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豊の国情報ライブラリー大分県立図書館2

またまた大分県立図書館についてです。
エントランスホールの内部は前のブログで紹介しましたが、このホールの外観がこれ。

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外壁は大理石のようでした。エントランス部分の庇はステンレス、、かな?
マッシブな箱に等間隔に並んだ小さな開口。この外観なのであまり気に止めることなく入ってみるとあの内部空間です。
知らないで入ったほとんどの人がビックリするのではないでしょうか。

ま、本にだけ興味のある人にとってはなんとも思わないかもしれませんが。

建築に携わるものとして気になるのは雨水をどうやって処理しているのかということ。ふつう屋根はスラブというコンクリートの床が
全体を覆っています。そこに水勾配をつけてドレインという雨樋を仕組んでいるのですが、内部から見たこの構造だと雨樋をつけているようには見えません。もし付けれるとしたら丸いコンクリートの部分ですが、それだと雨を落としてくるところがありません。
丸いコンクリートの部分をよく見ると真ん中に穴が4個あいてます。まさかあの穴から雨が室内に落ちてくる・・・なんてことはないですよね。

外観を見ると、壁の上の部分が汚れています。まさか、壁の4方向に垂れ流している?? まさか ね

構造的にも屋根スラブがなくてどうやって水平力を負担させているのかなど不思議いっぱいです。

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