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軽井沢千住博美術館

あっという間に年度末。自分のブログを見ればまだ冬のまま。いや、今も外には雪がありますが(3月末でこの積雪は考えられません。)
23日から娘の引越のため栃木まで行ってきました。ついでに娘と長野まで足をのばして、軽井沢見学して来ました。向こうは高速が発達しているので、車だと便利ですね。娘が住んでいた小山から2時間ちょいで軽井沢へ着きました。

真っ先に行ったのは、昨年10月にオープンした軽井沢千住博美術館。西沢立衛さんの設計です。西沢さんは十和田市現代美術館や豊島美術館など、既成の美術館とは相当違った美術館を設計している方ですが、この千住美術館はその十和田現代美術館と豊島美術館のライン上ある建物だと思います。

駐車場側の入り口。案内版のグレーの丸い穴のある変形した形が美術館で空から見るとこの形になっている。

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外観
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外壁は全部ガラスで、内部にカーテンのような生地が全面に張られていて、外からは内部は見えないが中からは外が透けて見える。
入ってまず驚くのは本当に美術館らしからぬ、広がりと明るさ。広い空間の中に所々に壁が自立してありそこに、千住さんの作品が飾られている。おそらくその壁の一部が耐震壁などの構造壁になっているのだろう。
内部にはぽっかりと丸く曲面ガラスで覆われた中庭がある。とにかく外のと接点となる壁は全部ガラス。めちゃくちゃ明るい。視線がず~~と抜けていくので、相当な広がりを感じる。
そして、床。コンクリートのままで外の元々の傾斜と同じように床もうねうねと傾斜している。その勾配は想像よりきつく、車イスの方だと介護が無ければ走り出してしまいそう。

明るく斬新な美術館を所望したのは作家千住博さん本人とのことなので、これでいいのかもしれませんが、個人的には建物のデザインが強過ぎて、静かな感じのする千住さんの作品をじっくり鑑賞する雰囲気ではない気がした。

一昨年見に行った群馬県みどり市の富弘美術館も大変モダンでカッコいい美術館ですが、考え方としては真逆な美術館ですね。

内部は写真が撮れないので、こちらで動画もみれます。







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1ヶ月ぶりの更新になってしまいました。

もう春だというのに、雪が降って、朝は道路も真っ白で真冬にもどったようでした

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でも、晴れて家のなかから見る景色は最高に綺麗です。

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