fc2ブログ

講習

昨日は某メーカーの某耐震部材の使用に関する講習がありました。こういう講習は大体が工務店向けで、実は当初私のほうへは案内が来ていませんでした。たまたま土曜日にばったりツタヤで会った某建設会社の方がその話をしてくださり、その方からの連絡で今回参加出来ました。

この耐震部材の使用は講習を受けた人しか出来ないということですが、なぜそのような縛りをつけるのか非常に疑問です。よほど特殊でしっかりと講習を受けないと性能を発揮出来ないようなものならば仕方がないとも思いますが、今回のは説明書さえあれば誰でも(大工さんならば)出来るようなシロモノです。国から認定をとるのにそのような指導があるのかもしれません。しかし、現実は講習を受けたほとんどの人は建設会社の現場担当員や工務店の社長、私のような設計者などです。実際にその部材を取付ける人ではありません。今回の部材は床や天井を壊さなくても内壁にボードを打ち付け、それを家の何ヶ所かに施工して家全体の耐震性を上げるというものです。どう考えても講習を受けた現場担当者や社長がその現場にびったりとついてすべてについて指導するとは思えません。つまり講習によって正確な施工を目指したとしても現実にはその成果は現れないことになります。
私は今回講習を受けたので、設計に織り込むことは出来るはずです。でも施工する側が受けていないとしたら、図面には描いても工事出来ないということにもなります。矛盾した話です。
だから、こんなわけの分からない縛りなどなくしたほうがいいと思うのですが。それよりも誰でも使えて安く出来るものを国でも推奨したほうがいいと思うのですが。
エコポイントに耐震性を上げると15万ポイント加算するというような話もあるぐらい、国としても全体の耐震性は上げるべきだと考えているはずなのに、ほんとおかしな世の中です。

講習でモデルに実際に取付けてみるという施工実習的なことも行われた。

111116taisinkosuy01.jpg

コメント

非公開コメント