シロアリ研修会
30日に盛岡で新住協によるシロアリについてのセミナーがあり行って来た。長野でシロアリの駆除と加圧注入木材を造っている、株式会社ランバーテックの丸山専務さんが講師で、東北には利害関係がないので通常お答えしにくい事でもお伝えしますと、ざっくばらんにいろんな話を聞くことが出来ました。
講師の丸山さん

最初に新住協の会沢さんから新住協の建物での被害の写真を見せられました。間柱が見事にカスカス。断熱材のグラスウールは食わないそう。

まず、シロアリが発生したらどうするか。とりあえず発生した場所に薬剤散布は・・・ダメだそうです。薬剤はシロアリにとって嫌いなものなので、そこを避けるだけで、隣へ移るだけだからだそうです。
ヒノキや米ヒバなどは確かに嫌いで松などよりは食べられにくいそうですが、絶対ではないそうです。
これがシロアリにやられたヒノキの土台。

む・む・む じゃあ一体どうするんだと言う感じですが。
新住協のほとんどの人は基礎断熱を昔からやっていると思う。私もそうで、基礎断熱だとその断熱材の中を通ってくるので嶬道が見えない状態で内部に達する。じつは私の設計した家でも発生したことがあって、以降防蟻処理された断熱材を基礎断熱に使っている。でも防蟻断熱材までも食い荒らされたものもあったそうで、絶対ではないらしい。
それより新築なら、最初から防蟻処理をしておく方が大事との事。いまのところタームガードがいいらしい。
防蟻断熱材に掛ける予算をそちらに回すのも、確かに手だなあと思ったけど、5年ごとなどにずっとメンテナンスを建て主さんに強いる事になるので、その了解を得るのがなかなか大変そう。
床下が暖かい高気密高断熱の住宅はシロアリ被害が多いそうで、でも床下が昔のような造りでも給水や温水配管の断熱材の中を来たりと、どうも絶対はないらしい。被害にあったら事故と思うしかない面もあるが、事故に出来るだけ遭わないように対策をしておいた方がよさそうですね。
講師の丸山さん

最初に新住協の会沢さんから新住協の建物での被害の写真を見せられました。間柱が見事にカスカス。断熱材のグラスウールは食わないそう。

まず、シロアリが発生したらどうするか。とりあえず発生した場所に薬剤散布は・・・ダメだそうです。薬剤はシロアリにとって嫌いなものなので、そこを避けるだけで、隣へ移るだけだからだそうです。
ヒノキや米ヒバなどは確かに嫌いで松などよりは食べられにくいそうですが、絶対ではないそうです。
これがシロアリにやられたヒノキの土台。

む・む・む じゃあ一体どうするんだと言う感じですが。
新住協のほとんどの人は基礎断熱を昔からやっていると思う。私もそうで、基礎断熱だとその断熱材の中を通ってくるので嶬道が見えない状態で内部に達する。じつは私の設計した家でも発生したことがあって、以降防蟻処理された断熱材を基礎断熱に使っている。でも防蟻断熱材までも食い荒らされたものもあったそうで、絶対ではないらしい。
それより新築なら、最初から防蟻処理をしておく方が大事との事。いまのところタームガードがいいらしい。
防蟻断熱材に掛ける予算をそちらに回すのも、確かに手だなあと思ったけど、5年ごとなどにずっとメンテナンスを建て主さんに強いる事になるので、その了解を得るのがなかなか大変そう。
床下が暖かい高気密高断熱の住宅はシロアリ被害が多いそうで、でも床下が昔のような造りでも給水や温水配管の断熱材の中を来たりと、どうも絶対はないらしい。被害にあったら事故と思うしかない面もあるが、事故に出来るだけ遭わないように対策をしておいた方がよさそうですね。
コメント