランナー基準」にあっているか、又は「省エネ基準」に合っている必要があります。木造住宅の場合は「省エネ基準」が使えます。そしてこの「省エネ基準」であるためには、・・かなり長~い名前の法律ですが・・・「住宅にかかるエネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建物の所有者の判断基準」という国土交通省の告示に示された基準以下でなければならない。
・・と、もうここまでで、なんだかややこしくてワケワカラン状態になりました。(なんでこうお役所のやることって難しくするんですかね。)

で、断熱性能や夏季の日射侵入に対しての対策及び結露対策がその住宅ではどうしているか、を設計内容説明書という書類で示さなければなりません。
ここで、断熱性や日射侵入の判断方法に熱損失係数等による基準と熱貫流率等による基準のどちらかを選択出来ます。熱損失係数等による基準であれば、Q値が次世代省エネ基準以下をQ値計算で求めれば良いのですが、熱貫流率等による基準だと、屋根や壁、基礎や床の断熱材の仕様と厚みが定められた厚さ以上必要となります。

もう一度繰り返しますが、この2件とも昨年に設計を終えていました。どちらも基礎断熱です。この基礎断熱の厚さが、熱貫流率の方で行くと足りません。しかし、どちらも新住協のQPexでQ値1.9以下(次世代省エネ基準の2地区の基準)であることを確認していました。なので、当然熱損失係数等による基準でもって、QPexの計算書をつけて提出しました。

楽勝!・・・のはずでした。・・・

工事中

久しぶりの更新になりました。昨日最近更新していないねと電話で言われるしまつ。

2件の住宅が工事中です。その内の1件は建設会社からの依頼で工事監理は無しなのですが、現場の担当者からはいろいろ問い合せがあり、現場も一度見てくれとのことで、今日見て来ました。新住協タイプの断熱気密工事は経験がないため不安らしい。おそらく新住協会員では一般的に行なわれている、サイズの大きな垂木を使った屋根断熱の設計だが、驚いた事に先に屋根面全面に防湿気密シートを敷いて垂木を施工し、上から断熱材を入れて野地板を打ったとの事。晴天が続いているから出来るワザ。

もう一件はすでに内部の断熱材もほとんど施工済みでこれから気密シートを張る。こちらは監理もしており、施工者と入念に打ち合わせて進んでいる。先のようなアクロバットもない。


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どちらも断熱気密方法が新住協タイプと書いたが、この方法は住宅金融支援機構の仕様書にも載っているれっきとした標準仕様なのだ。特に新住協だけの特別な工法ではない。にもかかわらず、ほとんどの工務店はやらない。おそらく、最も安く出来る方法なのに・・・面倒に感じるらしい。慣れと考え方の問題だと思うが。