全館暖冷房システムの説明会
今日はいつも電気設備の設計でお世話になっている環境設備設計さんのおさそいで、鹿角市で行われた「YUCACOシステム」の説明会へ行って来ました。
このシステムは住宅やその他の施設の全館空調システムを一般的な壁掛けエアコンを1台〜数台使って、ローコストで行おうとするもので、40坪程度の住宅であればエアコン1台で暖冷房を行い、その工事などにかかるイニシャルコストを100万円程度、そして年間の暖冷房のランニングコストを5万円程度におさめようとしているとのこと。
現在工事中の北秋田市の伊勢堂岱遺跡に建つ展示施設に取り入れられているそうです。この展示施設では500m2程度を壁掛けエアコン3台で暖冷房を賄うそうです。
このシステムは空調のエアコンと熱交換型換気扇を同じ空間(機械室)に設置して熱交換された新鮮空気を暖冷房して、それを建築的な縦ダクトを使って床下のチャンバーへ送り、送風機を使って窓際や壁際から吹出し、また機械室へリターンするというものです。
このシステムをイニシャルコストもランニングコストも低く抑えるにはとにもかくにも建物の断熱気密性の高さが求められます。・・・つまり、設備費を安くするためには、建物全体の断熱気密性に十分にお金を掛けないといけないと言う事です。ですから、全体の建物を建てる費用は初期は少し高くなるけれど、ランニングコストが安いので、10年とか10数年後ぐらいには元がとれ、その後は少ない費用で暖冷房出来ますよということを理解していないと行けません。
今回説明会に参加して、住宅のようなデリケートな建物ではこのシステムの持っている課題もまだいくつかあるなあと思いました。
YUCACOシステム研究会の会長で東大名誉教授の 坂本雄三先生より最初に説明。

このシステムは住宅やその他の施設の全館空調システムを一般的な壁掛けエアコンを1台〜数台使って、ローコストで行おうとするもので、40坪程度の住宅であればエアコン1台で暖冷房を行い、その工事などにかかるイニシャルコストを100万円程度、そして年間の暖冷房のランニングコストを5万円程度におさめようとしているとのこと。
現在工事中の北秋田市の伊勢堂岱遺跡に建つ展示施設に取り入れられているそうです。この展示施設では500m2程度を壁掛けエアコン3台で暖冷房を賄うそうです。
このシステムは空調のエアコンと熱交換型換気扇を同じ空間(機械室)に設置して熱交換された新鮮空気を暖冷房して、それを建築的な縦ダクトを使って床下のチャンバーへ送り、送風機を使って窓際や壁際から吹出し、また機械室へリターンするというものです。
このシステムをイニシャルコストもランニングコストも低く抑えるにはとにもかくにも建物の断熱気密性の高さが求められます。・・・つまり、設備費を安くするためには、建物全体の断熱気密性に十分にお金を掛けないといけないと言う事です。ですから、全体の建物を建てる費用は初期は少し高くなるけれど、ランニングコストが安いので、10年とか10数年後ぐらいには元がとれ、その後は少ない費用で暖冷房出来ますよということを理解していないと行けません。
今回説明会に参加して、住宅のようなデリケートな建物ではこのシステムの持っている課題もまだいくつかあるなあと思いました。
YUCACOシステム研究会の会長で東大名誉教授の 坂本雄三先生より最初に説明。

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