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十和田現代美術館

昨日、5月1日は青森県十和田市に4月26日オープンしたばっかりの、十和田現代美術館を見に行って来た。余談だが、大館からだと意外に近く、十和田湖経由で2時間ほどで着いた。途中の奥入瀬渓流の新緑の若葉がとても綺麗だった。

設計は今乗りに乗ってる若手建築家 西沢立衛。妹島和世との共同事務所SANAAで金沢21世紀美術館も設計している。

この美術館の大きな特徴は、一つの建物ではなく様々な大きさの建物それぞれが各作家の展示建物となっていて、それをガラスの渡り廊下でつないでいる。その建物と建物の隙間が中庭となりそこも展示スペースとなっていて、建物内の展示物も中庭の展示物も町に対して開かれている点だ。
十和田市現代美術館についてくわしくはこちら

これが交差点から見た外観。正面の大きなガラスの建物はカフェ、休憩スペース。
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エントランス前。巨大な馬の展示が出迎える。
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入口を示す看板。こういうロゴも今っぽい。カクカクして細い。青木淳の青森県立美術館などと似ている。
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メインエントランスは渡り廊下の中間。いかにもアトリエ系建築家の作品らしく、エントランスといった雰囲気は全くなく、渡り廊下の戸を開けて入る感じ。企画展示側を見返す。
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屋上から見るとこんな感じ。
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シャープな外観を支えるのは以外にもチープな納まり。外壁の白いトタンを折曲げただけの壁上部ディテール。
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中庭にはこんな展示も
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この木もオノヨーコの作品。
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建物と建物の間にもこんな作品が。
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カフェ、休憩スペース。天井に照明など無い。きっとこのブースの上に上向きに照明がついていて真っ白い天井や壁に反射させるんだろうと想像する。
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ちょうどお昼になったので、ペペロンチーノをたのんだ。食事はパスタ2種類と、ピザのみ。
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トレーは美術館のプランになっている。
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さっきも書いたが、建物内の展示も屋外から見れる。(タダで)
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建物と建物をつなぐ渡り廊下がいくつも層をなして、人が行き来するのが見えて面白い。上の写真、2階に人がいる。

屋外にこんな巨大なアリが。官庁街の歩道のすぐ脇。現在は芝生の育成中なので入れない。
芝生がついたら入れるようにするんだろうか。
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これなんか、オレたちの世代には懐かしい、タイムトンネルに見える。(50代じゃないと判らないかも)
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それにしても、十和田市の官庁街通りは綺麗に整備されている。別にこの美術館オープンに合わせて整備したのではなく、昔から綺麗に整備されていた。うらやましい。
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この通りには桜も沢山あるが、残念ながら今年はもう散っていた。もしかしたら、オープンの26日あたり最盛期だったかも。

ちなにみ、写真は急きょ姉から借りた、CANON IXY DIGITALで撮った。(理由は前のブログ)やはりというか、ディストーションがかなり出る。オレのGRDIGITALは今日修理のためメーカーに送った。

美術館見た感想はいろいろあるが、それはいずれまた。夜の様子も見たかった。

お昼でみんな見終り時間があまったので、その後青森の安藤建築、「国際芸術センター青森」を一緒に行った娘に見せるため向かった。

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