神山の家改修工事 続き
昨日の続きです。外壁の付加断熱のグラスウール 施行中です。

外壁は高性能グラスウール 16Kg t=105充填+付加断熱105mmで合わせて210mmです。断熱改修で悩むのは床又は基礎や天井の断熱をどうするかです。今回は床断熱としました。床断熱だと玄関部分やユニットバスなど、床から下がっている部分の断熱をしっかり連続させるのが難しくなります。
それを判っていて床断熱を選択したのは、一つには昨日書いた古い部分の基礎が玉石であり、その部分は基礎断熱とするには、家全体を揚げ屋して下に基礎を造り直す必要があり、予算的に非常に高くなってしまう点とこの家は平屋で結構な大きさがあるため、土間下全体にコンクリートを入れその下に断熱材となると、これも高くなってしまい、結果新築するより高くなってしまうことが懸念されたためです。
使いやすさの追求、構造的な安定性、街並への配慮、そして出来るだけ光熱費のかからない住宅などをどこでバランスさせるか、いつも悩みに悩んで設計にあたってます。改修工事ですと限られた構造内で、出来るだけ合理的に行う必要も出て来て、さらに悩ましいのですが、新築では絶対得られないモノもあり、やりがいもあります。

外壁は高性能グラスウール 16Kg t=105充填+付加断熱105mmで合わせて210mmです。断熱改修で悩むのは床又は基礎や天井の断熱をどうするかです。今回は床断熱としました。床断熱だと玄関部分やユニットバスなど、床から下がっている部分の断熱をしっかり連続させるのが難しくなります。
それを判っていて床断熱を選択したのは、一つには昨日書いた古い部分の基礎が玉石であり、その部分は基礎断熱とするには、家全体を揚げ屋して下に基礎を造り直す必要があり、予算的に非常に高くなってしまう点とこの家は平屋で結構な大きさがあるため、土間下全体にコンクリートを入れその下に断熱材となると、これも高くなってしまい、結果新築するより高くなってしまうことが懸念されたためです。
使いやすさの追求、構造的な安定性、街並への配慮、そして出来るだけ光熱費のかからない住宅などをどこでバランスさせるか、いつも悩みに悩んで設計にあたってます。改修工事ですと限られた構造内で、出来るだけ合理的に行う必要も出て来て、さらに悩ましいのですが、新築では絶対得られないモノもあり、やりがいもあります。
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