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安藤忠雄本

建築家安藤忠雄の自伝を読んだ。

安藤忠雄本はこれまでも結構買って読んでいて、内容的にはこれまで読んだものとさほどかわらなかったけど、なぜか安藤本は買ってしまう。べつに安藤忠雄が大好きなわけではないけど、気になる存在ではある。改めて読んでみて、それにしてもよく頑張れるものだと思う。本でも何度も出てくるけど、建築家として自身のアイデアを実現するのは大変なことで、まさに闘いそのものに違いない。特に公共工事では顕著で、ほとんどのお役人は事なかれ主義でけっして今までに無いことはゆるさない。それに対して安藤忠雄という人はすべて特殊解ばっかりのような建築を提案しているので、ほんとよく実現出来るものだなあと、そこが私にはまねが出来ない。押しの強さと、絶対の自信と、しつこさと、その上で運もあるのじゃないかと、読んでて思った。その運をつかむのも普段の行動なのだと、思うがなかなか出来ない。
それにしても安藤忠雄というひとはぶれないというか、一貫して同じ姿勢で建築をつくっていることは感じる。書いてあることも二十年も前に読んだこととほとんど同じだ。

いままで買った安藤関係の本を並べてみると
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これだけあった。

ところで、新しい自伝の本、写真はなぜか天才アラーキーこと荒木経惟さんだが、ちょっとこわくない!
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でもって、帯をあげるとさらに怖さが・・・
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で、下げると、なんかお間抜けな・・・
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いや・・・・・・・実はこれが言いたかっただけかも・・・・


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