研修旅行 東京 その2
二日目は吉野石膏ボードのショールームでの研修でした。たったの4人という少ない人数でしたが、担当の方2人もついてしっかりした説明をしていただきました。正直石膏ボードの説明といったって、もうさんざん使っている材料なのでとあまり期待していませんでした。でもやっぱり行ってみるとなにがしらかの得る物があるものです。想像以上に勉強になりました。とくに遮音対策について、実際の試験を含めて聞いて良かったと思いました。
実は以前設計したある木造平屋の公営住宅で隣の音が筒抜けだと問題になったことがありました。設計当初から音の問題には非常に気を使って、コンセント周りの扱いなどを含めてキチンとやったつもりでした。でも問題になりました。
この住宅はプロポーザルでとった仕事でしたが、プロポーザルでの提案で隣との間仕切りの間柱を千鳥配置で空間を取る方法を示していました、でも担当者からそれはいらないのではと言われやめた経緯があります。今回の研修で、やはりその方法が良い結果になることが解りました。
木造の間仕切りの模型。間柱が両側から千鳥配置でそれぞれに空間を設けている。
実際木造の集合住宅でこの方法を利用するにはもう少し工夫が必要です。柱のところなども空間をとらなければならないし、コンセントやスイッチがこの壁に付かないようにするなど、いろいろ厄介です。その他に重要なのは床下や天井裏の処理、外壁側に換気扇やエアコンスリーブの位置やその処理など思わぬところから音は伝わっていくものです。遮音については非常に難しいと吉野石膏の方も言ってました。
実は以前設計したある木造平屋の公営住宅で隣の音が筒抜けだと問題になったことがありました。設計当初から音の問題には非常に気を使って、コンセント周りの扱いなどを含めてキチンとやったつもりでした。でも問題になりました。
この住宅はプロポーザルでとった仕事でしたが、プロポーザルでの提案で隣との間仕切りの間柱を千鳥配置で空間を取る方法を示していました、でも担当者からそれはいらないのではと言われやめた経緯があります。今回の研修で、やはりその方法が良い結果になることが解りました。
木造の間仕切りの模型。間柱が両側から千鳥配置でそれぞれに空間を設けている。

実際木造の集合住宅でこの方法を利用するにはもう少し工夫が必要です。柱のところなども空間をとらなければならないし、コンセントやスイッチがこの壁に付かないようにするなど、いろいろ厄介です。その他に重要なのは床下や天井裏の処理、外壁側に換気扇やエアコンスリーブの位置やその処理など思わぬところから音は伝わっていくものです。遮音については非常に難しいと吉野石膏の方も言ってました。
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