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大館 産業祭2012

27日、28日は大館の産業祭に「近くの山の木で家をつくる会・大館」として参加し、今年も「ちかやまハウス」の棟上げと、親と子の木工教室として、木の工作を行いました。
まずは27日の午前中「ちかやまハウス」実演建て方です。
建て始めからお父さん達が興味深そうに集まって来ました。
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こういうのはやっぱりお父さん達が興味を示し女性は完成品にしか興味はないようですね。

建て方が完成したあと例年通り、上棟の五色の旗を建てて餅まきならぬ菓子まきをしました。沢山の人が集まって、大人も子供も夢中になって拾ってました。
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午後からは木工教室でスギを使った工作です。会員の大工さんもいてくれるので、小さな子供でも造れ、大勢の人が参加してくれました。あまりの希望者にこちらのスタッフ不足でだいぶ待っていただいた方もいたぐらいでした。普段マウスを転がすか、鉛筆でスケッチを描いているかしかしない僕は、二日間金槌を振ったり、立ったりしゃがんだりをしたせいか、今日は身体中痛いです。

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水戸の続き

水戸に一泊して翌日は午前中市内観光。お決まりの偕楽園は梅が咲いているわけでもないので、さっと見て と言うところでしたが、やっぱり素晴らしいですね。管理が行き届いているし、なにより偕楽園から見渡した景色が素晴らしかった。
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クリックすると拡大します。

千波湖から続く公園の連なり。都市内にある公園では、ニューヨークのセントラルパークについで世界第二位だとか。街の真ん中にこれだけの公園があることを全く知りませんでした。羨ましい!
徳川ミュージアムに行くために付近を走りましたが、沢山の人が公園で遊んでいて、日本じゃないような気がしました。

続いてこれも定番の水戸芸術館。大御所建築家、磯崎新の設計で1990年に完成、高さ100mのアートタワーが目玉です。
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完成から22年も経っていることになりますが、全く古さを感じません。外部の素材はチタン。無垢のチタンで建築にチタンを使った初期でほとんど試作段階なので使えたとのこと。今じゃこんな贅沢な使い方は出来ないだろうと磯崎さんも書いてます。
塔は展望台になっていてエレベーターで上に上がれます。どこから展望するのかなと思ったら、
こうでした。↓↓↓ 
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丸窓から下を見下ろすと芸術館の低層部と塔の影が見えました。全体としてはバブルの頃のポストモダンなデザインですね。
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磯崎さんが書いた「日本の建築遺産12選」によると、この塔は呼び名としては「塔」だが、磯崎さんにとっては「柱」なのだそうです。このタワーは、ルーマニアの彫刻家コンスタンチン・ブランクーシの「無限柱」がモデルで、高さは水戸の100周年記念事業だったので100mで止めたが、コンセプトとしては三重螺旋がはてしなく空中に延びてゆく「垂直の構築」だそうです。構造設計が大変で(そりゃそうだろう)当初は窓は開けられないと言う話だったけど「コンコルドぐらいの窓でいいからなんとかあけよう」ということで今のようになったそうです。

建築士会全国大会 水戸

19、20日と建築士会全国大会へ出席のため水戸へ行って来ました。目玉は妹島和世さんの記念講演でしたが、残念ながら到着が遅れたために、ホールがもう満席で入ることが出来ませんでした。ちらりと講演しているところが見えましたが、出で立ちは至って普通だったし、声が結構低かったですね(音程が)ちょっと松任谷由実風でもう少し低くした感じ・・?。
大会式典では今年会員作品展の優秀賞を受賞した木下庸子さんが作品賞の代表として登壇しましたが、こちらはなかなかのファッションでしたな。下↓↓↓↓
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式典後は水戸プラザホテルで行われた大懇親会にも参加しました。700人もの人の立食でしたが、大抵このような懇親会ではあっというまに食べる物がなくなってしまうのに、今回は食べきれないほど量もおおく、みんな美味しい物ばかりで大満足でした。水戸市長さんや茨城県知事さんが夜の街へくりだして、財布を軽くして行ってくださいと言ってましたが、この懇親会だけで十分と出なかった人もいたのでは。しかし、折角来たのだからと仲間と夜の街も堪能して来ました。もう帰ろうとしてビルの通路内を通っていたら、ガラス越しにジャズのライズをやっているのを見つけ、ついつい引き寄せられてしまいました。

B2(ビーセカンド)というジャズレストラン&バー。
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水戸  いいなあ〜

きりたんぽ祭り

14日(日)にきりたんぽ祭りへ行ってきました。昨年までと違って今回はかなり頑張ってコマーシャルしていて、同時開催のイベントも盛りだくさんでした。

販売ブースによってずいぶん人の並びが違いましたね。行った時にここが一番のようでした。
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来場者はほんと多かったですね。今日の発表で2日間で86,000人とのこと。
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イベントの中で一番気になったのがこれ↓↓↓
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子供がバルーンに乗って空中に飛び上がってました。
楽しそう! やってみたかった・・

八戸ホコ天

暑い暑いと思っていたらあっという間に涼しくなって、もう10月。
9月30日に所用があって(仕事とは全く関係がなく)八戸へ行ってきました。ちょうどメイン通りの十三日町でミュージックレビューHATANOHE2012というのをやっていて賑わってました。小雨が降っていたので人通りはいまひとつの感じでしたが、通りの数カ所同時に若い人達のバンド演奏などあって、街の活性化へのパワーを感じました。

いくつも演奏がおこなわれているなかで、一番人だかりがあった(と思う)バンド(といっても人だかりで見えないか。テントの下で演奏している)。衣装は日本の着物を着て、マイケルジャクソンから北島三郎、三橋美智也(だったかな?)までジャンルを超えてバリバリのロックで歌い上げ、キーボードのお兄ちゃんはビジュアル系な感じだし、ドラムは女性で迫力の音をたたき出していて、面白くそして上手だった。場慣れしていてプロかな(バンド名はわからなかった)
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通りにはいろんな車の屋台が来ていた。
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大館の大町でハチ公小径を造る時も、ここ八戸の屋台村を参考にするため数年前にも来たことがあります。八戸は30数年前に4年ほど住んでいましたが(大学卒業後最初の務めは八戸の建設会社でした)そのころとは道路なども整備されて随分変わっています。でも中心部の裏通り(六日町通りだったかな)はかつてとほとんど変わらず、たださびれた感じだけがありました。これだけの人口を抱えていてもやはり地方の商店街はさびれて行ってるんでしょうか。その危機感からこのようなイベントを開催して商店街を盛り上げようとしてるんでしょうね。
どこもほんと大変です。