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関木材工業

昨日とうとうここ大館に初雪が降りました。この寒い中鹿角市八幡平の関木材工業へ行ってきました。目的は今工事中の喫茶店の壁に使う木材を見るためです。ここにはいろいろな材種、サイズの無垢の壁材や床材があり、それを施主さんと一緒に見に行ったわけです。
この関木材工業はいろいろなことにチャレンジする会社で、針葉樹や広葉樹の無垢の壁材や床材のほか、積層の床材も造っていますし、床暖対応のスギや落葉松の針葉樹床材なんてのもありました。(針葉樹で床暖対応はここだけだそうです。)また、障害者用の手摺なども広葉樹の無垢材で造っています。これがビックリなのですが、なんと熱と圧力を加えるだけで、35φのナラ材がぐにゃぐにゃに曲がるようになるのです。
sekimoku.jpg

写真ではあまり曲がってませんが、実際はほんとびっくりするほど折れずに曲がります。しかも手で簡単に! そのほか木製サッシも製作してます。
いまの主流は都市圏のマンション用床材や中央の建材メーカーへの納入のようでしたが、地方にいて、このような業者と直接取り引きしないで、一旦メーカーへ納められたものを、買っていることが多く、馬鹿げているような気がします。

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