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あちー

いや~熱い もとい暑い!いつぞや冷夏か と書いたが、どっこい真夏がやってきた。
でも、これが本来の夏だから、がまんがまん。
我家にはエアコンがないので、簾をして朝日や西日を家に入れないようにして、窓を開けて風通しを良くする。昔からの日本の夏の家の基本ですな。
やっぱりこうなると、深い軒の出があると良い。

昨日書いた民家はその点実に良くできている。きっと涼しいだろうな。

我家なんて軒は南側しか出ていない。そのかわり南側の軒の出は、1.2mもある。だから夏の暑い日差しは入らない、なんてのは全くのうそっぱちで、午前は東から午後は西の窓からガンガン入る。だから簾で防いでる。その上、なんと南側の屋根にはでっかいルーフウインドウが三つもついてる。ここからの日差しは強烈だ。

なんでこんな設計になってるかと言うと、前は南側も西側も鬱蒼とした木々で覆われていて、窓から日なんて入らなかったのだ。屋根のルーフウインドウしか日の入る窓がなかったので、付けた。雑木林なので冬は葉を落とし日差し一杯で、夏はルーフウインドウをも覆う高い木から木漏れ日が差す程度で、だからこの家は夏でもとても涼しかった。エアコンなんかいらなかった。それが、一昨年雑木林の木が切られてから、我家の夏の状況は一変した。
いや、夏ばかりでなく冬も秋も一変した。季節風や、台風などの強い風もまともに当たるようになった。

秋になると大量の落ち葉が道路を埋め尽くしたり、クルミの実が道路に止めていた車の屋根に落ちて、傷が付いたと苦情が行ったり、強い風で木が倒れて近くの家にぶつかったりと、いろんな苦情が持ち主のところに沢山いってたと思うと、木を切ったのもしかたがなかった。我家にとっては雑木林はなくてはならないものだったが。

暑さの話から木の話になってしまった。

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