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エリアなかいちと秋田県立美術館

昨日15日に秋田市のオープンまもない「エリアなかいち」へ行ってきました。といってもそこが目的ではなく、いつもは土日バイトの二女が休みで、このあとお盆も休めそうも無かったので秋田まで遊びに行こうと、だったら新しい「エリアなかいち」へとなったわけです。が、新県立美術館の暫定オープンは来週だし、商業施設にはわざわざ遠くから行って買い物を楽しむものも無く、でも人はごった返していて、ほとんど通り過ぎるように出て、さてどうしようかと考え、現秋田県立美術館の平野正吉美術館へ行って来ました。実は現秋田県立美術館を訪れるのは初めてです。今まで隣の県民会館には何度も来てますが、新美術館に移される前にこの美術館での藤田の「秋田の行事」を見ておかなくてはと思ってましたが、なぜか入ったことがありませんでした。

中に入っての驚いたのは「秋田の行事」の展示室。外観からは想像がつかない巨大空間にど〜〜んと展示されています。絵そのものについてはいろいろなところで紹介されていて、実物を見るのは初めてですが、「おお!これか!」と言う感じです。ですが、設計者の性で展示室についてよく見てしまいます。上からの自然光があるかなり高い天井高さで圧倒されます。自然光だけでは明るさが足りないので絵の上から照明が当てられていますが、これがどうもイマイチで、絵に照明が反射して上の方が見えにくくなってます。これがちょっと残念でした。帰ってからネットで調べると、この上からの自然光は藤田が平野にあえて注文を付けて実現したとのこと。教会のような荘厳なイメージだったのでしょうか。

ところで、現美術館の設計は日建設計です。日本最大の設計事務所で、スカイツリーも設計してる超一流どころですね。だからと言うわけではないですが、いいじゃないというのが素直な感想です。相当以前もこのブログで書いてますがどうも素直に、新美術館を認めれません。もちろん、今や世界の美術館と行ったらアンドーなので、間違いなくいいものにしてくれているとは思うのですが、平野正吉美術館でいいじゃないのと思ってしまいます。むしろ、この現美術館を活かして超モダンにでも改修するほうが、資産を活かすこれからの方法で、知的な感じがするのですが。

来週日曜日は、安藤忠雄さんの講演会があります。ミーハーな私はそれも行くつもりで応募しました。

こちらが、現秋田県立美術館
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こちらが現秋田県立美術館側から見た新美術館。
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