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ストーブ

我が家の暖房は地下室に置いてある1台の灯油FF式ストーブで住宅部分のほとんどをまかなって来ました。そのストーブが今シーズンになって点かなくなってしまいました。実は昨年も調子が悪くなって修理に出したんですが、部品がもうないので今回はなんとか使えるようにしたけど・・・と言われていたんです。痛い出費ですが、暖房無しでは冬を越せません。しかたなく買い替えることにしました。ようやく昨日新しいストーブが付きました。

これが新しいストーブ
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ただ、デザインがなんとも面白くありません。価格勝負でしたので選択の余地はほとんどないとはいえ、価格が多少高いからといっていいのがあるかというと、今の日本の製品では、気に入ったのはありませんでした。高級感のある薄型とかありましたが、デザイン的には似たり寄ったりでイマイチ気に入るというわけでもなく、結局ごくごく当たり前のになりました。

ちなみに今までのはこれ↓↓↓↓↓
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写真で見る限りこっちが新しいストーブと思えるかもしれませんが、違います。
サンヨーの製品でなんと18年も働いてくれました。部品さえあればなんとか修理して使い続けたかったのですが、仕方ないですね。お疲れさんでした。

実は今回思い切って電気でヒートポンプを使った暖房(つまりエアコン)にしようかなとも思ったのです。エコ的には今は電気ですからね。6KWぐらいの暖房能力があれば、なんとかなりそうと考えたのですが、分電盤までが遠くて200Vの電源を引っ張るだけでも大変だし、家も築15年も経って断熱性能も多少落ちてきているし(経年変化で隙間などが増えていると思われる)なんといっても掛かる費用が違い過ぎて、断念しました。

経済的に余裕があったら、今だったらリフォームに対していろんな補助金が使えるし、新住協の200万円も使えれば、断熱耐震改修リフォームに踏み切りたいところですが・・・・・・・・・無理です。残念!


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ハチ公小径

今年正月明けからず~~~~~~~~~っと関わって来たハチ公小径の店舗群がやっと着工しました。小さな小さな店舗(1つが3坪ちょっと)が当初は8店舗の予定が、ちょっと大きめな8坪ぐらいのが2棟と3坪ちょっとが3棟の5棟となりました。

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工事は突貫で今月一杯でほとんど出来る予定です。・・・設計に10ヶ月、工事に1ヶ月・・・!?

このところ雨続きで、現場は大変ですね。事故の無いようにお願いします。

スタジオジブリのレイアウト展

昨日7日は青森県立美術館に行ってきました。開館時間の9:30に着いたのに、入口前にもう人がずらりと並んでいてビックリ。

これほど規模の大きな展示とは思っていなくて、まあ1時間半も見れば十分、その後娘の買い物につき合うかという算段はみごとに打ち砕かれ、午前中一杯、夢中になってみました。

ただただズゴイ!。いままでも書籍で宮崎駿の絵コンテなどは見た事がありましたが、このアニメのレイアウトというもの、1枚1枚が美術品ですね。ラフなタッチでありながら、繊細な陰翳や表情で、いまにも動き出しそうな感じ。
アニメの映画を作る事の想像力のすごさ。どっかに書いたありましたが、実写ではありえる偶然はアニメには絶対無い。つまり頭の中ですべて造り上げて、それをアニメーター達が全部絵にして行く。気の遠くなるような作業です。そんな事分かっているつもりでしたが、この展示を見て、半端じゃないその作業と能力に打たれました。

私たち設計屋も同じように現在ないものを想像し、それを大工さんやいろんな職種の方に理解してもらい、造ってもらうために設計図を描きます。レイアウトはアニメ映画の実施設計図とも言えるものだと思います。一見同じようなものなのですが、しかし、しかし、なんだかえらく違うような気がします。展示を見ながらいろいろ考えさせられました。

とにかく必見です。宮崎駿、高畑勲さんの他、スタジオジブリ以外の作品もありました。・・・・あの絵一枚でいいから欲しい! 
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ハーブ&ドロシー

タイトルの映画知ってました? なんだかとっても素敵な話です。妻が生きていたら絶対見たいと言ったに違いありません。残念な事に秋田では現在のところ上映予定は無いようです。ゼロダテで御成座で上映出来たら最高ですけどね。
ね!ゼロダテスタッフの方々。

ホームページはこちら

予告編は↓

景観マネージャーin小坂

11月2日と3日は十和田湖畔の大川岱にある十和田小中学校で行なわれた景観マネージャー養成講座に行ってきました。3日は9:30から始まるので8時前に家を出て十和田湖へ向かいました。タイヤはまだ夏タイヤのままで、ちょっと不安もありました。案の定、大湯を過ぎ十和田湖への登り坂へさしかかった当たりから雪が降り始め、見る間にあたりは真っ白になってしまいました。やべ~っと思いつつ、でも道路までは白くならないので慎重に運転して行きました。頭の中を西方さんのブログがよぎります。

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発荷峠につくとすばらしい景色が出迎えてくれました。(あんまり素晴らしかったのでちょっと大きい写真で)
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紅葉と雪景色のみごとなコントラスト。紅葉はすでに終わりかけですが、それでもやっぱり十和田はいい。

発荷峠を下る坂道も下の湖畔も雪はなく、無事十和田小中学校に着きました。

十和田小中学校は建築家、石井和紘の設計でたしか15年程前に出来ました。内部は無垢の30cm角のスギの柱やぶっといこれも無垢の梁がむき出しで使われ、暖かみのある、しかしモダンな空間になっています。教室は中庭を取り囲むように十和田湖が望めるようにギザギザに外に張り出し、なんとも贅沢なものとなってます。

その校舍までのアプローチもこんなに素敵です。左側に清流が流れ、樹林の中を進むと右側が校舍です。
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中庭です。いいですねえ。これが学校ですよ。リゾートホデルじゃないですよ。
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しかし、この学校、今年度一杯で廃校です。少子化に耐えられなかったようです。

こんどの土曜日11月6日、最後の文化祭のようです。生徒さんは小中合わせてこの4人の子なのでしょう。
なんだかちょっと涙が出そうになりました。
体育館ではその準備が進められているようでした。
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その校舎で今回の景観マネージャーの講義が行われました。
今回の講師は秋田工業高等専門学校の環境都市工学科の恒松先生です。先生は建築出身らしく、最後に今月12日にアルベで行なわれる西沢立衛さんの講演の案内をしてました。