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富岡製糸場

1日から草津温泉や軽井沢、そして世界遺産の富岡製糸場を旅行してきました。その中で一番印象に残ったのが富岡製糸場の修復現場。国宝の西置繭所が現在保存修復中で見学コースがあって見ることができます。

世界遺産で国宝の修復工事ともなるとここまでやるんだという驚きがいっぱいありました。
そのひとつが仮設足場の養生シート。工事は大きな建物をすっぽりと覆う、鉄骨でできた素屋根がかかっていて建物周囲には足場がかかっています。なので工事中は建物の外観は見えないはずなのに、見えてます。
最初全然気づきませんでした。

見学コースへ向かう途中から。正面に見えているのが修復現場です。
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当たり前に綺麗に外観が見えてます。その隣のガラスが入ったところが見学スペースらしいです。この作りもすごくカッコイイ。まるでモダン建築です。とても仮設の見学用施設に見えません。

でも近づくにつれてなんか変な感じがしてきました。何が変なのかはわからないけど、なんか変なんです。
で結構近づいてからわかりました。

170903tomioka02.jpg

なんと外観だと思っていたのは足場にかけられた養生シートだったのです。養生シートに外観をプリントしてぴっちり張っているのです。上の写真をよ〜く見てください。

ほんと驚きました。ここまでやるんだという。

見学施設内部には色々展示もあっていちいち感心してきましたが、内部は写真撮影禁止なので写真を撮れなかったのと、日曜日だったので工事が行われていなかったのが残念でした。