木を学ぶ建築講座
昨日9日は秋田県が主催する「平成21年度木を学ぶ建築講座」の第1回目の講座が秋田市でありました。この講座は3月まで全部で6回、午前10時から午後3時まで行なわれ、全部受講すると秋田県木造建築アドバイザーとして認定されるというものです。話によると70名の募集に対して190人以上の応募があったみたいで、120人以上の人が選外になってしまったとのこと。私は県がタダでいろんなことを教えてくれるならと、軽~い気持ちで応募して、でも受講出来ました。早い者勝ちだったんだろうか。
昨日は午前が「秋田の木材を知る」で木高研の飯島教授、午後が「木の使い方と木造住宅のデザイン」で県立大学の込山准教授の講義でした。どちらも興味深く濃い内容で、飯島先生も言ってましたが、こういう真面目な講義で寝る人もほとんどいなかったようです。(講演者にはやっぱり気になるんですね)
私としては込山先生のアフォーダンスの話などが今やってる仕事でも考えなければならないこととして気づかされ、ありがたかったです。
ちなみにアフォーダンスとは新しい心理学の概念で難しくいうと「環境に実在し、動物(有機体)がその生活する環境を探索することによって獲得することが出来る「意味/価値」のことだそうで、これだけ聞くとなんのこっちゃと思いますが、つまりは、いちいち説明しなくても、自然とある行動がしたくなる。具体的にいうと、床から高さ40cm位の高さの部分があればそこに腰掛けてしまう、とか座るのにちょうどいい高さに木と鉄のものがあれば、木の部分に座るとか・・・考えてみれば我々設計者はそういう概念を知らずして、アフォーダンス的な設計を追求しているところがあると思いました。まあ時にはあえてそういう意識をズラス、裏切ることによって新鮮な空間やモノが出来たりということもあると思いますが。
それにしても何が人気でこんなに沢山の応募があったんでしょうか。秋田県木造建築アドバイザーに認定されたからって仕事にはまったくつながらないだろうし、皆仕事が無く暇だったんでしょうか。やっぱりタダが効いたのか。
ところで、
昨日は午前が「秋田の木材を知る」で木高研の飯島教授、午後が「木の使い方と木造住宅のデザイン」で県立大学の込山准教授の講義でした。どちらも興味深く濃い内容で、飯島先生も言ってましたが、こういう真面目な講義で寝る人もほとんどいなかったようです。(講演者にはやっぱり気になるんですね)
私としては込山先生のアフォーダンスの話などが今やってる仕事でも考えなければならないこととして気づかされ、ありがたかったです。
ちなみにアフォーダンスとは新しい心理学の概念で難しくいうと「環境に実在し、動物(有機体)がその生活する環境を探索することによって獲得することが出来る「意味/価値」のことだそうで、これだけ聞くとなんのこっちゃと思いますが、つまりは、いちいち説明しなくても、自然とある行動がしたくなる。具体的にいうと、床から高さ40cm位の高さの部分があればそこに腰掛けてしまう、とか座るのにちょうどいい高さに木と鉄のものがあれば、木の部分に座るとか・・・考えてみれば我々設計者はそういう概念を知らずして、アフォーダンス的な設計を追求しているところがあると思いました。まあ時にはあえてそういう意識をズラス、裏切ることによって新鮮な空間やモノが出来たりということもあると思いますが。
それにしても何が人気でこんなに沢山の応募があったんでしょうか。秋田県木造建築アドバイザーに認定されたからって仕事にはまったくつながらないだろうし、皆仕事が無く暇だったんでしょうか。やっぱりタダが効いたのか。
ところで、
昨日は天国の妻の誕生日でした。生きていれば51歳。悲しいことにすっかり忘れていました。7年という歳月はあっという間でしたが、心の中の意識は薄れて来ているということでしょうか。幸い子供達が忘れずにいて連絡を取り合って、仕事帰りにケーキを買って来てくれました(もちろん天国のお母さんの分と合わせて四つ)。私が秋田市から帰ってすぐ後に帰って来た下の子がケーキを持って来たので、どうしたの?と聞いてから、ハッと思い出しました。やはり子供達にとっては忘れ得ぬことなのでしょう。
コメント
初めまして
建築のことは全くわかりませんが、木には興味あります。またお邪魔します。
2010-01-10 18:15 ばっけ URL 編集
はじめまして
2010-01-12 10:34 鳥 URL 編集