fc2ブログ

私の街の素敵な家コンクール

新住協の住宅コンクールで優秀賞をいただきました。ありがたいことに第2回のコンクールから連続4回目の優秀賞受賞です。
受賞したのは昨年10月に完成した「上町の家」。一発勝負でこの一軒だけ応募していました。

uematinoie001.jpg


uematinoie002.jpg


uematinoie003.jpg


この家はたっぷりとした2台分の車庫をビルトインし、生活空間が2階の家です。特徴的なのは上下に配置された風除室とベランダで、格子戸で囲まれ開けたり閉めたりして生活を楽し装置として、また季節によって室内気候のコントロールにも役立つヒートチムニーになっていることです。

今回のコンクールでは最優秀賞、優秀賞共受賞者が増やされ、おかげで何とか受賞出来たように思います。それでも評価して頂き本当にうれしい。

秋田「家」倶楽部の西方さんは最優秀賞、嶋崎さんも優秀賞を受賞してました。みんな強力でそして良きライバルです。

このようなコンクールは実は設計者の力量だけでなく、建築主の要求条件や予算、立地条件そして設計に対する理解などで大きく左右される。だから本当は建築主にも賞を与えるべきだと思うのだけど、そこまでのコンクールにはお目にかかったことがありません。

コメント

非公開コメント

おめでとうございます

鳥潟さん,受賞おめでとうございます。
私もとても嬉しいです。

この家に越して以来,
①家に帰るのが楽しみになった
②家が憩いの空間になった
③料理するのが楽しい
④子育てが楽になった
⑤料理の皿数が増えた
等々幸せなことがたくさんあります。

秋に越したので,冬の過ごし方,春の過ごし方,
それぞれ違うことがわかってきました。
この家の気候は独特ですよね。
過ごし方や木の手入れなど,これからもたくさん教えてほしいです。寝室や子供室も,もっとおもしろいことをすれば良かったと思っています。設計しているときは,途中で力尽きてしまったので。

とりあえずの課題は・・・パントリーが暑くなってきたことかな。

建築主さんありがとうございます。建築主さんの家は新しいタイプの家です。熱損失係数が約1という世界は日本では昨年以降実作が出来て、ほとんどの家で今夏が初めての夏を迎えるわけです。これまでスウェーデンやドイツ、スイスなど環境先進国では実例はありますが気候が違います。設計では間取りや風の通り道などの工夫でいろいろ考慮したつもりですが、実際生活してどうなのか、いろいろ教えてほしいと思っております。
暑さ寒さの事ではない、生活の楽しさを喜んでいただいたコメント、私のとって最高のプレゼントでした。重ねてありがとうございました。
パントリーのこと、そのうちにお邪魔して対処出来る物は対処したいと思います。