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蔵の街増田

大曲の花火を見た翌日は秋田県横手市の増田に行ってきました。増田はこれで3度目か4度目ですが、今回は大曲の花火の翌日とあって、びっくりするぐらい多くの人が来てました。おそらく多くの人が角館や増田と花火をセットで来てるんですね。
これにあわせて「蔵史めぐり」ということで全部の内蔵を無料で公開してたのも多くの人が来た理由でしょう。
10年ほど前に来た時は観光客など全くいない状態からは信じられない光景でした。以前聞いた話では当時の蔵を持っている人たちは蔵を公開して見せるなんてとんでもないという雰囲気だったのを、蔵の素晴らしさに気づいた人が説得して、蔵の日を設けたりして、徐々に蔵を公開する人が増えてきたとのことでした。
今回伺ったある蔵の持ち主も、まさかこんなことになるとは思ってもいなかったと言ってました。

地域にある財産もその地域の中では気付かないものの典型ですね。

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大曲の花火

今年も大曲の花火見てきました。

今年は2度の雨で開催するかどうか当日の朝6時に決定するということでしたが、よっぽどのことがない限り中止や延期はないだろうと思ってましたが、無事開催されて良かったです。

最近は災害が多いのでもし万が一花火をやっている最中に災害でも起きてけが人などが出たら大変なことになるので、主催者や関係者は本当に祈る思いで決定を決めていると思います。主催者発表で74万人もの人が押し寄せるイベントを中止しなければならない時がいつかは来ると思いますが、その決定への心労たるやいかほどかと、今回は特に思いました。

今年で5年連続で見に来てます。それは姪が花火会場のすぐ近くのアパートに住んでいて、終わって宿泊出来たためですが、残念ながら今年限りとなりました。

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水戸岡鋭治のパース

水戸岡鋭治といえば今や電車のデザインで有名ですが、久しぶりに開いたこの本も水戸岡さんのデザイン本。20年ぐらい前に買ったと思っていたのですが、1987年初版でなんと30年も前の本。今見ても古臭くなく、カッコイイ。

30年前といえばパソコンもまだそれほど使ってない時期、ましてCGなんぞ全くない時代。つまりこれ全部手書き。しかもオーバーレイフィルムを細かく切って貼って色彩を表現するという、気の遠くなるような作業の末に出来上がる。センスと集中力と根気と根気と根気によってつくられた代物。今見てもただただスゴイ!

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iTunesの中身

僕の使っているパソコン(mac)のiTunesのなかには雑多にいろんなアルバムが入ってます。娘が自分のiPodに入れるための母艦としても使っていた時期があるため自分では普段絶対に聞かない音楽も入ってます。

以前は仕事中は音楽などあると集中できなく仕事中に音楽を鳴らすことはありませんでしたが、最近BoseのMini Bluetooth speakerを買ったので試しに事務所で鳴らしたら、意外に邪魔にならなくていい感じだったので仕事中もずっと音楽を鳴らすようになりました。

音源がパソコンのiTunesで、ずっと鳴らし続けるためにシャッフルにして連続してかかるようにしてます。そうすると娘の入れたのも時にかかって、その中にはなかなかいいなと思うものもあります。

人間どういうわけか青春時代に受けた影響を強く引きずって、若い頃好きだったような音楽ばっかり聴いたりして、新しいものに触れなくなるようで、年とともにその傾向が強くなるようです。

私の母は現在94歳ですが、昔一緒にテレビ見てた時にモッズというファンクグループが歌ってるのを聞いて、これいいなと言い放ってビックリしたことがありました。当時すでに60をとうに超えていたと思いますが、先入観なくいいと感じたものはいいと言える母に、自分もこうでありたいと思ったものでした。でも気がつけば若い人が聴く音楽を先入観から排除してました。

音楽ばかりでなくすべてにおいて、今という時代を感じて生きていかないと、気持ちから老いてしまいます。
今こうしてiTunesにはいっている娘の入れたのも時折聞いて、そんなことを感じています。

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花屋さんの増築

現在工事中の花ドームさんの増築の外観が現れてきました。もともとテラスとなっていた外部空間を壁で仕切るだけの工事ですが、ストライプ状の木の格子とそれにぴったり合わせたガラスだけの窓という構成で、大工さんには結構な手間をかけてもらってます。
全ての完成はもう少し先ですが、お盆に間に合わせるよう暫定的に一部明日から使用出来るよう工事が行われてます。

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古川町の家

7月初めから着工していた「古川町の家」の工事が進んでいます。シンプルな平屋の住宅です。完成は11月中頃の予定。

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玄関ポーチの修繕

我が家の玄関ポーチは木でできてます。普通はコンクリートで作りますが、当時(22年前)デッキ風にしたくて木で造りました。

数年前から階段部分が下がってきたため、今大工さんに直したもらってます。とりあえず解体してみたら、なんと柱の下が腐ってボロボロになってました。でもデッキに使った米松は全く腐ってなくてしっかりした状態です。

どうして柱の下が腐ったのかは、おそらく土台にほぞを切って柱を差し込んでいるため、その部分に雨水などがたまって排水されず、常に湿潤状態だったためではないかと推測されます。また、柱の下には必要のないほぞ穴もあって、おそらく施工時に間違えたのだとうと思いますが、そのためそもそも柱の下の断面積が小さかったのも一因かと思います。

自分の家兼事務所なので当時頻繁に現場に通って監理していましたが、常に現場にいるわけではないのでこういうミスまでは把握できません。 でもまあ、22年もったからいいかとも思うし、このことは今後に活かせると思います。

修理中の玄関ポーチ
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柱の下が腐ってほとんどない状態
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床板を支える木材の上面が腐ってた。
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でもデッキ材の米松は全く健全。表面で水が溜まることがないため腐らない。
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