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軽井沢ペイネ美術館

3月24日に行った軽井沢の続きです。千住博美術館の次に行ったのが、ペイネ美術館。元は日本の建築に多大な影響を与えた建築家 アントニン・レーモンドの別荘(夏の家)だったのを移築したものだ。展示してあるのはフランスの画家レイモン・ペイネの作品。両者には関係は無いそうだ。

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この建物の外観の最も特徴的なV字型の屋根(バタフライ屋根というらしい)。内部ではこの高い方に2階があってスロープで上って行く。

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内部は屋根を支える梁などが丸太で、塗装も無く自然な感じ。外部の赤く塗ったモダンな感じとは随分違う。それと、全体としてかなり華奢な感じ。風が吹くと揺れた。建った1933年当時は地震などに対する耐力壁の重要性は今ほどではなく、筋交いなどはないのでと思った。内部の丸太の感じから、やはり日本を代表する建築家 故吉村順三さんを思った。展示のため開口部を閉じているので、オリジナルの内部空間を感じることが出来なかったのがちょっと残念。

ところで、「秋田家倶楽部」の仲間の能代の西方さんの事務所はこの夏の家のバタフライ屋根の片側を取った形のコピーではないかとにらんでいるんだが・・・違う??





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