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シックハウス講演会

10日(土)は建築士会北秋支部の女性委員会主催の講演会 「化学物質過敏症とシックハウス症候群ー住まいと健康」を聞いて来ました。
講師は、盛岡の独立行政法人 国立病院機構盛岡病院 の副院長 水城 まさみ先生。

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先生のスライドから一部紹介すると
診断基準
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症状
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症状が悪化する原因物質
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防ぐために1
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防ぐために2
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周囲の環境
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この他にもなかなかショッキングなものもありました。特に木材でスギやひのきは場合によって最悪との話には出来るだけ地元の素材を使って家づくりをしている身としては、困ったことになったと思いました。これは県などもただ杉を使えと言うだけではなく、シックハウスの危険性についてもしっかりと検証していただかないことにはうっかり使えないことになります。
また、電磁波についても症状は出るらしく、古い携帯などは特に出やすいとのことでした。

現在は建築基準法でホルムアルデヒドをはじめとしたいくつかの物質の建材への仕様は制限されていますが、それだけではほとんど解決にならないようです。また、建築だけでなく身の回りの様々な物、化粧水や殺虫剤、農薬、タバコの煙、排気ガスなども原因物質とのことなので、ほとんど防ぎようがない気もします。
健康住宅という言葉がかつてありましたし(今もあるか?個人的にはどうにも眉唾な感じがして嫌いな言葉でしたが)現在でも安全な家を売りにしているハウスメーカーなどありますが、家全体がでかい空気清浄機になっていない限り安全な家などあり得ない気がして来ました。

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