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ホームページ引越

このブログではなく、アトリエ105のホームページのことです。
APPLE社のユーザーに対してやさしさのない仕業にMobileMeというapple社のクラウドサービスから、べつのサーバーに移行しなければならなくなりました。それも6月30日までに。移行の仕方をいろいろなサイトから探ってましたが、FTP・・?なにそれというズブのシロウトにはなかなかハードルが高く、数日間悪戦苦闘しました。

実は数年前からレンタルサーバーを借りて、独自ドメインも取得してました。なので、ホームページのURLは見た目はwww.atelier105.jp となっていましたが、実態はMobileMeにあったのです。ややこしい話ですが。
それをこのたび移行しました。いや、移行出来たと思います。URLなどに全く何の変化もありませんが。
うまくいっているならば、7月になってもアトリエ105のホームページが見れるでしょうし、そうでなければ見れなくなるでしょう。

あわせて、ホームページも1年以上ぶりに更新しました。たまには見てやってください。
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とっても不思議でうれしいメール

昨日の夜、つまり2012年6月24日 22:32:21JSTに 2006年に完成した Q1(キューワン:灯油の使用量換算で次世代基準で建てた家の約半分ですむ家。新住協での呼び名)住宅の建て主さんからメールが入りました。

大変嬉しいメールでしたので、了解を得て紹介させていただきます。
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今回のライフラインの切断で,
最も困ったのは水でした。
つまり,電気はなくても,何とかがんばれた,のがこの家です。

暖房も蓄熱
だからほんわか暖かみが残る
しかも暖かさを逃がさない
土曜日の日中も,目覚めて16度,
日光で暖めて,室温20度までいきました
これは二階居間の強みですね

強度や土台の心配もなく,
「秋田県で一番安心な家だ」
とおびえる息子に教えることができました

良いお家をありがとうございました
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どう考えても、今発信する内容じゃないけど、実際に今届きました。

お礼のメールで、なぜ今頃このようなメールか謎ですねと書いたら、

「驚きました!!!
1年以上かかって,メールが届いたのですね~
なぜでしょう・・・?不思議です。
当時書いたことは本当で,
「地震に強い」以上に「災害に強い」家だと感じました。」
と返信が来ました。

いやはや不思議なこともあるもんです。


ところで、この他にも「谷地町の家」(Q1よりはちょっと断熱性能は落ちて、Q値は確か1.6ぐらい)の家の方からも、震災のとき暖房無くても全然大丈夫だったよと言われていました。

住宅は建てられてから40年50年と長く長く使われます。家の基本的性能は後から変えようと思うと大変な工事になり、金銭的にも大変になります。そういう想いから、少なくとも5年程度は先へ進んだ住宅を提供しようと提案させていただいています。それもデザインの一部と思っています。このメールを励みにこれからもこのような家づくりのお手伝いをして行きたいと思っております。

ホームページの更新なかなか出来ませんが、左上のリンクからホームページもどうぞご覧ください。

軽井沢 吉村山荘

旧三笠ホテルホテルの見学の後、建築家 故吉村順三さんの別荘を探してみました。前日にだいたいの位置はネットで調べてました。意外にあっけなく見つけることが出来ました。

吉村山荘は建築を学ぶ人にとっては超有名建築です。(ある程度の年齢以降だと思いますが、ちなみに我が娘は知らないようでした。)この山荘にお弟子さん達を呼んで、いろんな建築談義をしていたのだろうと思います。今ではこれも超有名な中村好文さんなどもその一人で、中村さんの書かれた本にも良く登場します。暖炉に薪をくべながら、その火もデザインするように話されたとか。お弟子さんではないと思いますが、伊礼 智さんの造る住宅も、実に吉村イズムにあふれていると思います。

ありました。道路脇に「吉村」の表示が。奥に見えます。もうわくわくです。道にはまだ雪が残っています。足跡もあります。今でも私達のように見学に来る人がいるのでしょうか。様子を見ましたが、誰もいないようです。
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1階がRCで、その上に大きく跳ね出して木造が乗っています。屋根の上には展望台も見えます。
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この外観。何度もいろんな本で写真を見てました。ほとんど変わらずにあります。
きっと今でも誰かがきちんと監理されているのでしょう。
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完成が1962年2月ですので、50年経っていることになります。1階には当初の図面にない増築部分もありました。跳ね出した丸太の手摺の一部腐っているところもありましたが、ほぼそのままにそこにあることに感動しました。
敷地内に無断で入ってしまっていることに罪悪感がつきまといましたが、まさか見れるとは思ってもいなかったので、今回の軽井沢で一番心に残ったものとなりました。






軽井沢 万平ホテル、旧三笠ホテル

3月に行った軽井沢の続きです。石の教会内村鑑三記念館を見た後に、旧軽銀座をぶらついて買い物をしました。3月末という気候的にも一番中途半端な時期でも結構人が歩いてましたね。さすが軽井沢です。
そしてその日の宿泊はこちら↓↓

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万平ホテル。ジョンレノンも愛用したという老舗クラシックホテルです。メインダイニングでの夕食や朝食、最高でしたね。夕食にちょっとワインを飲み過ぎました。部屋も広くゆったりとして、その割にはリーズナブルでした。時期が時期だからですかね。部屋にはLANもついていて、持って行ったパソコンでちょっと検索。この近くにあるだろう故吉村順三さんの別荘を。

翌日は軽井沢お決まりの重要文化財の旧三笠ホテル等見学して

旧三笠ホテル
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前日に検索した別荘を探して来ました。

テーブル

昨日の続き

我が家の食卓のテーブルはこの家を建てた時に買った無垢のブナのテーブルです。当時たまたま行った弘前の中三デパートでやっていたブナ展で見つけ、気に入って購入した物です。その作者が大湯浩之さんでした。

なので、我が家のテーブルは使用開始から17年目を向かえ、手入れもろくにしないため、よごれて表面がベタベタして来ていました。数年前にも自分で塗装したのですが、今年の大湯さんの工房展に行った時にその話をしたところ、じゃあそのうちに行って再塗装してやるよと言ってくれていました。またその時に、工房庫にあったいくつか座卓を見せていただき、持って行かないかと言われたのですが、大きさや高さ等、現在のソファ前に置くにはちょうどいいのがなくて、そうこうするうちに大きな一枚板を見て、これで造ろうかという話になりました。

そして、12日に大湯さん親子が我が家に突然のようにやって来て、持って来たよと。

それが、これ↓
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存在感ばつぐんで大きさもピッタリ。このテーブルに置くと何でも引き立ちます。
自然のままに仕上げてあるのに、モダンでメタリックなMacbookAir(娘の)もますますカッコ良く見えます。
この前に座ってビールを飲むのは最高です。

そして、食卓テーブルをベランダに持ち出し、親子でサンダー掛けをして
120612teble01.jpg


オスモカラーで再塗装して、テーブルは美しく蘇りました。
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無垢で出来た物は質感等ももちろんいいのですが、こうやっていつまでも使い続けることが出来ていいものです。

大湯さん ほんとうにありがとうございました。
(大湯さんのブログでもちょっと書いてありましたね

木好房DAIROKU工房庫展2012

少し前になりますが、6月3日に大湯浩之さんの工房庫展に行ってきました。昨年も行ってますが、今年から毎年行うことにしたそうです。大湯さんとは我が家のテーブルを購入して以来、17年の付き合いになります。
あいかわらず味のあるいい感じのテーブルや椅子、小物が一杯ありました。

青い服を着てお客様に説明しているのが息子さんの建太郎くん。
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このテーブルと椅子も実に絵になりますね。大きな一枚板も置いてます。展示室の裏には造られるのを待っている大量の板が置いてあります。
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外にも、古くなったベンチなど置いてました。これまたいい感じです。
120603ooyukoubouten03.jpg


このベンチ持って行かないかと言われたのですが、我が家にはちょっと置くスペースが無いので、断念。

そして・・・つづく