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まち育て塾

今日は朝から第5回まち育て塾があった。今日の講師は芝浦工業大学の志村秀明准教授で、「まちづくりデザインゲーム」について、午前中はその説明とこれまで実践して来たことなどの講義で午後からワークショップでその「まちづくりデザインゲーム」を実際に体験させてくれた。
これが面白かった。大館市大町をそれぞれ担当地区に分けてそこで建替えをシュミレーションするものだったが、簡単な小さな模型を作って、CCDカメラを実際に動かしてスクリーに映し出された映像を見ながらみんなでああだこうだと言いながら街づくりのデザインが出来る。CCDカメラは雑誌などで見たことがあってあれば面白いだろうなとは思っていたけど、簡単な模型がこれほどまでリアルにまるで実際の街を映し出したようになるとは思っても見なかった。それが、ほんとリアルで、だからここはこうしようああしようとみんなが反応出来る。
今回は仮想の街だったけれど実際の街づくりでも利用されているとこのと。街づくりだけでなく単体の建築を設計するのにも多いに利用価値があると思った。

最初の志村先生の講義。ここで注目は志村先生のパソコン! 超薄型のMacbookAir!(どうでもいいことでした(^^;)
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これが我が班が最初に作った街区。
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上から見ると、ごちゃごちゃしている。
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で、真ん中に裏通りを一本いれることに。子供達の安心して遊べるし、緑も出来るしというわけで。模型だと建物を取り除くのも緑を植えるのも簡単。あっというま。
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これはお隣の班が発表しているところ。CCDカメラで映像を映しながら説明。
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その映像。ほんとおどろくほどリアル。
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模型はすべて志村先生が大学から持ち込んだもので、一見すると複雑に見えるけど実はいくつかのパターンの積み木になっていてそれを積み上げただけのものと、紙に印刷されていて簡単に組み立てられるものだけで出来ている。

一般的には平面の図面を見ただけでは一般の人はたぶん空間は理解出来ないだろう。これはゲームと言うものの専門家も一般の人も共通の認識を持つのに大変有効な方法だと思う。
我がアトリエ105にもひとつほしい。

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